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近畿大学医学部の出身高校ランキングを紹介!入試情報も解説

近畿大学医学部の出身高校ランキングを紹介!入試情報も解説

関西の大学の中でも、全国的に高い知名度を誇る近畿大学。

一般入試の志願者数が2025年で11年連続1位となり、全国から注目を集めています。

特に医学部は、医療分野での実績と評価が高く、多くの受験生にとって憧れの進学先となっています。

近畿大学医学部に合格するためには、偏差値や倍率、入試形式などの詳細な情報を知り、効果的な受験対策を行うことが重要です。

また、過去の合格者がどの高校から多く輩出されているのかを知ることで、自分の高校の合格実績や傾向を把握し、受験戦略を立てやすくなります。

そこで今回は、近畿大学医学部の出身高校ランキングをデータとともに紹介し、偏差値や合格のポイントについて詳しく解説します。

近畿大学医学部の出身高校ランキング

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近畿大学医学部を志望する受験生にとって、「どの高校からの合格者が多いのか?」は気になるポイントのひとつです。

上位の高校を分析することで、合格者の傾向や学力レベルを把握する手助けとなります。

ここでは、近畿大学医学部の合格者数が多い高校のランキングを、出身高校の偏差値とともに紹介します。

近畿大学医学部の出身高校ランキングトップ20【偏差値付き】

まずは近畿大学医学部の出身高校の合格者数上位20校の紹介です。

偏差値も記載しているので、あわせて参考にしてください。

順位種類高校名所在地合格者数偏差値
1位私立四天王寺高等学校大阪府18人50〜73
2位私立洛星高等学校京都府13人60〜63
3位私立帝塚山高等学校奈良県9人66〜72
4位私立清風高等学校大阪府8人61〜71
5位私立洛南高等学校京都府7人70〜73
6位私立甲陽学院高等学校兵庫県6人69
7位私立清風南海高等学校大阪府5人73
7位私立智辯(ちべん)学園和歌山高等学校和歌山県5人53〜73
7位私立愛光学園高等学校愛媛県5人74
10位府立茨木高等学校大阪府4人72
10位私立大阪星光学院高等学校大阪府4人75
10位私立神戸女学院高等学部兵庫県4人65
10位私立西大和学園高等学校奈良県4人68〜75
14位府立北野高等学校大阪府3人75
14位私立小林聖心女子学院高等学校兵庫県3人40〜43
14位私立奈良学園登美ヶ丘高等学校奈良県3人48〜60
14位私立金蘭千里高等学校大阪府3人48〜58
18位私立東山高等学校京都府2人46〜66
18位国立大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎大阪府2人73
18位私立大阪国際高等学校大阪府2人46〜67

※出典:サンデー毎日、みんなの高校情報を基に集計

※中高一貫のため、一部中学入学時の偏差値を記載

近畿大学医学部の出身高校の特徴

近畿大学医学部は大阪府の大学ということもあり、関西の高校が全体の7割を占めています。

私立が上位を独占・ランキングの大半を独占しており、府立と国立がごくわずかという状況。

これは医学部に限らず、近畿大学全体でも同様です。

洛星高等学校や奈良学園登美ヶ丘高等学校などの中高一貫校もランクインされているものの、合格者数はそれほど多くありません。

出身高校の偏差値を見ると、70以上の難関校が多い一方で、50未満の高校からの合格者も一定数います。

これは、近畿大学医学部の偏差値が69であり、全国の医学部の中では最上位ではないものの、十分に難関であることを示しています。

近畿大学医学部に合格しやすい高校は?

近畿大学全体では、公立高校からの合格者も多いですが、医学部に限ると私立からの合格者が多くなっています。

前述したランキングを見ると、府立や国立高校からの合格例もありますが、公立高校は上位20位には含まれていません。

ただし、各公立高校からは、少人数ながら合格者が出ていると考えられます。

このことから、公立高校からの合格は可能ではあるものの、私立高校と比べると難易度が高い傾向にあるといえます。

特に医学部を目指す場合は、受験対策が充実した高校や進学塾との併用が重要になるでしょう。

関西以外の高校からでも合格できる?

近畿大学医学部の合格者は、関西圏の高校出身者が半数以上を占めています。

しかし、合格者の出身地は全国に分布しており、北は北海道、南は沖縄まで、幅広い地域から受験生が合格しています。

特に大阪府からの受験生が多いものの、偏差値50以上の高校でしっかりと学力をつけ、好成績を修めれば合格の可能性は十分にあります。

関西圏以外からの受験生でも、適切な対策を講じることで合格を目指すことが可能です。

2024年の入試傾向は?

