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【医学部受験】後期日程・試験でも入りやすい医学部はどこ?データをもとに分析

【医学部受験】後期日程・試験でも入りやすい医学部はどこ?データをもとに分析

 

医学部受験における入試の日程は、国公立大学医学部・私立大学医学部問わず、両方とも前期と後期に大きくわかれます。

このうち、前期の入試については、募集人数が多いうえに基本的にすべての医学部が実施するため、比較的に合格を勝ち取りやすい傾向にあります。

反面、後期の方では募集人数が少ないうえに、実施する医学部の数も前期を下回るため、難易度が一気に上昇してしまうのが現状です。

そんな医学部における後期の入試ですが、実施校の中でもとりわけ入りやすいところは、どこの医学部なのでしょうか。

今回の記事では、医学部の受験生の方々へ向けて、後期でも比較的に入りやすい医学部にスポットをあててまとめました。

そもそも医学部受験の「後期」とは?


記事の本題に入る前に一旦、医学部における後期の入試とは、いったいどういった位置づけのものなのか簡単に説明しておきましょう。

国公立大学医学部で実施される後期日程や、私立大学医学部で実施される後期試験の基本的な知識を押さえておくことで、記事の本題への理解が大きく深まるはずです。

さて、医学部における後期の入試は、前期の入試で合格が叶わなかった学生の中でも、優秀な人を選抜するために行われるものとされています。

ここで、「優秀な人なのに試験で落ちてしまうの?」といった疑問を持つ方も多いかと思われますし、実際のところ、その認識に間違いはありません。

優秀な学業成績を修められる人であれば、落第するはずがないという考えは的を射ています。

しかし、たとえば東京大学や京都大学のような難関医学部へ挑戦した場合、検討むなしく夢破れてしまうといったケースは十分考えられます。

上記のような医学部は、もともと秀でた実力のある学生が中心となって挑戦する傾向にありますが、そうであっても募集人員は限られているため落第してしまう人が一定数出てしまうことは避けられません。

後期の入試では、そういった学生たちの救済措置として行われます。

なお、後期における入試日程ですが、一般的に2月の末頃から3月の前半にかけて実施する医学部が大勢を占めます。

後期の入試にチャレンジする方は、しっかりとした対策を重ねて、今度こそ合格を勝ち取れるよう、意気込んで試験に臨みましょう。

近畿大学医学部は中期試験も実施

話しの本筋とは逸れますが、医学部の入試では、近畿大学医学部のように中期試験も実施しているところも存在します。

試験方式は共通テスト利用入試で、二次試験は2月中旬ごろに行われます。

合格者こそ前期試験よりも少数ですが、せっかくの入試の機会ですから上手に活用しない手はありません。

状況が許す方は、積極的に出願してみてはいかがでしょうか。

2023年度における後期日程を実施した国公立大学医学部


ここからは、記事の本題となる、医学部における後期の入試において入りやすい医学部について見ていきましょう。

最初は、国公立大学医学部の、前期日程と後期日程の試験内容を比較したうえで、後期でも入りやすい医学部について分析していきますので、まずは下記表をご覧ください。

▼【国公立大学医学部】前期日程と後期日程の試験内容比較表

大学名 前期日程の試験内容 後期日程の試験内容 備考
旭川医科大学 個別学力検査(数学・英語)、個人面接 個別学力検査(英語)、個人面接 同点者の順位は、個別学力検査等の成績の高い順とする。
秋田大学 個別学力検査(数学・外国語)、面接 小論文、面接 後期日程の一般枠と地域枠とでは配点が異なるため、要確認。
山形大学 個別学力検査(国語・数学・理科・外国語)、面接 小論文・面接
千葉大学 個別学力検査(数学・理科・外国語)、面接 個別学力検査(数学・理科・外国語)、面接
東京医科歯科大学 個別学力検査(数学・理科・外国語)、個人面接 小論文・面接 小論文については、英文により出題される可能性もあり。
福井大学 個別学力検査(数学・理科・外国語)、面接 小論文・面接
山梨大学 個別学力検査(数学・理科)、面接 山梨大学医学部は、後期日程のみ実施。
浜松医科大学 個別学力検査(数学・理科・外国語)、面接 小論文・面接 ・小論文の試験時間は、80分。・面接試験には、プレゼンテーションも課せられる。
名古屋大学 個別学力検査(数学・理科・外国語)、面接 口頭試問 後期日程の試験では、英文の課題にもとづいた、口頭試問が実施される。
三重大学 個別学力検査(数学・理科・外国語)、面接 小論文・面接
奈良県医科大学 個別学力検査(数学・理科・外国語)、面接 個別学力検査(数学・理科・外国語)、面接 試験内容は、前期日程と後期日程ともに一緒だが、後期日程の配点は前期日程の2倍。
山口大学 個別学力検査(数学・理科・外国語)、面接 小論文・面接 後期日程のみ、面接試験が点数化される。
佐賀大学 個別学力検査(数学・理科・外国語)、面接 面接
宮崎大学 個別学力検査(数学・理科・外国語)、面接 個別学力検査(外国語)、面接
鹿児島大学 個別学力検査(数学・理科・外国語)、面接 小論文・面接
琉球大学 個別学力検査(数学・理科・外国語)、面接 小論文・面接

