高校2年生は、来年度は最終学年となり、いよいよ受験が控えています。
難関と言われる医学部への合格を目指すならば、受験勉強はどのようにすればよいのでしょうか。
そこで今回の記事では、医学部を目指す高校2年生の受験勉強のすすめ方についてお届けしていきましょう。
目次
医学部合格するために高校2年生はどんな受験勉強をすべき?
医学部受験は難易度が高いため、合格を目指すなら高校2年生の段階からの受験準備は不可欠です。
それでは、具体的にどのように勉強をすすめていけばよいのでしょう。
ここでは、医学部合格を目指す高校2年生の受験勉強のすすめ方について詳しく解説していきましょう。
遅くても高2の春から
医学部を目指すなら、受験勉強は遅くても高2の春からはじめましょう。
なぜなら、昨今の医学部受験では中学や高1の早い時期から勉強を始める人が主流ともいえますので、高2から本腰を入れるのは遅いスタートになるからです。
それでは、「高2の春からで間に合うのかな」と思うかもしれませんが、高2の春であれば医学部であっても間に合う可能性は十分にあります。
しかしながら、難関医学部に挑むわけですから、目標を見据えた勉強計画をしっかりと立ててから取り組む必要があります。
高2の終わりまでに目指すべき学力レベル
医学部に現役合格を目指すなら、高3の4月で共通テストの主要科目の得点率を6,7割とれるようになるのが理想です。
なぜかというと、高3の4月の段階の学力が入試本番の合否に影響するからです。
高3の4月はすでに入試本番を10か月後に控えており、その時期からなんとか頑張ったとしても巻き返しは非常に難しくなります。
そのため、高2のおわりには共通テスト6,7割の得点をとれるように、高2のうちから受験勉強をすすめていきましょう。
現役合格を目指すための勉強時間
医学部合格に必要な勉強時間は5000時間と言われています。
高2の4月からスタートするならば、1日に8時間、週に60時間以上を勉強に費やせば高2のうちに2500時間以上の勉強時間を確保できます。
とはいえ、高校生は学校があるため、平日に8時間勉強するのは現実的に難しいものです。
そういった場合は、たとえば平日は3~4時間、休日や長期休みに8~10時間と多めに時間を確保できるようにします。
学校行事などスケジュールを確認しながら、まずは3~4か月単位で勉強時間を調整し、その後に月ごと週ごとに勉強時間を配分していきましょう。
高2の受験勉強の1年間のすすめかた
春の目標
高2の春は、学校の授業と長時間の勉強に慣れることが目標です。
毎日の授業の予習復習を軸にしながら、高1の学習範囲に抜けがある場合は、戻って勉強し直すことも重要です。
基礎的な内容が理解できていない所は丁寧に確認して、穴を埋めていくことが医学部受験においても大切になります。
勉強時間は平日の帰宅後は3~4時間、休日は6~8時間とり、少しずつ生活の中で長時間勉強する習慣をつけていきます。
春は新学期がはじまってあわただしい時期でもありますが、集中して勉強に取り組みやすいゴールデンウィークを利用するなど勉強時間を確保していきましょう。
夏の目標
高2の夏の目標は、受験科目の基礎固めです。
まとまった時間がとれる夏休みは、基礎問題集を用意して学校で履修した範囲を解いていきましょう。
とくに英語と数学は積み上げ式の科目となるので力を入れて取り組み、理解が不十分なところはこの時期につぶしておくことが大切です。
医学部受験では基礎固めが重要になるため、ただ英文法や数学の公式を覚えるだけではなく、本質的な理解ができているかを確かめながらすすめましょう。
秋の目標
秋の目標は、共通テストの過去問をできる範囲で解いてみることです。
共通テストの過去問を解いても、正答できない問題が多いかもしれませんが、本番レベルの問題と自分の実力の差がよくわかります。
解いた問題を振り返ることで「どの科目のどの分野」が足りないかが見極められ、今後のやるべき勉強内容が明確になります。
秋も引き続き、高校の授業もおろそかにせず、わからないところは先生に質問しながら学習内容を確実に身につけられるようにしましょう。
冬の目標
高2の冬の目標は、苦手科目の克服です。
高3になる前のこの時期に、苦手科目はできる限り克服しておくことで高3からの受験勉強がぐっと楽になるでしょう。
「応用問題をすすめたい」と思う人もいるかもしれませんが、共通テストの過去問で高い得点がとれるようになっていれば着手してもよいでしょう。
しかし、そうでなければ点数がとれない科目や理解があやふやなところは徹底的につぶしておくことがこの時期には重要です。
冬休みに模試の利用や、定期テストの見直しで知識の抜けがないかを確かめ、これまで学習した内容を確実に定着させられるようにしましょう。
医学部合格に向けた高2の重点科目のすすめかた
医学部入試では、英語、数学、理科の3科目がとくに重視されます。
それでは、高2の段階でこの3科目をどのように勉強すればよいでしょうか。
この項では、医学部合格に向けた高2の重点科目のすすめかたについて解説していきましょう。
英語
英語は医学部入試の必須科目です。
高2では、英文法は完璧に仕上げて、標準レベルの長文問題を定期的に解いていきましょう。
英文はひたすら読むだけでは、文章の構文を正確につかみとれていないこともあります。
初見の長文問題を解きながら、解答のコツを身につけていくことが大切になります。
問題を解いて、自分の理解力を確かめながら、英語を読み慣れるようにしていきましょう。
