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医師の将来性は?今すべきことを様々な観点から解説!

医師の将来性は?今すべきことを様々な観点から解説!

「医師」という職業をイメージした際に、大半の人が高収入で安定しており、またバツグンの将来性を有していると思い浮かべるのではないでしょうか。

しかし、時代の流れが変わるとともに医師たちを取り巻く環境や将来性にも、少なからず変化の兆しが見えてきました。

そのため、受験生の中には、医師としての将来性が今後どのように変わっていくのか、大きな関心を持っている方もいるはずです。

そこで今回の記事では、医師たちが置かれている現状を解説するとともに、医師の将来性を安定なものにするために、やっておくべきことを色々な視点から解説していきましょう。

医師たちを取り巻く現状と今後起こりうる変化は?

医師 将来性

まずは、現在の医師たちを取り巻いている現状や、今後起こりうる変化について解説していきましょう。

ここでは、医師たちを取り巻いている現状、そして今後起こりうる変化の中でも主だったものを4点取り上げてまとめました。

医師の人数は増加傾向にあり

最初に解説する、医師たちを取り巻いている現状、そして今後起こりうる変化は、医師の人数は増加傾向にあるというものです。

厚生労働省が2020年に発表した、「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、同年における医師の数は全国でおよそ33万9,000人となっています。

これは人口10万人に対して医師の数が269.2人という数字です。

この値は1982年からの統計以降、最も高いものとして記録されています。

要因の一つとしては、一般的な企業が定年制度として60歳から65歳という年齢を設けているのに対し、医師の場合は定年制度のない医療機関があったり、再雇用制度のある医療機関があることが指摘されています。

つまり、医師は新たに働き始める方がいる一方で、高齢の方でも働き続けているため、増加し続ける傾向にあるということです。

このように書くと、自分でも医師としてやっていけるのかと心配になる受験生もいるかも知れませんが、心配には及びません。

後述する将来のためにやっておくべきことを実践しておけば、自身の将来は明るさに満ちたものとなるはずですので、ぜひ最後までお読みください。

医療用AIの進化

二番目に解説する、医師たちを取り巻いている現状、そして今後起こりうる変化は、医療用AIの進化です。

医療用AIの進化は現在進行形で行われているものであり、かつ今後起こりうる変化の代表格と言えるでしょう。

現在の医療の現場でも医療用AIは一部運用されていますし、今後もますます需要が増えることは間違いありません。

これにより、新しい診断方法が生まれたり、全国どこにいても最新医療が受けられる環境が整備されたり、加えて医療従事者の負担が減ることが期待されています。

少子高齢化が患者数の減少を招く可能性も

三番目に解説する、医師たちを取り巻いている現状、そして今後起こりうる変化は、少子高齢化が患者数の減少を招く可能性もあるというものです。

多くの方がご存じのとおり、現在の日本では少子高齢化による人口減少が問題となっています。

人口の減少が進むということは、患者数の減少を招くということも意味しています。

そのため、医師の需要が減ってしまい、一部の医師は収入の減少が起こってしまうことも危惧されています。

ただし、その一方で、2025年には団塊の世代が75歳以上になることから、そのことが起因して一時的か、もしくは長期的に医師をはじめとする医療従事者の需要が増えることを予想する方もいます。

いずれにせよ、人口減少による患者数の変化は医師の需要の変化を招き、医師の将来性に多少なりとも変化をもたらしますので、今のうちから様々なメディアから情報を得ておくとよいでしょう。

