入試の前日は気持ちが落ち着かず、まさに、居ても立っても居られないという状態になる受験生の方も多いはずです。
ただ、上記のように、この入試前日にあたふたした過ごし方をしてしまうと、当日を迎えてから思わぬミスを連発してしまう原因にもなり得ます。
そこで今回の記事では、入試に挑むすべての受験生の方々に向けて、入試前日のおすすめの過ごし方についてまとめました。
目次
入試前日はとにかくリラックス重視の過ごし方を意識
「入試前日はとにかく気持ちを落ち着かせたい」
多くの受験生が、そのように強く感じているはずです。
しかしながら、そうは思っていても、勉強も手につかないほど緊張してしまう人もいるのではないでしょうか。
入試では、これまで積み上げてきた努力が試されるわけですから、ソワソワしてしまうのも当然のことです。
そこで、こちらの項では、入試前日になるべくリラックスして、心穏やかに過ごすための方法を紹介していきましょう。
ポジティブな言葉を口にする
何度も述べていますが、入試前日は誰しも平常心ではいられません。
「失敗したらどうしよう」、「落第したら親に申し訳ない」といったネガティブな感情が、とめどなくあふれ出てきて仕方がないといった人もいるでしょう。
そういった人は、むしろポジティブな言葉を口にして、過ごし方に変化を加えてみてください。
たとえば、「ついに、明日は入試当日だぞ。頑張った成果を出してやる!」ですとか「やってやるぞ!」といった具合に、上向きな言葉を発するのです。
これは、「リアプレイザル」という心理コントロールテクニックの一つで、実際にハーバード大学の行った実験では、被験者の心理状況がポジティブな方向へと変化を遂げていることが確認されています。
友人やペットと触れ合う
多くの方がご存じのとおり、人間は社会的な動物です。
太古の昔から集団で暮らしてきた歴史があるため、自然と誰かと一緒に暮らすように進化してきました。
その影響もあり人間は誰かと、または動物などと親しく触れ合うことで幸せを感じるようにできています。
これは科学的にも証明されており、専門的な言葉を使うと、上述した触れ合いによって「オキシトシン」というホルモンが脳内で産生され、安らぎを感じることが明らかになっています。
安らぎを感じている人は、必然的に心中が穏やかになりますから、入試前日の過ごし方としてはベストとも言えるでしょう。
入試前日の過ごし方で悩んでいる人は、ペットや親しい人と交流してみることをおすすめします。
アロマで心身ともにリラックス
アロマオイルを用いてリラックス効果を得るのも、入試前日のおすすめの過ごし方の一つです。
アロマオイルは元来、悪魔払いなどの儀式に用いられてきましたが、現代では様々な方法で、香りの持つ健康的な効能が利用されています。
アロマオイルを使ったことがない人には、敷居が高いように感じる方もいるかも知れませんが、実を言うと使用方法はいたって簡単。
お風呂にお湯をはり、オイルを1滴から2滴ほど垂らすだけです。
そして、そのまま入浴すれば香りの効果で、心身を落ち着かせることができます。
ちなみに、おすすめの香りはラベンダーやローズウッドなどです。
これらの香りは、交感神経を鎮めて脳の興奮を抑えてくれる効果がありますから、心を平穏に保つための一助として役立ちます。
入試前日の過ごし方は体調管理にも気配りを
入試前日の過ごし方で大切なことは、体調管理への気配りです。
いくら精神的に平穏な状態であっても、身体の方が本調子でなければ、入試本番でも実力を出し切れません。
そこで、こちらの項では、肉体的な健康をキープするための方法にスポットを当てて、解説していきましょう。
食事には万全の注意を
入試前日は翌日に備えて、胃腸に優しいメニューで済ますことをおすすめします。
なぜなら、消化の悪いものを食べてしまうと睡眠にも悪影響を及ぼしますし、生ものには食中毒の危険が潜んでいるからです。
入試の前日には消化によく、かつ加熱調理してあるものを優先して選んで食べましょう。
なお、昔はゲンを担いでかつ丼を食べる人も見られましたが、かつ丼は脂分が多く消化に時間がかかるため、入試前日の食事には向いていません。
ホテルでの過ごし方はひと工夫を
入試に向かう受験生の方の中には、遠方の医学部へチャレンジするといった人もいるのではないでしょうか。