数学
医学部入試で数学はほとんどの大学で必須となります。
積み上げ式の科目になりますので、高2の段階で数学の基礎は仕上げておくことが大切です。
ここでいう基礎を仕上げるとは、問題を見たら解法を悩まずに思いつくレベルのことです。
そのレベルまで仕上がっていれば、医学部入試の応用問題も考えれば解けるようになります。
たとえば、青チャートレベルの問題は完璧に解けるように基礎を仕上げることに力を入れましょう。
理科
理科は、高2の段階では、教科書レベルの問題集の知識を押さえておくことが重要です。
なぜかというと、共通テストでは入試問題ではあまり出題されない分野から出題されることがあるからです。
教科書レベルの問題集は、そういった知識を広く扱っているため、高2の間に取り組んでおけば、共通テスト対策につながります。
また、学校によっては、高3の終わりにようやく理科の履修範囲を終えるところもあるので、先取りして勉強しておくのもよいでしょう。
学校と受験勉強の両立は難しい!塾や予備校への通学もアリ
高2の受験勉強について見てきましたが、高2といえば高校生活にも慣れて学校行事や部活の中心の役割を担う時期でもあります。
そのため、学校や部活と受験勉強との両立はけっして簡単なことではありません。
「医学部を目指して受験勉強したい」けど、「学校や部活もおろそかにしたくない」という受験生には、塾や予備校がおすすめです。
塾や予備校に通えば、忙しい高校生活の中でも医学部のための受験対策をしっかりと行えます。
学校や部活と受験勉強をいかに両立するかも丁寧に指導してくれますので、塾や予備校を利用すれば高2の受験勉強をスムーズにすすめられるでしょう。
医学部の現役合格を目指すなら京都医塾
高2から医学部合格を目指すためには、目標を定めて計画を立てて勉強することが大切です。
医学部という難関に挑戦するわけなので、長時間の勉強時間も確保する必要もあるでしょう。
しかしながら、高2は学校生活や部活が忙しい時期でもあります。
そのため、思ったとおりに受験勉強がすすめられるか不安という受験生も多いのではないでしょうか。
そういった方にこそおすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。
京都医塾は1人ひとりの学力レベルに合わせた徹底的なサポートと優れた学習環境を強みに、これまで多くの生徒を医学部合格に押し上げてきた予備校です。
ここから先は、そんな京都医塾の指導内容について紹介していきましょう。
どんな学力からでも医学部合格まで徹底サポート
受験生の中には「今の学力で医学部に合格できるかな」と不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
京都医塾では「医学部に合格したい」という気持ちがあれば、どんな学力の受験生でもお引き受けしています。
予備校によっては入塾テストに合格しなければ入塾できないところもありますが、当塾ではそういったことはありません。
なぜかというと、当塾には現状の学力に関わらず医学部合格に導く学習メソッドが確立しているからです。
入塾当初は偏差値30台であった生徒の方が当塾で勉強に励み、見事合格を果たすという実績もあります。
現役合格するために1人ひとりに最適なカリキュラム
上述しましたように、京都医塾にはオリジナルの学習メソッドという武器があります。
その中の1つが、「オーダーメイドカリキュラム」と名付けられた生徒1人ひとりのために作成されるカリキュラムがあります。
こちらは、入塾時の実力テストの結果だけではなく、過去の学習環境から現在の学習進度といった様々な角度から生徒の情報を分析して作成されます。
そのため、このカリキュラムに沿って学習をすすめていけば、医学部への合格もけっして夢ではないのです。
弱点をカバー、理解を深めるマンツーマン指導
医学部を目指すならば、高2に限らずとも苦手科目は克服すべきです。
なぜなら、入試は総合得点で合否が決まるため、苦手科目が足を引っ張れば圧倒的に不利になるからです。
京都医塾では、苦手科目に対しては医学部受験に精通したプロ講師がマンツーマンで指導しています。
生徒が理解できていない所を見出し、必要があればさかのぼって丁寧に教えていきますので、弱点がカバーされて苦手科目も次第に得点がとれるようになっていきます。
まとめ
高2から難関である医学部を目指すのは、早くから準備を始めている人たちと比べると差が生まれていることも事実です。
しかし、目標を定めて勉強計画をしっかりと立てて取り組めば、高2からの現役合格もけっして不可能なことではありません。
とくに基礎をおろそかにしないことが重要であるため、高1の学習範囲が身についていない場合には、丁寧に勉強し直す必要があるでしょう。
このことからも、受験生の中には「自分で勉強計画を立てられるかな」「自分は何から勉強すればいいのだろう」と迷う方も多いはずです。
そんな方の大きな助けとなるのが、医学部専門予備校の京都医塾です。
京都医塾は優れた学習指導と最後まで手をゆるめないきめ細かなサポートで、毎年たくさんの受験生を医学部合格へと押し上げている予備校です。
当塾においでいただければ、あなただけに最適なカリキュラムを作成し、高校生活と受験勉強を両立させながら医学部合格へと導きます。
医学部への現役合格を目指すなら、京都医塾こそ最良の選択です。
体験授業や資料請求のお申し込みは、当塾のホームページで受け付けております。どうぞお気軽にお問合せください。