近畿大学医学部の入試内容や傾向を知ることは、受験対策を進める上で重要です。

ここでは、2024年度の一般選抜試験の出題傾向を紹介します。

科目方式配点制限時間
科学記述式・穴埋め式2科目200点(各100点)120分(2科目)
物理穴埋め式2科目200点(各100点)120分(2科目)
数学記述式・穴埋め式100点60分
英語マーク式100点60分
生物記述式2科目200点(各100点)120分(2科目)

2次試験の概要は以下の通りです。

小論文試験(制限時間40分)テーマに沿って400文字の文章を作成する形式。最近の医療トピックスが出題されることが多いため、最新の医療ニュースに目を通しておくことが重要。
面接試験受験生1名と面接官2名による個人面接。医師志望の理由や、チーム医療の考え方、良い医者とは何かなどの質問が想定される。過去の質問内容をリサーチし、自分の考えを整理しておくことが大切。

入試の難易度は決して低くありませんが、過去問演習や模試の活用、面接対策をしっかり行うことで合格の可能性を高められます。

近畿大学医学部の特徴

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近畿大学医学部は、昭和49年(1974年)に設立されて以来、日本の医療を支える優秀な医師を多数輩出してきました。

その理由のひとつが、少人数制の学習プログラムです。

少人数での授業により、個々の学生に対する指導が行き届きやすく、より深い学びが可能となります。

特に、以下のような専門性の高いプログラムが特徴です。

生命科学人体構造医統計学医物理学医用科学数理科学医学英語医療イノベーション学生死論人権と社会

※プログラムの一部です。

50年の歴史を持つ近畿大学医学部では、実践的なカリキュラムを通じて、医療現場で即戦力となる人材の育成に力を入れています。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

近畿大学医学部は、全国の医学部の中では最難関ではないものの、合格するためには計画的な学習と的確な受験対策が不可欠です。

しかし、「どのように勉強すればよいのか」「独学では不安」と感じる受験生も多いのではないでしょうか。

そんな悩みを解消し、医学部合格へ導くのが医学部専門予備校「京都医塾」です。

難関医学部にも対応した独自のチーム指導

京都医塾では、京都大学出身の実力派講師が正社員として指導にあたり、一貫した教育方針のもとで生徒をサポートしています。

月3回の教科別会議と月1回の担当者会議を実施し、生徒の学習進捗を可視化しながら、必要に応じてカリキュラムの調整を行っています。

また、1対1のマンツーマン指導と少人数グループレッスンを組み合わせることで、生徒一人ひとりに合わせた学習指導を行い、基礎固めから医学部受験対策まで柔軟に対応しています。

こうした個別指導とグループ学習のバランスにより、効率的に学力を向上させることが可能です。

志望校合格に向けた個別カリキュラムの作成

医学部合格を目指す上で重要なのは、現在の学力と志望校が求める学力のギャップを把握し、適切な学習計画を立てることです。

京都医塾では、学力診断テストや模試の結果を分析し、合格に必要な力を明確にした上で、個別カリキュラムを作成します。

1年間の学習スケジュールを詳細に計画し、各科目の学習タスクを明確に設定することで、受験生が効率よく学習を進められるようサポートします。

特に、自主学習時間の管理にも重点を置き、生徒が計画通りに学習を進められるような環境を整えています。

模試結果を即時分析して学習計画に反映

医学部受験では、単に学習量を増やすだけでなく、現状の課題を特定し、弱点を補強することが重要です。

京都医塾では、模擬試験や各種テストの結果をもとに、個々の生徒に最適な学習プランを随時見直し、必要な学習内容を柔軟にアップデートしています。

カウンセリングを通じて学習の不安や悩みを解消しながら、各生徒にとって最も効果的な指導を行うことで、志望校合格への道を切り開きます。

最新の入試傾向を取り入れた対策を講じることで、より実践的な学習が可能となり、多くの医学部志望者に支持されています。

まとめ

近畿 大学 医学部 出身 高校

近畿大学医学部は全国の医学部の中では比較的合格しやすい部類に入るものの、医学部受験自体が高難度であり、計画的な学習が不可欠です。

合格者の多くは関西の私立高校出身ですが、偏差値50未満の高校からの合格者も一定数おり、十分な対策を行うことで合格の可能性を高めることができます。

医学部合格には、適切な学習環境と効果的な指導が不可欠です。

まずは自分の現在の学力と合格可能性を知ることが重要です。

京都医塾では、無料の合格診断を実施しており、現在の学力と志望校への適性を分析することができます。

独学での学習に不安を感じる場合や、医学部受験に特化した指導を受けたい場合には、京都医塾が最適な選択肢となるでしょう。

まずは無料の合格診断を受け、合格の可能性と適切な学習プランを確認してみてください。