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勉強中の飲み物は何が良い?集中・太らない・眠気覚ましにおすすめの飲料を紹介

勉強中の飲み物は何が良い?集中・太らない・眠気覚ましにおすすめの飲料を紹介

以下のように飲み物にはさまざまな効能があることから、上手に活用することで勉強効率を上げることができます。

  • カフェインを含む飲み物で眠気を覚ます
  • 温かい飲み物でリラックス効果を得る
  • 水分補給で集中力を維持する

しかし、飲み物の選び方を間違えると、かえって集中力を低下させたり、夜眠れなくなったりしかねません。

そこで今回の記事では、勉強中の飲み物選びのポイントと、おすすめの飲み物を紹介します。

特に、コンビニで手軽に入手できる飲み物や、時間帯別のおすすめドリンクに注目して解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

勉強中の集中力が上がる飲み物ってあるの?

勉強中飲み物

勉強中の集中力を高めるのに役立つ飲み物は、後述しますが意外に多くあります。

特に効果的なのが、カフェインを含むコーヒーや緑茶です。

カフェインには覚醒効果があり、眠気を抑えて集中力を高める働きがあります。

また、緑茶に含まれるテアニンはリラックス効果とともに記憶力を向上させる効果も期待できるでしょう。

人間の脳は体重の2%程度しかないにも関わらず、体内の水分の約20%を必要とします。

水分が不足すると、脳の働きが鈍くなり、集中力や記憶力が低下してしまうため、勉強中は意識的に水分を補給しましょう。

ただし、糖分の多い清涼飲料水は避けた方が無難です。

急激な血糖値の上昇は、その後の急激な低下を招き、かえって眠気を誘発してしまいます

自分の体調や好みに合わせて、最適な飲み物を見つけていきましょう。

おすすめの勉強中の飲み物10選

勉強中の集中力を高め、パフォーマンスを向上させるためには、以下の飲み物がおすすめです。

飲み物の名前効果カフェイン含有量
コーヒー集中力アップ100ml中60mg、インスタントなら100ml中57mg
紅茶眠気覚まし100ml中30mg
緑茶免疫力強化100ml中20mg
ほうじ茶・ウーロン茶適度なカフェイン摂取100ml中20mg
水・ミネラルウォーター水分補給
白湯体の活性化
ココア栄養補給100ml中7mg
炭酸水気分転換
エナジードリンク・眠気覚まし飲料エナジーチャージ※飲料による
ハーブティーリラックス