自身の将来性への影響が増した「新専門医制度」

最後に解説する、医師たちを取り巻いている現状、そして今後起こりうる変化は、「新専門医制度」による、医師の将来性への影響の増加です。

新専門医制度とは、2018年から開始された新しい制度で、医師が様々な診療域で教育を受け、必要な知識や経験を保持することを目的としたものです。

従来の専門医制度との大きな違いは、各医療機関が独自に設けていた「後期研修医」の制度が終了し、日本専門医機構に制度が一任されたことにあります。

そんな新専門医制度ですが、早い段階から専門領域を決定する必要があるため、きちんと考えてから選ばないと、自身の将来に大きな影響を与えてしまう可能性があります。

このように、新たな制度の創出により現在の医師たちは、将来性を重視するのならより一層熟考する必要に迫られるようになりました。

医師が将来のためにやるべきこと

医師 将来性

前項では、医師を取り巻く現状と今後起こりうる変化について解説しました。

医療用AIの登場により医師たちの負担が減るという将来性が見えた一方で、医師の数は増加傾向にあるという難しい将来性もわかっています。

このような情報を聞くと、医師になることは本当に将来性があるのかなと不安になる方もいるかも知れませんが問題ありません。

やるべきことさえ行っていれば、将来性に満ちた未来が待っています。

そこで本項では、医師が将来のためにやるべきことを、6つピックアップして解説していきましょう。

スキルと知識の習得

最初に解説する、医師が将来のためにやるべきことは、スキルと知識を十分に習得するための努力を怠らないことです。

医療の世界は日進月歩であることは、多くの方が知るところです。

そんな医療の進化に置いて行かれないようにするためには、知識と経験をしっかりと習得して実力を高めておくことが必要不可欠と言えます。

そして実力をきちんと高めておけば、今後荒波にもまれるような変化が起ころうとも、ご自身の医師としての需要が衰えることは皆無ですから、豊かな将来性を確保することができます。

開業を検討する

二番目に解説する、医師が将来のためにやるべきことは、開業を検討しておくことです。

医師免許を取得した医師の中には、大学病院などで勤務医として働く方も少なくありません。

大学病院であれば安定した収入がありますから、将来性も問題ないとも言えます。

しかし、大学病院の勤務医などの場合、給料は一般的に基本給と各種手当という定めがありますから、決まった以上の賃金は見込めません。

また、勤務先によっては激務に見舞われることもあるかもしれません。

しかし、開業医であれば稼いだ分だけ収入が増えていきますし、診療方針や勤務時間についても個人の裁量で決定することができます。

このように医師としての将来性を安定させるための方法として、開業を検討するというものもありますので、頭の片隅にでも置いておくとよいでしょう。

ときには専門科を変更する

三番目に解説する、医師が将来のためにやるべきことは、ときには専門科を変更するというものです。

医師として働いていく中で、これまでの経験を生かし専門科を変えることで、将来性を確保できることもあります。

たとえば、これまで整形外科で働いていた医師が、リハビリテーション科に鞍替えすることで、将来性によい影響を与えられるといったことが考えられます。

ただし、専門科を変更するためには、変更先の診療科に対しての一定の知識も必要です。

前述のとおり、日ごろから知識と経験の習得に専念し、いつでもスムーズに専門科を変えられるようにしておきましょう。

転職も視野に入れて活動する

四番目に解説する、医師が将来のためにやるべきことは、転職も視野に入れて活動するというものです。

病院の中には長時間労働がともなうところがあることは、先ほどお伝えしたとおりです。

この場合、メンタルや身体に大きな負担がかかってしまい、病気にかかってしまうことも考えられます。

万が一、体調を崩してしまっては、将来性を考えるどころではありません。

そこで検討したいのが、転職も視野に入れつつ医師としての活動をすることです。

長時間労働が自分に合わないと感じたら転職も早期から考え、明るい将来のために動きましょう。

また、年をとって気力や体力が落ちてきたときにも、自身の将来性のために転職を決意する勇気も大切です。

機会があれば病院経営にも乗り出す

五番目に解説する、医師が将来のためにやるべきことは、機会があれば病院経営にも乗り出すといったものです。

大学病院などで勤務医として長年働いた場合、出世を通じて副院長などの重要なポストにつけることもあります。

そういったチャンスを利用して、経営側に回るのも将来性を担保するための一つの方法です。

勤務医としての経験を生かしつつ病院経営を行うことができれば、ほかの勤務医たちの待遇改善も提案できますから、自分だけでなくほかの医師たちの将来性も明るいものとできるでしょう。