そういった際には、基本的にホテルなどの宿泊施設を利用することになりますが、宿泊先の過ごし方にも工夫を加えて、入試当日をベストな体調で迎えたいところです。
ここでポイントとなるのは、ホテルではどういった機器をレンタルしているかといった点にあります。
たとえば、加湿器のレンタルが受けられれば、新型コロナウイルスなどの感染症の予防に一役買ってくれます。
感染症を予防できれば試験でもきちんと実力を発揮できますから、よりよい入試前日の過ごし方を考えるうえでは、ぜひレンタルしたいアイテムです。
入試前日はチェックリストを作成・確認
入試の前日では、当日における持ち物のチェックをすることも、重要な過ごし方の一つになります。
入試当日になってから慌てないように、受験票など絶対に必要になる持ち物は事前にチェックリストを作成しておいて、忘れ物のないよう対策をしておきましょう。
ここでは参考として、チェックリストの例を掲載していますので下記表を見ながら、ご自身に見合ったリストの作成に役立ててください。
▼チェックリスト作成例
受験前日の宿泊先で必要なもの | 試験当日で使用するもの | 受験前日に用意しておくと便利なもの |
着替え(余裕を持って、少し多めに用意) | 受験票 | 防寒具(カイロやブランケットなど) |
歯ブラシや洗顔料などの日用品 | 身分証(生徒手帳や免許証など) | スマホと充電器 |
宿泊先で使用するクーポン等 | 鉛筆削り | のど飴(セキを抑えられるほか、ちょっとした糖質補給にもなる) |
サイフ(小銭は別途、小銭入れで携帯) | 腕時計など(アラームは必ずオフにしておくこと) | 除菌用シート |
傘、レインコートなどの雨具 | サイフ(左記同様、小銭入れも別に用意しておくとよい) | 受験会場付近のマップ |
目覚まし時計(アプリでも可) | ハンカチやティッシュ、マスク類(マスクは今や必需品。予備も用意すること) | 交通系電子マネー(切符を買う時間を短縮するために必要) |
学生募集要項(募集要項には、試験に関する情報が記載されているので要準備。また、キャンパス内のマップや試験会場などの情報も記載されている。敷地内で迷子になっても大丈夫なようにも用意しておく) | 参考書やまとめノート(まとめノートは短時間で学習の振り返りができる) | お守り(個々人の評価によるところが大きいアイテムだが、気休めとして用意してもよい) |
常備薬(必ず用意) | 弁当、飲み物類(緑茶、コーヒー、紅茶は利尿作用があるので注意。麦茶やほうじ茶など利尿作用がないものを選ぶこと) | – |
上記チェックリストのほかにも、よく用いられるのは着脱が容易な羽織ものや、ハンドタオル、目薬などがあげられます。
こういったチェックリストの作成は勉強とは関係がありませんが、トラブルなく試験まで漕ぎつけるためには、とても重要な作業です。
自分だけのリストを作り、入試前日を最大限に生かした過ごし方にしてください。
入試前日は翌朝の過ごし方もシミュレート
入試前日の過ごし方の中で、どうしても外せないのが、入試当日をシミュレートする作業です。
入試当日のシミュレーションは1週間ほど前からしているはずですが、もう一度繰り返してみることで、思わぬミスの回避にもつながります。
そして、入試前日でとくに注意して確認しておきたいのは、翌朝の天気予報です。
なぜなら翌日の天候によって、道路や電車の混雑具合も変わる可能性があるからです。
とりわけ北陸や東北の日本海側、北海道などの豪雪地域では、雪の影響によって受験会場までの移動時間が前後する確率が高まります。
このように入試前日には、前日ならではのシミュレーションがありますので、こちらについても抜かりなく実施しておきましょう。
本気で医学部合格を目指すなら京都医塾
入試前日の過ごし方は合否の別れ目につながるため、不安を覚えたり、ナーバスになってしまう人も大勢いるはずです。
仮に入試で落ちてしまえば、待っているのは浪人生活か、もしくは進学とは別の道などになってしまいますから、神経質になるのも無理はありません。
そのため、受験生の方々の中には、受験前日までも手厚くサポートをしてくれる予備校を探している人も多いのではないでしょうか。