朝は白湯で体を活性化させ、集中したい時はコーヒーや紅茶リラックスしたい時はハーブティーを選ぶなど、時間帯や目的に合わせて選択しましょう。

ここからは、それぞれの特徴と飲みたいタイミングを紹介します。

集中力を上げるコーヒー

勉強中の飲み物として、もっともポピュラーなのがコーヒーです。

カフェインを含む飲料の代表格として知られ、ドリップ式なら100ml中に60mg、インスタントコーヒーなら57mgのカフェインが含まれています。

カフェインには眠気を抑制し、集中力を高める効果があるため、勉強のお供として重宝します。

飲み方は、状況に応じて使いわけるのがおすすめです。

インスタントコーヒーは勉強の手を止める時間を最小限に抑えられ、一方、ドリップコーヒーは抽出する3〜4分間をちょっとした息抜きタイムとして活用できます。

ただし、カフェインの効果は摂取後30分〜2時間で最大になり、その後2〜8時間かけて徐々に減少するため、夜遅くの勉強時は控えめにしましょう

風邪の予防とリラックス効果の紅茶

勉強中の飲み物として、「風邪予防」と「リラックス効果」という2つの効果を得られる紅茶もおすすめです。

「テアフラビン」という成分が含まれており、抗ウイルス作用を発揮することから、風邪予防の効果が期待できます。

また、「テアニン」というリラックス成分は脳のα波を増やす効果があり、心地よいリラックス状態に導いてくれます。

紅茶にも100ml中に約30mgのカフェインが含まれており、コーヒーに次いで2番目に多い飲み物です。

温かい紅茶の方が香りとともにリラックス効果も高まるため、就寝前の摂取は避け、できれば温かいうちに飲むことをおすすめします。

温度によって効果が変わる緑茶

勉強中の飲み物には、体を温めてリラックス効果を狙ったり、冷たさで眠気覚ましに活用したりできる緑茶も効果的です。

コーヒーと比べてカフェイン量が控えめなため、集中力を高めながらも神経が高ぶりすぎることはありません。

特にL-テアニンには、リラックス効果とともに記憶力や学習能力を向上させる作用があると言われています。

例えば、午前中は冷たい緑茶で頭をクリアにし、午後は温かい緑茶でリラックスしながら集中力を保つという使い分けがおすすめです。

ただし、空腹時の飲用は胃への刺激が強くなるため避けましょう。

また、カフェインの影響で利尿作用があるため、テスト中などトイレに行けない状況では控えめにしておくと安心です。

緑茶に似た作用を持つほうじ茶やウーロン茶

緑茶と同様のカフェイン含有量を持つほうじ茶とウーロン茶も、勉強中の飲み物として有効です。

特にほうじ茶は、焙煎によって生まれる香ばしい香りと、緑茶よりも穏やかな苦みや渋みが特徴で飲みやすいことから長時間の勉強に重宝します。

一方のウーロン茶は食後の勉強時に飲むことで、眠気の原因となる急激な血糖値の上昇を緩やかにする働きが期待できます。

どちらも温度で効果は変わらないため、季節や好みに応じて温度を選べるのも魅力です。

ただし、空腹時の過度な摂取は胃への刺激となることがあるため、カフェインに注意しつつ適度な量を守ることが大切です。

水分補給にうってつけの水・ミネラルウォーター

勉強中の飲み物として、水やミネラルウォーターはもっとも基本的でありながら、カフェインなどの刺激物を含まないことで、純粋な水分補給という点で理想的な飲み物といえます。

また、ミネラルウォーターには天然のミネラル分が含まれているため、電解質バランスの維持にも役立ちます。

おすすめの飲み方としては、机の上に常にボトルを置いておき、30分に1回程度、少しずつ飲むことです。一度に大量の水を飲むと、トイレ休憩が頻繁になってしまい、勉強の集中を妨げる可能性があります。

