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川崎医科大学の出身高校ランキングを紹介!医学部の入試情報も解説

川崎医科大学の出身高校ランキングを紹介!医学部の入試情報も解説

岡山県倉敷市にある川崎医科大学は、1970年に設立され中国・四国地方で唯一の私立医科大学として附属病院とともに地域医療に貢献する歴史ある大学です。

川崎医科大学に興味があり、「どのような高校から合格しているのか」「自分の高校のレベルから合格できそうか」と気になっている受験生もいるのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、川崎医科大学の合格者の上位出身高校と特徴、川崎医科大学合格を目指すために知っておきたい基本的な入試情報についても解説します。

川崎医科大学の出身高校ランキング

川崎医科大学 出身 高校

川崎医科大学の出身高校上位20校【偏差値付き(過去3年間)】

まずは、川崎医科大学合格者の出身高校の上位20校と上位校の特徴について見てみましょう。

順位公立/私立高校名偏差値都道府県直近3年合格者数平均(人)
1位私立四天王寺高等学校73大阪府4.3
1位私立岡山高等学校62岡山県4.3
3位私立岡山白陵高等学校72岡山県4.0
4位公立岡山朝日高等学校67岡山県2.3
5位私立広島城北高等学校61広島県2.0
5位私立修道高等学校69広島県2.0
7位私立筑紫女学園高等学校68福岡県1.7
7位私立明治学園高等学校福岡県1.7
7位私立清風高等学校71大阪府1.7
7位公立岡山大安寺中等教育学校 後期課程岡山県1.7
11位公立津山高等学校60岡山県1.3
11位私立小林聖心女子学院高等学校兵庫県1.3
11位私立就実高等学校70岡山県1.3
11位私立大谷高等学校60大阪府1.3
11位私立真和高等学校68熊本県1.3
11位私立滝高等学校71愛知県1.3
11位私立ノートルダム清心高等学校広島県1.3
11位私立秀明高等学校71埼玉県1.3
19位私立高田高等学校64三重県1.0
19位私立広島女学院高等学校広島県1.0

※みんなの高校情報を基に集計

※偏差値に幅がある学校は一番高い偏差値を記載

※医学部以外も含む

※表内「-」は中高一貫校のため高校の偏差値なし

川崎医科大学の出身高校の特徴

川崎医科大学の出身高校の特徴は、西日本を中心としているものの全国各地に広がっている点と中高一貫校の多さです。

特に上位20校の中で公立高校はわずか3校であり、私立高校からの進学が圧倒的に多くなっています。

また、1位の四天王寺高等学校以外は年度によって進学人数にばらつきがあり、毎年多くが進学している高校はほとんどありません。

詳しくは後述しますが、川崎医科大学は医学部のなかでは偏差値が低めのグループに入ります。

そのため、「合格できそうな大学を滑り止めとして受験している」「高校受験を経験していないので受験難易度が低そうな大学を受験している」といった層が多いと考えられます。

ただし、あくまで「医学部のなかで」難易度が低いということであり、出身高校の偏差値も決して低くはありません。

川崎医科大学には付属高校があり、推薦型選抜の倍率が1.2倍と低いため付属高校が主な出身高校といえるでしょう。

川崎医科大学医学部の入試データ分析

川崎医科大学合格者の出身高校の大まかな傾向がつかめたところで、次に川崎医科大学の具体的な入試に関するデータについて見てみましょう。

医学部合格に必要な偏差値

川崎医科大学医学部の偏差値は一般・地域枠ともに60.0と最も低いグループに属しています。

ただし、医学部は最難関学部の一つであり、私立大学全体では最も低いグループの偏差値は40台です。

偏差値60は「受験生全体の上位15.87%に入っていること」を示す数値であり、川崎医科大学の偏差値60でも十分に高い水準といえるでしょう。

したがって「最も低いグループだから学力が多少低くても大丈夫」ということでは決してありません。

直近の倍率と志願者数の変動

川崎医科大学の、直近3年の実質倍率と志願者数の推移は以下のとおりです。

入試方式2024年度2023年度2022年度
一般選抜24.525.619.1
岡山県地域枠6.85.37.2
静岡県地域枠6.05.87.7
長崎県地域枠4.26.35.7