医療用AI活用法の学習

最後に解説する、医師が将来のためにやるべきことは、医療用AI活用法の学習です。

医療用AIが、これから大きな進化を遂げていくことは前述のとおりです。

このような変化に適応するためには、医療用AIを使いこなすだけの学習をしておくことが必要と言えるでしょう。

また、医療用AIを上手に使いこなせる医師は非常に高い需要を持つ存在となり得ますから、将来性についても安心と言えます。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

ここまでは医師を取り巻く現状や将来的に起こりうる変化、そして将来性を確保するためにやっておくべきことなどを解説してきました。

しかし、これらの事柄をいくら学ぼうとも、まずは医学部に合格しなければ意味がありません。

医師としての将来性を確保するためには、最初に医師としての第一歩を踏まなければならないからです。

したがって受験生の中には、医師になる目標を叶え将来性に満ちた人生を送るためにも、優秀な予備校のもとで学業に励みたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

そういった受験生の大きな後ろ盾となるのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は独自の授業方法やカリキュラムを活用して、これまでにも数多くの医学部合格者を輩出してきた、名門の予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の指導内容などについて紹介していきましょう。

京都医塾ならではの「オーダーメイドカリキュラム」

京都医塾ではオリジナルのカリキュラム、すなわち「オーダーメイドカリキュラム」を用いて指導を実践中です。

このオーダーメイドカリキュラムは、受験生の方々それぞれの能力をポテンシャルの確認にまで踏み込んで作成される、名前のとおり特注品です。

そのため、受験生の適正にマッチしたプログラムのもとでの学習が実現し、偏差値の飛躍的なアップに大きな効果を発揮します。

一般的な予備校では画一的なカリキュラムを採用しがちですが、当塾では上記のように受験生に見合ったカリキュラムを作成して、指導を行っている点が大きな特徴です。

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京都医塾で大評判となっている授業形式の一つが、どんな学力からでもスタートダッシュが可能な「完全1対1個人授業」です。

この個人授業では、受験生の習熟度や苦手な分野に合わせて指導方法を柔軟に変更しながら授業を進めていくため、驚異的な学力の向上が期待できます。

また、必要があると判断した場合は中学時代の学習内容にまでさかのぼり、絶対的な基礎力の習得にも力を入れています。

なお、こちらの完全1対1個人授業ですが当塾の体験学習プログラム、「一泊二日医学部合格診断ツアー」でも無料で受けられますので、興味のある方はぜひご参加ください。

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京都医塾では遠方からお越しになる受験生の方へ向けて、専用の学寮を完備してお迎えしております。

この学寮には最初から、ベッドや洗濯乾燥機、クローゼットなどの基本的な家具家電が備え付けられておりますので、入居したその日から快適に過ごすことが可能です。

また、学寮には住み込みの寮母が24時間常駐して、メディカル・保険サービスやメンテナンス業務を行っていますから、安全・安心に暮らすこともできます。

まとめ

医師 将来性

医師を取り巻く現状、加えて今後起こりうる変化には、医師の増加や医療用AIの進化など様々なものがありました。

そして、こういった状況をクリアして将来性を確保する方法としては、スキルアップをしたり知識を習得したり、医療用AIの活用法を学習しておくことがあげられます。

ただし、このような情報をいくら得たとしても、まずは医学部に合格しなければ医師としての第一歩を踏み出すことはできません。

したがって受験生の中には、医学部合格をより確実なものにするために、優れた予備校の利用を検討中の方も多いのではないでしょうか。

そういった受験生の方々の心強い味方となるのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は独自の考えによる指導方法やカリキュラムを活用して、毎年たくさんの受験生を医学部へと送り届けている名門の予備校です。

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