そういった方々の大きな頼りとなるのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。
京都医塾は優れた学習指導と優れたメンタルケア、加えて優れた体調管理といった、合格のためのサポートがすべて揃った教育施設として、全国的にも注目を集めている、医学部受験特化型の予備校です。
ここから先は、そんな京都医塾のサポート内容について詳しく紹介していきましょう。
世界に一つだけの「オーダーメイドカリキュラム」
当然のことながら、受験生のみなさんは一人ひとり学力に差異があります。
人間である以上、教科ごとの実力に個人差が生まれるのはあたり前のことといえるでしょう。
京都医塾では、そういった「あたり前のこと」に注目し、受験生のみなさんの実力に見合ったカリキュラムを組んで指導を行っています。
このカリキュラムは「オーダーメイドカリキュラム」と呼ばれるもので、受験生ご本人の能力を、潜在的な部分にまで掘り下げて分析し時間をかけて作る、世界でたった一つの特注品です。
受験生の力を丹念に分析して作成されたカリキュラムですから、医学部合格を勝ち取るための効果的な授業が受けられると大変な評判です。
入試前日・当日のすべてを任せられる安心のサポート
京都医塾では、受験生のみなさんをお預かりした日から入試前日、加えて入試当日まで完全なサポートを実施し、医学部合格のためのあらゆるバックアップを行っています。
たとえば遠方への入試では、普段から授業を行っている講師やスタッフが同行し、京都にいるときと同じフォロー体制を実現します。
遠征にともなう環境の変化で体調を崩す受験生もまれに見られますが、当塾では上記のように気心が知れた職員が随伴して支援を行いますから、トラブルに見舞われるリスクを未然に防ぐことができます。
さらに当日は、起床や食事、持ち物の再チェックといったきめ細かいサポートも行い、心身ともに万全の状態で入試に臨んでいただけるよう最後まで寄り添います。
まずは「一泊二日医学部合格診断」をどうぞ!
数ある学部の中でも最難関に数えられるのが医学部です。
入試問題が難解であることもさることながら受験者の数も多いため、合格するには人並外れた努力が必要とされます。
このことから受験生の方の中には、優秀な予備校でしっかりした授業を受けたいと思っている人もいるはずです。
ただ、ひと口に予備校選びといっても、受験のための教育施設は数限りなくありますから、どこを選んだらよいか判断に困ってしまう人もおられるかと思います。
そんな方々に当塾がおすすめしているのが、「一泊二日医学部合格診断」というプログラムです。
こちらのプログラムは、京都医塾の雰囲気を味わってもらいたいという願いから実施しているもので、体験授業や実力診断、合格までのプランニングなど盛りだくさんのサービスでお迎えしております。
交通費や宿泊費は、すべて当塾で負担しておりますので少しでも興味のある方は、お気軽にお申し込みください。
まとめ
入試の前日ともなると不安感や焦燥感に襲われて、居ても立っても居られない状態になる受験生の方も多いはずです。
しかし、この入試前日にあたふたした過ごし方をしてしまうと、当日になってから思わぬミスを連発してしまう原因にもなり得ます。
そうなってしまえば、本来の力が発揮できず入試に失敗してしまうことも考えられます。
そのため、受験生の方々の中には、入試の前日も手厚くサポートをしてくれる予備校を探している人も、多いのではないでしょうか。
そういった方々の大きな頼りとなるのが、医学部専門予備校の京都医塾です。
京都医塾は優れた学習指導と優れたメンタルケア、加えて優れた体調管理といった、合格のためのサポートがすべて揃った医学部受験、特化型の予備校です。
私たちにバックアップを任せていただければ、入試前日の過ごし方はもちろん、当日の朝の過ごし方までも、ありとあらゆる支援で最後までサポートいたします。
本気で医学部合格を目指す人には、入試前日はもちろん、合格を決める最後の瞬間まで支援をし続ける京都医塾こそがうってつけです。
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ご予約については、電話やメールなどで随時承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。