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【浜松医科大学医学部】難易度はどれくらい?偏差値や倍率などの入試情報や大学の特徴について徹底解説!

【浜松医科大学医学部】難易度はどれくらい?偏差値や倍率などの入試情報や大学の特徴について徹底解説!

浜松医科大学医学部は、独創性に富んだ臨床医や、研究医の養成に注力していることで有名な医学部です。

また、建学の理念として「人類の健康と福祉に貢献する」ことをあげていますが、その言葉どおり、災害支援にも力を入れています。

東日本大震災や熊本地震など、大きな災害が起こった際は医療人として人々を助けるべく、救いの手を差し伸べているとあって、非常に高い評価を得ています。

そんな浜松医科大学医学部には、高度な医療学習を求める人や、建学の精神に共感した若者が多数、受験に訪れます。

そこで今回の記事では、浜松医科大学医学部の受験希望者の方々に向けて、同医学部の基本情報などをお届けしましょう。

浜松医科大学医学部の基本情報

最初に、浜松医科大学医学部の基本情報から紹介していきます。

こちらの項では、浜津医科大学医学部のキャンパスの場所や定員数、入試情報などを解説していきましょう。

キャンパスの場所

浜松医科大学医学部のキャンパスは、静岡県浜松市に立地しています。

こちらのキャンパスへ向かう際は、浜松駅から遠鉄バスに乗り、「医科大学」で下車してください。

定員数

浜松医科大学医学部の定員数は、115名となっています。

内訳は、一般枠の前期日程が75名、後期日程が15名、学校推薦型選抜が25名、医学科2年次変編入が 5名、そして海外教育プログラム特別入試が若干名です。

入試情報

次に入試情報の解説に入ります。

ここでは、浜松医科大学医学部が設けている各入試方法の概要について、説明していきましょう。

一般選抜

浜松医科大学医学部では、前期日程と後期日程の両方で一般選抜が実施されます。

評価方法は、一次試験が共通テスト二次試験は他の大学と同じく個別学力検査や面接試験などで合否判定が行われます。

ただし、後期日程では小論文試験も課されますので、受験を考えている人は文章を書く能力も磨いておきましょう。

なお、浜松医科大学医学部では、前期日程と後期日程の併願を認めています。

同じ医学部に狙いを絞って学習をしている人は、ぜひ両方ともチャレンジしてみてください。

そして、2023年度の試験の日程については、前期日程が同年2月25日と26日、後期日程は3月12日に実施予定です。

学校推薦型選抜

学校推薦型選抜は、志願者が所属している高校の学校長から、推薦を受けた人を対象とした試験です。

選抜は、一般枠と同じく共通テストと個別学力検査の成績で行われますが、こちらの枠では適性検査も行われます。

論理的な解決能力が見られますので、普段から読書などを通じて、理路整然と物事を思考できる力を養っておきましょう。

ちなみに、この学校推薦型選抜の募集人員の中には、地域枠も含まれています。

対象は、医学部卒業後、静岡県が定める「キャリア形成プログラム」に沿った臨床研修や、診療業務への従事を確約できる人になっています。

地域医療について深く学べるプログラムですので、静岡の医師不足解決に貢献する志を持つ方は試験を受けてみてください。

2023年度における試験は、同年2月4日から5日にかけて実施予定です。

海外教育プログラム特別入試

海外教育プログラム特別入試は、日本国籍を有し、海外での学校教育を受けた人などを対象とした選抜枠です。

こちらの枠では、共通テストが免除されるかわりに小論文や適性検査、志願理由書の成績で合否の判定が下されます。

2023年度における試験の日時は、同年2月4日から5日にかけて実施予定です。

医学科第2学年次編入

医学科第2学年次編入は、海外教育プログラム特別入試と同じく、外国において学業を修めた人などを対象とした入試枠です。

こちらの募集枠では、共通テストが課されない代わりに、英語や小論文、面接などが課されます。

2023年度の試験については、一次試験が2022年9月3日、二次試験が10月22 日に実施予定です。

面接試験は、 15分程度の個人面接形式で行われます。

なるべく早い時期から、個人面接に対応した対策をしておきましょう。

浜松医科大学医学部の入試難易度

浜松医科大学医学部の基本情報に続いて、同医学部の難易度についても確認していきます。

こちらの項では、浜松医科大学医学部の偏差値と倍率をもとに、難易度を分析していきましょう。

偏差値

浜松医科大学医学部の偏差値は65.0 で、国公立大学の医学部の中では平均的なものとなっています。

同一の偏差値の医学部で候補をあげるなら、岐阜大学や三重大学、名古屋市立大学などが近場でおすすめです。

もう少し上位の医学部を選ぶのであれば、名古屋大学などが有力校候補になるのではないでしょうか。

倍率

さて、倍率についても見ていきましょう。

ここでは、浜松医科大学医学部の2020年度から2022年度までの入試倍率のデータをもとに、難易度を分析していきます。

2020年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期(一般枠) 4.7 66 312 201 66
前期(地域枠) 8.6 9 77 58 9
後期(一般枠) 10.4 14 197 23 19
後期(地域枠) 24.0 1 24 2 1