国公立大学医学部の場合、前期日程と後期日程では試験内容が大きく異なるのが一般的です。

後期日程において個別学力検査を課す医学部は、旭川医科大学や千葉大学などの一部の医学部にとどまり、大半の医学部が小論文と面接試験のみで受験可能です。

このことから、小論文の作成が得意な人、もしくは対策をしっかり練られる人にとっては、後期日程は入りやすい医学部が数多くを占めると言えます。

そして、見逃せないのが佐賀大学の後期日程の試験内容です。

同大学医学部は、国公立大学医学部の中では唯一、面接試験のみで後期日程の受験が可能な医学部となります。

配点こそ前期日程の2倍となっているものの、学力検査も小論文試験も回避できるため、面接対策に特化した訓練を行うことで、より入りやすい医学部に変化するはずです。

以上のように、国公立大学医学部の後期日程の全体的な傾向としては、小論文対策をしっかり行うことで多くの医学部が入りやすいものとなります。

文章作成能力を強化する練習をくり返し行い、合格のための備えとしましょう。

2023年度における後期試験を実施した私立大学医学部


続いて、私立大学医学部の解説にも移っていきましょう。

私立大学医学部においても、国公立大学医学部のときと同様、前期試験と後期試験の内容を比較したうえで、後期でも入りやすい医学部について分析していきます。

なお、私立大学医学部の試験は、主に一般選抜を対象として比較しております。

そのことを念頭に置いたうえで、まずは下記表をごらんください。

▼【私立大学医学部】前期試験と後期試験の試験内容比較表

大学名 前期試験の内容 後期試験の内容 備考
近畿大学 面接用アンケート、小論文、個人面接 面接用アンケート、小論文、個人面接 面接試験は、前期・後期ともに10分間程度の個人面接が行われる
金沢医科大学 小論文、グループ面接 小論文、グループ面接 ・小論文は60分間で実施。(前期・後期共通)・グループ面接は、1グループ20分間で行われる。(前期・後期共通)
日本医科大学 小論文、面接 小論文、面接 ・面接試験は、受験番号順に開始。(前期・後期共通)
藤田医科大学 面接 面接 ・面接試験は、5段階評価で実施される。(前期・後期共通)・面接試験時、高校の制服は着用不可。(前期・後期共通)
埼玉医科大学 小論文、面接 小論文、面接 小論文試験は、和文と英文で行われる。(前期・後期共通)
昭和大学 小論文、面接 面接

私立大学医学部の後期試験は、基本的に前期と同じ内容のものが課せられます。

唯一、ほかの医学部と異なるのは昭和大学で、こちらの医学部では面接試験のみで後期試験を受けることが可能です。

ただし、昭和大学の場合、後期試験の面接の配点が、前期試験と比較して約3倍となっていますので、より綿密な対策を施しておく必要があるでしょう。

以上のことから、私立大学医学部の後期試験では前期試験と内容がさほど変わらないものの、裏を返せば、国公立大学医学部のときのように新たな対策をせずとも対抗できるとも言えます。

そのため、見方によっては、全体的に後期試験でも入りやすい医学部が大半を占めるとも言えるでしょう。

ただ、いずれにせよ、前述のとおり後期試験では、どこの医学部でも前期とは比較にならないほどの激戦が繰り広げられます。

事前の対策をどれだけ施しておいたかがものを言いますので、日ごろの学習を徹底して、出来る限りの学力の底上げを図りましょう。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

国内には80をこえる医学部が設置されていますが、後期日程、後期試験を実施し、学生の再募集をかけてくれるところも、少なからず存在します。

前期における入試で惜しくも合格を逃した人にとっては、まさに天から舞い降りた希望の光にも思えるはずです。

しかし、この希望の光は、そう簡単に掴めるものではありません。

なぜなら、繰り返し述べたとおり、医学部における後期の入試では、激しい競争を戦い抜く必要があるため、勝利の女神が微笑んでくれる人はごくわずかしかいないからです。

そのため、医学部の受験生の中には、前期・後期の入試の両方の対策に優れた予備校を探している人も、多いのではないでしょうか。

そういった人の大きな助けとなるのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は、70名をこえる優秀な講師陣やオリジナルのカリキュラムを強みに、毎年数多くの受験生を医学部へ羽ばたかせている予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の指導内容などについて紹介していきましょう。

70名をこえる厳選採用された講師陣

予備校や塾の重要基盤となっている要素の一つが、各講師が有している指導力です。

どんなに優れたカリキュラムや、どんなに充実した教育設備が整っている施設であっても、肝心の講師の指導力が乏しければ授業内容が受験生に伝わらず、宝の持ち腐れとなってしまうでしょう。

そのため京都医塾では、講師の質に関しては特段に注目して雇用活動を行っています。

たとえば、採用に際しては当塾の厳しい基準をくぐり抜けた者だけを選抜し、一流と呼べる人材しか雇用していません。

さらに、採用後も定期的なテストを実施して実力水準のチェックを行い、自己研鑽を怠らないよう促しています。

このように、当塾では講師の質を担保するために採用時、採用後ともに厳しい基準やチェック体制を設けておりますので、非常にわかりやすく、学力向上に役立つ授業が実現しています。

後期日程・試験まで徹底的に寄り添う支援体制

受験生の方の中には、後期日程・試験まで戦い抜くといった方々が大勢おられます。

後期の入試は、医師への夢を叶えるためのラストチャンスですから、意気込んで臨むという人がたくさんいても、まったく不思議なことではありません。

そこで京都医塾では、最後まで諦めないという方を全力で支えるべく、様々な支援策を用意してバックアップにあたっています。

例をあげれば、出願に関する煩雑な作業のサポートや、入試会場まで同行してのメンタルケア重要事項の確認作業ミスをした箇所の再確認などが代表的なものとなります。

これほど多くの支援策で受験生の後押しをし続けたこともあってか、今では、「京都医塾は後期試験に強い」、と言われるまでになりました。

後期日程・試験にまで視野に入れた受験を検討中の人は、上記のような絶大なサポート力を発揮可能な当塾をお選びください。

年度の途中からでも入塾可能!最適なプランをご提案します

京都医塾にはときおり、「年度の途中からでも入塾は可能でしょうか」といったご相談が寄せられます。

結論から申し上げますと、年度の途中からでも入塾は可能ですし、むしろ当塾としては大歓迎です。

なぜなら、一人でも多くの方に選んでいただけることは、私たちにとっては大きな喜びでありますし、また、教育を行っている者としての誇りでもあるからです。

さて、年度途中から入塾された場合のご対応ですが、基本的には年度はじめに入塾された方と変わりません。

まずは、学力を測定させていただいて、当塾オリジナルのカリキュラムの作成を行います。

このカリキュラムを作る過程の中で、どこに後れが見られるか、どうすれば克服できるかということなどをプランニングしていきますので、途中から入られたとしても心配なく授業に移ることができます。

まとめ


国内には数多くの医学部が設置されておりますが、その中には、前期日程、前期試験のほかにも後期のスケジュールを組んで、学生の再募集をかけるところも存在します。

本記事では、そんな後期の入試における各校の試験内容を一覧化し、入りやすいところと、そうでないところの分析を行いました。

しかし、いずれにせよ、どんな医学部であっても、後期の入試では前期とは比べものにならないほどの激しい戦いが繰り広げられます。

このことから、どんなに入りやすい医学部だとしても、万全に万全を重ねた対策をしておかないと、たちまち返り討ちになってしまいます。

そのため、医学部の受験生の方の中には、前期・後期問わず両方の医学部入試の対策に優れた予備校を探している人も、多いのではないでしょうか。

そういった人の大きな助けとなるのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、70名をこえる優秀な講師陣やオリジナルのカリキュラムを強みに、毎年数多くの受験生を医学部へ羽ばたかせている予備校です。

当塾に医学部の入試対策をお任せいただければ、前期・後期問わずどのような試験の指導でも徹底的にあなたをリードし、きっと合格へと導いてみせましょう。

本気で医学部合格を目指す人には、後期日程・後期試験対策にも絶大なる力を発揮できる、京都医塾こそがうってつけです。

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