医学部を目指す方法は様々ではあるものの、一般的には理系から医学部を目指す方がほとんどです。
しかし、文系から医学部を志すのは無理なのか、気になる方は多いのではないでしょうか。
本記事では、医学部はなぜ理系と言われているのかを解説するとともに、文系から医者になることはできるのかについて解説をします。
また、文系から医学部に合格するためにやるべきことも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
なぜ医学部は理系なのか
一般的に、医学部は理系に属する学科(分野)です。
医学部は文系科目が少なく、学ぶ内容のほとんどが理系です。
そのため、文系から医学部を目指すことは困難だと言われており、実際に理系から医学部を目指す方が大多数となっています。
とはいえ、現状が文系であったとしても、医学部に入る夢を諦める必要はありません。
なぜなら、社会人になってから医学部に進む人はもちろん、文系から医学部に入る人も少なくないからです。
したがって、現状が文系であったとしても、医学部に入る方法はあることを理解しておきましょう。
文系から医者になることはできる?
先ほども少し触れたとおり、文系から医師になることは可能です。
ただし、非常に困難な道であることは間違いありません。
医師になるためには、まずは医学部に合格することから始まります。
医学部が理系である以上、まずは理系科目を勉強する必要があります。
また、医学部入試は年々難化しており、他の学部と比較して倍率も高いです。
医学部入試に挑戦する大半の方は理系出身であり、理系科目が得意であることが多いので、現時点で文系を専攻している方は、事実として不利であることに変わりはありません。
とはいえ、文系から医師を目指す方法がないわけではありません。
次の章では、文系から医学部に合格する方法を解説するので、まずはそれらの方法で取り組んでみてはいかがでしょうか。
文系から医学部に合格するために今やるべきこと
文系から医学部に合格するためには、下記のことに取り組むことから始めましょう。
・まずは現在地を把握する
・自分で理系の学習量を増やす
・理系科目の少ない医学部を目指す
それぞれ順番に見ていきましょう。
まずは現在地を把握する
第一に、現状文系を専攻しているのであれば、理系に関する知識はあまりない状態だと言えます。
だからこそ、理系に関して自分がどの程度の知識を有しているのか、現在地を把握することが大切です。
例えば、自分で理系科目に関するテストや模試を受け、特に分からないポイントや、疑問に感じる部分を自分で把握してみましょう。
上記を試してみることにより、これから先理系で学ぶべき内容やポイントが理解しやすくなります。
良い意味で、理系に関して知識の少ない自分であることを認識することで、独学や予備校での理系の授業もより能動的に取り組めるようになるでしょう。
自分で理系の学習量を増やす
現状文系を専攻している場合、とにかく理系に触れる機会を増やすことが必要です。
そのためにも、まずは自分で理系の学習量を増やしましょう。
例えば、理系に関する参考書を購入して勉強したり、模試やテストを受けたりする回数を増やすことが挙げられます。
ただし、独学のみで勉強するのは簡単なことではないでしょう。
そのため、理系を中心に教えてくれる学習塾に通うことや、医学部専門予備校に通うことも検討し、とにかく理系科目に触れる機会を自分から増やすことが重要です。
理系科目の少ない医学部を目指す
医学部合格のためには、理系が重要であることに変わりはありません。
しかし、大学によっては、理系科目が少ない入試も存在します。
例えば、数Ⅲが含まれていなかったり、理系2科目が含まれていなかったりするケースが挙げられます。
他にも、生物や化学など、自分の得意な分野を選択できる医学部も存在します。
また、医学部の中には国語を選択科目として選べる大学もあります。
例えば、帝京大学、昭和大学などが挙げられます。
帝京大学であれば、英語は必須ではあるものの、数・物・化・生・国から2科目を選択できます。
つまり、文系の生徒が苦手に感じやすい数学を選択しなくても良いのです。
国語は、文系に強い学生にはもってこいの科目でもあるため、国語を選択できる医学部を優先的に検討すれば、医学部に合格できる可能性も必然的に高まるでしょう。
医学部合格のためのポイント
国公立の医学部は東大よりも難しいという意見も存在するように、私立の医学部であったとしても、医学部に合格するのは険しい道のりです。
医学部に合格する可能性を高めるには、下記2点に取り組みましょう。
・学習に費やす時間をできる限り費やす
・医学部専門予備校に通う
それぞれ順番に解説します。
学習に費やす時間をできる限り増やす
医学部は、理系の中でもトップクラスの学力を誇る生徒が集まる学部です。
そのため、日頃から学習に費やす時間をできる限り増やし、不安なところは何一つないというところまで努力することが大切です。
医学部合格のために必要な時間は、自主学習や予備校での勉強と合わせて「5,000時間以上」だと言われています。
ただし、これらはあくまで一般論であるため、通う医学部予備校によっては合計時間を減らせる可能性もあります。
とはいえ、仮に5,000時間が必要だとして、1日5時間の勉強をしたとしても、合格するには1,000日間以上継続する必要があります。
加えて、文系から医学部を目指すのは、すでに理系を学んでいる生徒と比較して、ディスアドバンテージであるのは間違いありません。
だからこそ、現在文系を学んでいる方は、理系科目を専攻している方以上に努力する必要があります。
毎日勉強をするのは非常に苦しく、先の見えない戦いにはなるものの、医師になりたいという夢を目指し、できる限り継続して勉強に時間を費やしましょう。
医学部専門予備校に通う
医学部合格を目指すのであれば、医学部専門予備校に通うことを第一に優先して検討しましょう。
医学部専門予備校は、言葉のとおり医学部に合格することに特化した予備校です。
そのため、一般的な学習塾や予備校と比較して、医学部に合格できる可能性が高まるのは間違いありません。
具体的に医学部専門予備校では、近年の医学部入試の傾向を踏まえた授業が展開され、講師も多くの生徒を医学部合格に導いた実績を持っています。
特に、文系から医学部を目指す場合は、理系を専攻している方以上に難易度は高くなります。
そのため、医学部に合格する可能性を高め、医師になる夢を掴むためにも、まずは医学部専門予備校に通い始めることがおすすめです。
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親御様、生徒様の交通費や宿泊費はすべて負担しますので、医学部に合格したい気持ちのある方は、まずは医学部合格診断からお試しください。
まとめ
本記事では、文系から医師になることは可能であるかを解説しました。
文系から医師になることは可能ではあるものの、医学部が理系科目を中心としている以上、非常に困難であることは間違いありません。
そのため、まずは理系に触れる時間を増やすとともに、医学部専門予備校に通い、医学部に合格するための勉強をすることが大切です。
京都の医学部専門予備校である京都医塾では、オンライン授業を展開しているため、全国どこからでも入塾することができます。
まずは、1泊2日の医学部合格診断から試してみてはいかがでしょうか。