近年、性別を問わず幅広い年代で美容医療の需要は高まっています。
肌の美しさをもとめて、美容皮膚科に訪れる人も増加しています。
それでは、美容皮膚科医になるにはどのようにしたらなれるのでしょうか。
そこで今回の記事では、美容皮膚科医を目指す人に向けて役立つ情報をまとめました。
美容皮膚科医とは
美容皮膚科医とは、肌の美しさの向上を目的とした治療を行う医師のことです。
シミやしわ、たるみ、くすみ、ニキビなどの肌トラブルに対して、審美的な観点を重視して治療を行うことが特徴です。
美容クリニックをはじめ皮膚科と併せて美容的な治療を行う総合病院など、美容皮膚科医は幅広く活躍しています。
美容外科医との違い
よく似た響きで混同されやすいのが美容外科医です。
どちらも見た目のコンプレックスの解消や、満足度を高めるための治療を行う点では同じです。
しかしながら大きな違いとなるのが、手術の有無です。
美容外科医は二重形成など手術を行って美を追求します。
そのため、メスを使用した施術スキルが求められます。
美容皮膚科医はレーザー治療などメスを使わずに、気になる肌の改善や美しさの向上を目指します。
皮膚科医との違い
皮膚を扱う診療科であるという点では、美容皮膚科と皮膚科は同じです。
違いとしては、皮膚科は症状の改善を目的としているのに対して、美容皮膚科は症状の改善だけではなく美しくなることが目的となります。
このように治療の目的が異なるため、保険適用の可否も異なってきます。
皮膚科医の場合は、病気や怪我に対する治療になるため保険の範囲内での診療となります。
一方、美容皮膚科医の下で美容目的の治療が施されると、保険適用の範囲外となるのです。
美容皮膚科医になるには
次に、美容皮膚科医になるために必要な過程について解説していきましょう。
医師免許を取得
美容皮膚科医として患者さんに治療を行うためには、まずは医師免許を取得しなければなりません。
医師免許取得のためには、医学部のある大学か医科大学に入学する必要があります。
医学部入学後は、医学に携わるための知識や技術を6年間身につけていきます。
大学を卒業し、医師国家試験に合格することができると晴れて医師免許が取得できます。
2年間の初期臨床研修
医師免許の取得後は、大学病院や臨床研修協力施設において初期臨床研修を受けます。
この研修はすべての医師が経る過程であり、定められた診療科をまわって医師として基礎的な診療能力の獲得が目的となります。
そのため、希望の診療科があったとしても2年間かけて内科や外科など様々な科をまわります。
無事に研修を終えて、美容クリニックなどで採用されれば晴れて美容皮膚科医になることができます。
美容皮膚科医の仕事内容
この項では、美容皮膚科医の仕事内容について解説していきましょう。
診断
美容皮膚科では、まず患者さんの悩みや希望を聞きます。
医師が話を聞くこともありますが、カウンセラーが行うこともあります。
その後、診察を行い治療方針や施術内容の決定をします。
治療後に肌の状態を確認するのも医師の仕事になります。
注入系処置
しわ取りや腋臭、涙袋などの患者さんの悩みに対して注入製剤を用いて解決していきます。
そのため、顔面だけではなく他施術部位の解剖の理解や手技に習熟していくことが必要です。
各種レーザー治療
レーザー機器を使用してシミ・しわ・たるみ・ニキビ・タトゥ除去などを実施します。
患者さんの悩みに適したレーザーを選択する必要があるため、機器について詳しい知識や使い方は習熟しておかなくてはなりせん。
投薬
患者さんの治療目的に適した内服薬や外用薬を処方します。
医薬品だけではなく美白化粧品などの医薬部外品も含めて、患者さんに適した選択肢を提示できる知識が必要となります。
AGA(薄毛治療)
AGAとは男性ホルモン型脱毛症のことで、美容皮膚科で施術を行っているクリニックも多くあります。
患者さんの頭髪や頭皮の状態を確認して、治療薬の処方や施術を行います。
美容皮膚科医に向いている人
美容皮膚科医として仕事をしていく場合、どんな人が向いているのでしょうか。
この項では、美容皮膚科医に向いている人について解説していきましょう。
美容医療に興味がある人
美容皮膚科医の責務は、患者さんが抱えるコンプレックスの解消や見た目に対する要望を叶えることです。
そのため、美容医療そのものに強い興味・関心を持っている人が向いているといえるでしょう。
審美的な観点から患者さんが納得できる治療を提案し、探求し続けることになります。
時代の流れによって「美しさ」は変化していくため、情報収集も行っていく必要があります。
患者さんの気持ちに寄り添える人
美容医療において重要なのは、患者さんの納得を得ながら満足がいく仕上がりに導くことです。
患者さんに対して丁寧に話を聞きながら、最終的に目指す姿を共有していきます。
話を聞いていく中で患者さんのニーズや不安を汲み取り、施術のメリットやデメリットについても十分説明していくことが必要となります。
そのため、患者さんの気持ちに寄り添える人が美容皮膚科医に向いているでしょう。
メスを使わずに患者さんの肌の悩みを解決したい人
前にも触れましたとおり、美容皮膚科医はメスを使わない美容医療で患者さんの様々な悩みを解決していきます。
手術を行わないことからトラブルや訴訟につながるリスクが低く、美容外科と比較するとプレッシャーが少ないともいえるでしょう。
一方で、保険枠に縛られない自由診療を併せて行えるため、一般的な皮膚科では使われないタイプの最先端の本格マシン治療や美容専用機器が使用できます。
美容皮膚科は外科的な手術をすることなく、満足のいく肌の美しさを追求していきたい人には向いているでしょう。
本気で医学部合格を目指すなら京都医塾
美容皮膚科医になるには、医師免許取得後に少なくとも2年の研修を終える必要があります。
医師免許を取得するためには、まずは難関である医学部に入学することが不可欠です。
美容皮膚科医を目指す人の中には、予備校でしっかりと合格に必要な学力を身につけたいと思う人もいるはずです。
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トータルの得点を引き上げる13名の講師陣
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それぞれの講師がバラバラに指導をするのではなく、全員が指導方法を統一して入試までに必要な学力が身に付くように指導します。
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入試で高いパフォーマンスを出すためには、食生活は無視できません。
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まとめ
SNSやメディアの影響もあり、美容皮膚科に通う人は増加しています。
患者さんの肌の美しさを導く美容皮膚科医に憧れを抱く受験生も多いのではないでしょうか。
とはいえ、美容皮膚科医になるにはまずは医学部への入学は避けることはできません。
美容皮膚科医を目指す受験生の中には、なんとか医学部合格をつかむために予備校で力をつけたいと思う人もいるはずです。
そんな人に大きな頼りになるのが、医学部専門予備校の京都医塾です。
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