また、冷たすぎる水は胃腸への負担となる可能性があるため、常温か少し冷やした程度の温度がベストです。

朝飲めば活性化に役立つ白湯

勉強中の飲み物では、特に朝一番に飲むことで体を目覚めさせ、集中力を高める効果が期待できる白湯もおすすめです。

水と沸騰したお湯を1:1の割合で混ぜるだけで、温度は40〜50度程度が理想的です。

より本格的な白湯を作りたい場合は、水道水を10分以上沸騰させてから自然に冷ますことで、残留塩素などの不純物を除去できます。

白湯が朝の勉強時におすすめな理由は、適度な温かさが体を内側から温め、血流を促進してくれるからです。体が活性化され、頭もスッキリと冴えわたります。

基本的には、コップ1杯(200ml程度)を目安に、少しずつ時間をかけて飲むことがポイントです。

一気飲みは胃液を薄めてしまい、かえって体調を崩す原因になることもあるため、勉強の合間の休憩時に取り入れてみてください。

栄養補給ができるココア

ココアは嗜好飲料の中でも特に栄養価が高く、ポリフェノール、食物繊維、鉄分、マグネシウムなどをバランスよく含んでいます。

それぞれの栄養素は、疲労回復や集中力の維持に役立つため、勉強中の飲み物にぴったりです。

特にポリフェノールには、ストレス解消や血行促進の効果があり、長時間の勉強で凝り固まった体をリラックスさせてくれる効果が期待できます。

また、マグネシウムは脳の働きを活発にし、記憶力や思考力の向上をサポートしてくれるでしょう。

インスタントココアは手軽に作れる代わりに糖分も含まれていることから、摂りすぎには注意が必要です。

空腹時の摂取は胃への刺激が強くなる可能性もあるので、軽い食事やおやつと一緒に楽しむことをおすすめします。

太らない気分転換飲料なら炭酸水

勉強中の小腹が空いたとき、つい甘い飲み物や菓子に手が伸びやすいですが、カロリーゼロ、糖分ゼロの炭酸水は、健康を気遣う受験生の強い味方となってくれます。

シュワシュワとした爽快感は、長時間の学習で集中力が切れかけたとき、冷たい炭酸の刺激が脳を適度に刺激し、リフレッシュ効果を発揮してくれます。

また、炭酸には満腹感を与える効果があるため、夜遅くの勉強時に感じる空腹感を紛らわすのにもぴったりです。

市販の炭酸水は種類も豊富で、無香料タイプから柑橘系やハーブの風味付きまで、好みに合わせて選べるのも魅力です。

ただし、強炭酸タイプは胃への刺激が強いため、空腹時の飲用は控えめにすることをおすすめします。

また、就寝直前の飲用は胃もたれの原因となる可能性があるので注意しましょう。

パワーチャージができるエナジードリンクや眠気覚まし飲料

勉強中の眠気対策として、エナジードリンクや眠気覚まし飲料は即効性があり効果的です。

カフェインやビタミンB群、アルギニンなどの成分が配合されており、集中力アップと疲労回復の両方をサポートしてくれます。

特におすすめなタイミングは、午後の集中力が落ちやすい時間帯や、夜間の勉強で眠気と戦う必要がある場合です。

模試や試験前の追い込み学習時にも心強い味方となるでしょう。

普段は水分補給を意識した基本的な飲み物を中心に、必要な時だけエナジードリンクを取り入れる、というメリハリのある使い方がおすすめです。

効能によって使いわけられるハーブティー

ハーブティーは、使う植物の葉・茎・花によって異なる効能を持つため、そのときどきの目的に合わせて使いわけることができる飲み物です。

例えば、カモミールティーには鎮静作用があるとされ、試験勉強の緊張をほぐしたい時におすすめです。

レモンマートルは爽やかな柑橘系の香りで気分をリフレッシュでき、集中力が途切れた時の気分転換に良いでしょう。

多くのハーブティーはカフェインフリーなので、夜遅くの勉強時でも安心して飲むことができます。

ただし、ジャスミン茶やマテ茶など一部のハーブティーにはカフェインが含まれているものもあります。

また、短期間での過剰摂取は逆効果となる可能性があるため、1日2〜3杯程度を目安に適量を守ることが大切です。

複数のハーブをブレンドする場合は、効能が打ち消し合わないよう、組み合わせにも気を配りましょう。

勉強中の飲み物を選ぶ際に注意したいポイント

勉強中飲み物

勉強中の飲み物を選ぶ際のポイントは、まず自分の目的を明確にすることです。

眠気覚ましが必要なのか、リラックスしたいのか、単純な水分補給なのかによって最適な選択肢が変わってきます。

また、勉強する時間帯や場所によっても飲み物を使いわけることもポイントです。

朝型の人は朝一番の白湯から始めて、午前中はカフェイン控えめの緑茶、午後になったらコーヒーという具合に、時間帯に合わせた飲み物選びができます。

夜遅くの勉強では、カフェイン摂取を控えめにして、ハーブティーなどリラックス効果のある飲み物を選ぶと良いでしょう。

コンビニで買えると手軽で便利

勉強中の水分補給は、2時間で300mlを目安に考えると、4〜6時間の勉強で最低でも2〜3本のドリンクが必要になります。

特に図書館や塾など、家の外で勉強する機会が多い受験生にとって、コンビニで購入できる飲み物は手軽な補給源となります。

ただし、毎日購入していると費用がかさむため、マイボトルを活用して自宅から持参するのも1つの選択肢です。

定番の飲み物は自宅から持参し、気分転換や追加で必要な場合はコンビニで購入するという組み合わせがおすすめです。

温かい方がいい?飲み物の温度は状況によって使いわけて

飲み物の温度は、常温か少し温めた飲み物を基本として、状況に応じて温度を調整することをおすすめします。

緑茶は、温かい場合はリラックス効果が高く、冷たい場合は覚醒効果が強くなる傾向にあるなど、同じ飲み物でも温度によって異なる効果が期待できるからです。

また、寒い環境では温かい飲み物が体を温め、集中力の維持に役立ちます。

一方、暑い季節や空調の効いた室内では、適度に冷えた飲み物が体温調節を助けてくれるでしょう。

ただし、熱すぎると口内を傷つける可能性があり、冷たすぎれば胃を冷やし過ぎて逆効果になるため、極端な温度の飲み物は避けておくのが無難です。

眠い時は飲み物と食べ物のどっちが良い?

眠気対策には、飲み物と食べ物を組み合わせることがもっとも効果的です。

カフェインを含む飲み物は即効性があり、特にコーヒーやエナジードリンクは強い覚醒効果が期待できます。

一方、チョコレートやガムなどの食べ物は、噛むこと自体が脳を刺激し、持続的な眠気防止につながります。

ただし、夕方以降のカフェイン摂取は睡眠の質を低下させる可能性があるため要注意です。

カフェイン摂取量に気を付けつつ、適度な休憩や軽い運動を組み合わせることも検討してください。

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まとめ

勉強中飲み物

勉強中の飲み物でおすすめなのは、以下の10種類です。

飲み物の名前効果カフェイン含有量
コーヒー集中力アップ100ml中60mg、インスタントなら100ml中57mg
紅茶眠気覚まし100ml中30mg
緑茶免疫力強化100ml中20mg
ほうじ茶・ウーロン茶適度なカフェイン摂取100ml中20mg
水・ミネラルウォーター水分補給
白湯体の活性化
ココア栄養補給100ml中7mg
炭酸水気分転換
エナジードリンク・眠気覚まし飲料エナジーチャージ※飲料による
ハーブティーリラックス

朝は白湯で体を目覚めさせ、午後はカフェイン飲料で集中力を維持するなど、メリハリをつけましょう。

また、カフェインの摂りすぎは逆効果となるため、1日の摂取量に注意が必要です。

ただ、いくら最適な飲み物を選んでも、正しい学習環境がなければ効果は限定的になりやすいです。

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