2021年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期(一般枠) 4.3 64 292 238 68
前期(地域枠) 4.9 11 39 26 8
後期(一般枠) 14.9 15 357 45 24
後期(地域枠)

2022年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期(一般枠) 3.4 68 242 212 71
前期(地域枠) 3.8 7 23 19 6
後期(一般枠) 5.8 14 127 43 22
後期(地域枠) 8.0 1 8 5 1

浜松医科大学医学部の一般枠前期の入試倍率は、3.4倍から4.7倍の間で推移しています。

先ほど、取り上げた岐阜大学や三重大学、名古屋市立大学と比べるとやや低い傾向にありますが、医学部受験は難問を連続で回答していく必用に迫られるため、全く油断はできません。

後期日程においては、他の大学と同じく圧倒的な高倍率

後期日程に挑む場合は、専門的な施設に通ってさらなる対策を講じる必要があるでしょう。

浜松医科大学医学部の特徴


浜松医科大学医学部を志望している人にとっては、どのような教育が行われているのか、ぜひ知りたいところではないでしょうか。

そこで、ここでは、浜松医科大学医学部で行っている特徴的な教育について紹介していきます。

自己学習の習慣を身にさせるPBLチュートリアル教育

みなさんは、「PBLチュートリアル教育」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

PBLチュートリアル教育とは、「Problem-based learning」の略語で、症例をもとにした学修のアプローチという意味になります。

この教育方法のもとでは、教授から与えられた課題にもとづきカリキュラムを進め、学生が中心になって主体的に医学について学んでいきます。

しかし、与えられる課題には難易度が高いものもあるため、学生だけですべて解決できるとは限りません。

そういった場合には、チューターと呼ばれる補助教員が助太刀をし、目標達成のためのアドバイスをしてくれます。

週2回のリズムでカリキュラムを実施して、自学自習の態度や問題の把握能力、医療チームの一員としての責任感を養います。

地域医療が学べる寄附講座

地域医療の充実に力を入れて取り組んでいるのも、浜松医科大学医学部の特徴の一つです。

同医学部では医師の偏在化、つまり偏りに対応するため、地元で活躍してもらえる医師の育成に注力してきました。

また、東海地方が抱えている脅威、南海トラフ地震の発生に備え、中部電力株式会社の協力のもと、迅速かつ適切な要請に応えられる医師の確保にも注力しています。

「地方の医療を救いたい」、そして「集団災害の被害を少しでも食い止めたい」という信念を持つ人には、最適の医学部ではないでしょうか。

4年次から始まる本格授業、臨床医学総論

浜松医科大学医学部では、4年次に入ると臨床医学総論が始まります。

このカリキュラムは3年次に学ぶ基礎的な総論をさらに深化させたもので、主に光医学に焦点を定めて学習していくのが特徴です。

光医学というと聞きなれない言葉かもしれませんが、要するに、レーザー光や紫外線を用いた治療方法を模索する医学のことです。

生体への侵襲が軽度で、安全性が高いことから浜松医科大学医学部では、この治療法に関する学習カリキュラムを推進しています。

また、この頃になると本格的な臨床実習が始まりますが、浜松医科大学医学部ではすべての診療科を回るよう学生に指導しています。

すべての診療科を回ることで、医師としての態度や習慣、コミュニケーションの必要性を徹底的に学ぶというわけです。

浜松医科大学医学部の入試情報

入試科目と配点

続いて、浜松医科大学医学部の入試科目と配点についても見ていきましょう。

共通テスト

まずは、共通テストの入試科目と配点の解説からはいります。

浜松医科大学医学部の入試科目と配点の両方を、下記表にまとめましたのでご覧ください。

【前期日程】

教科 英語 数学 国語 理科 地・公 合計
配点 100 100 100 100 50 450

【後期日程】

教科 英語 数学 国語 理科 地・公 合計
配点 200 200 200 200 100 900

浜松医科大学医学部では、地理歴史、公民において2科目受験した場合には、「第1解答科目」の成績で合否の判定をすると明言していますので、その点に注意しながら科目選びをしてください。

二次試験

一次試験を突破すると、合格をかけて二次試験を受けることになります。

こちらの試験の配点と科目についても、下記表にまとめましたのでご確認ください。

【前期日程】

教科 英語 数学 理科 面接 合計
配点 200 200 200 100 700

【後期日程】

教科 小論文 面接 合計
配点 100 250 350

浜松医科大学医学部の二次試験では、前期日程と後期日程で試験科目が異なりますので、併願を考えている人は、それぞれの対策をきちんとしておきましょう。

ちなみに、面接試験は10分から20分程度の個人面接が行われます。

点数が付けられて評価されますので、きちんと訓練しておく必要があるでしょう。

但し、医学部医学科において、入学志願者が前期日程の募集人員の4倍後期日程の募集人員の 10 倍を超えた場合は、大学入学共通テストの成績により第1段階選抜を行うことがあります。

第1段階選抜を実施した場合は、その合格者に対して第2段階選抜として個別学力検査等が実施されます。

第1段階選抜時の大学入学共通テストの試験の配点は下記のとおりです。

教科 英語 数学 国語 理科 地・公 合計
配点 200 200 200 200 100 900

合格のボーダーラインは?