志願者数は横ばいもしくは微減傾向にあるものの、一般選抜の実質倍率は直近3年でおおむね上昇傾向にあるといえるでしょう。

一方、地域枠はばらつきはあるものの4~7倍程度の実質倍率で推移しています。

公式サイトによると、川崎医科大学の一次試験合格のボーダーは直近3年間で350点中206~223点台です。

川崎医科大学の特徴

川崎医科大学 出身 高校

ここでは受験を検討している受験生に向けて、川崎医科大学の主な特徴について解説します。

特徴1:全寮制の採用

川崎医科大学の特徴の一つが、他地方から進学した学生だけでなく1年生全員が入寮する全寮制を採用している点です。

1学年の学生全員が寮において共同生活をすることで「自主・自立・連携」を促し、「人間(ひと)をつくる」という建学の理念の一つに基づいた学生の育成を目指しています。

遠方から進学する学生も多い川崎医科大学の特色を活かした制度により、豊かな人間性の醸成とともに個別活動が多い大学生活における友人作りを後押しします。

特徴2:少人数チューター制度

川崎医科大学のもう一つの特徴が、学年を縦割りにしたグループごとに指導教員を配置するチューター制度です。

先輩との交流を通じて学習の疑問点や悩みの解消ができるだけでなく、上の学年に進級したときのイメージが付きやすい点も大きなメリットでしょう。

出典:川崎医科大学

◇特徴3:地域医療に特化したカリキュラム

川崎医科大学医学部は、地域医療に力を入れている大学としても知られています。

附属病院は「地域医療指定病院」の承認を受けており、「地域医療連携室」の設置により地域の医療機関との連携を図るなど地域医療に重要な役割を果たしています。

そのため、大学でも地域枠を多く設定しているほか、地域枠で入学した学生を「地域医療ゼミ」として小グループで1年次から卒業まで一貫した指導を行うなど地域医療に興味がある人にとって充実した環境です。

川崎医科大学医学部合格の入試形式と必要科目

川崎医科大学 出身 高校

次に、川崎医科大学医学部の入試形式と必要科目について解説します。

<一般選抜・地域枠>

【一次試験(配点350点)】

科目内容配点
英語英語コミュニケーションⅠ論理・表現Ⅰ英語コミュニケーションⅡ論理・表現Ⅱ英語コミュニケーションⅢ論理・表現Ⅲ100
数学数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ数学 A(場合の数と確率、図形の性質(「数学と人間生活」は除く))数学B(数列、統計的な推測(「数学と社会生活」は除く))数学 C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面(「数学な表現の工夫」は除く))100
理科※2科目選択物理基礎、物理化学基礎、化学生物基礎、生物150

【二次試験】

科目配点
面接一般選抜:100地域枠:150+段階評価
小論文段階評価

川崎医科大学では、一般選抜・地域枠とも受験科目は一次試験・二次試験とも同様です。

難易度はそれほど高くなく、標準レベルの問題が多い傾向のため基本問題をまんべんなくしっかりおさえておくとよいでしょう。

また、総合型選抜では出願資格が18歳以上22歳以下の4浪まで可能と、既卒生への門戸が広い点が特徴的です。

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まとめ

川崎医科大学 出身 高校

川崎医科大学は附属病院とともに地域医療を支える存在としての歴史があり、医師としてだけでなく学生の総合的な人間性の育成に力を入れている大学です。

川崎医科大学は記事でも解説したように医学部のなかでは偏差値が低いものの、一般選抜の倍率は約19倍〜26倍と簡単に入学できる大学ではありません。

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