浜松医科大学医学部の一般枠のボーダー得点率は、 2020年度の前期日程が85%、後期日程が86%でした。

また、 2021年度では前期日程が80%、後期日程が90%となっています。

そして、2022年度では前期日程が74%、後期日程が79%です。

ボーダーラインは下降傾向にあるように見えますが、90%をこえる年度もあるため油断は禁物。

万全の対策をしておかなければ、思わぬところで落とし穴に落ちてしまうでしょう。

浜松医科大学医学部を目指すなら京都医塾

先ほども触れましたが、浜松医科大学医学部の試験ではボーダー得点率が90%に達する年度もあるため、合格のためには非常に高い学力が要求されます。

「先手必勝」という言葉がありますが、必ず勝利するためには、先手を打ってできるだけ早い段階から、良質な学習を積み重ねていく必要があるでしょう。

そのため、受験生の方の中にも個人学習を取りやめ、予備校などで高効率の学習指導を受けたいと、思っている人もいるのではないでしょうか。

そういった人におすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、医学部に特化した学習指導を武器に、高い合格率を叩き出している卓抜した予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の指導内容などを紹介していきましょう。

教科ごとのレベル別カリキュラムで弱点を徹底フォロー

言うまでもありませんが、受験生の学力には個人差がともないます。

英語が得意だけど化学が苦手という人もいれば、数学が大得意、英語も大得意、でも国語に関しては理解度がなかなか深まらない人もいる、という具合にみなさん得意不得意があります。

そういった前提がありながら、一般的な予備校では受験生ごとの得手不得手に関係なく、同じクラスで学習を進めるケースが珍しくありません。

そうなってしまっては授業についていけず「置いてきぼり」になってしまう人も出てしまいます。

しかし、私たち京都医塾では、受験生一人ひとりの実力に合わせて柔軟に、そして細かくクラス編成を行い、置いてきぼりになる受験生を出させません。

上述の例に当てはめるなら、英語は得意だけど化学が苦手な人については、英語は学力上位クラスに配属し、化学については基礎的なクラスに分け、弱点を徹底フォローしてバランスよく学力の伸長を助けています。

このように、当塾では、誰一人として取りこぼさず指導しますので、安心してお任せください。

小論文・面接も徹底サポート

みなさんもご存じのとおり、医学部の二次試験には、学力検査のほかにも小論文や面接試験が課されるパターンが多く見られます。

医学部の試験ですから当然と言えば当然ですが、どちらについても相当ハイレベルな試験です。

たとえば、小論文では、日本語力だけでなく英語力も試す医学部も存在します。

さらに言うと面接では、質問に対する回答だけでなく、身振り手振りまでもチェックされることも少なくありません。

このように、医学部の二次試験では様々なスキルが求められるため、個人で対応しようと思っても多くの場合、限界が生じてしまいます。

そこで、京都医塾では、小論文・面接試験にも完璧に対処するために、専門の講師陣を配して臨んでいます。

せっかく一次試験を突破して、二次試験にまで進んだのですから、受験生のみなさんとしても絶対に合格を勝ち取りたいはずです。

京都医塾へ入塾して、最高クラスの小論文・面接指導を受けて、合格をもぎ取りましょう。

私たちにお任せいただければ、小論文も面接試験も心配いりません。

後期日程にも完全対応、最後まで継続指導

浜松医科大学には、前期日程のほかにも後期日程も設けられています。

そのため受験シーズンの早い段階から、後期日程までの長い競争を戦い抜く意気込みで、学習に励んでいる人も少なくないでしょう。

京都医塾では、そういった受験生の方々の熱意に応えるべく、後期日程にも完全対応できる体制を構築しています。

たとえば、入試前日までの学習指導や、入試当日における重要事項の確認。

そして、ミスをしたところのケアなどがあげられます。

一般的な予備校では年内で授業が終了するため、ここまでの手厚い支援は、なかなかしてもらえません。

これはまさに、京都医塾ならではのサポートなのです。

ラストまで挑戦し続け、最高のエンディングを迎えたい人には、京都医塾がうってつけです。

まとめ


独創性に富んだ臨床医、研究医の育成に力を入れて取り組んでいる、浜松医科大学医学部。

同医学部には、高度な医療教育を求めてたくさんの受験生が訪れますが、気がかりとなるのが高水準のボーダー得点率です。

年度によりボーダーラインは異なるものの、90%に達する年度もあるため万全の対策が必要です。

そのため、受験生の方の中には、個人学習よりも予備校などの専門施設での学習を、考えている人も多いのではないでしょうか。

そういった人におすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、医学部受験に特化した学習指導を武器に、高い合格率を叩き出していることで有名な予備校です。

私たち京都医塾が誇る高度な学習指導のもとで勉学に励んでいただければ、あなたもきっと合格を勝ち取れるはずです。

浜松医科大学医学部に本気で受かりたい人には、京都医塾がおすすめです。

資料請求や電話でのご相談は年中無休で受付中ですので、興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせください。