私たち日本人の文化にとって、そして学問として最も身近な存在の一つが国語です。
しかし、そんな国語ですが大学受験で合格を勝ち取るための勉強法を見つけ出すとなると、急に苦手意識が芽生えてしまう方は少なくありません。
そこで今回の記事では、大学受験における合格を目指しているすべての受験生の方々へ向けて、効果的な国語の勉強法にまつわる情報をまとめてお届けしていきましょう。
記事の後半では、医学部などの難関学部にも対応するための国語の勉強法も掲載していますので、ぜひ最後までご覧ください。
一般的な国語の勉強法
まずは、一般的な学部を目指すための国語の勉強法について見ていきましょう。
こちらの項では、一般的な学部の大学受験のための国語勉強法の中でも、とりわけスタンダードなものを6点取り上げてまとめました。
評論文・小説・随筆の違いを理解する
最初に解説する一般的な学部のための国語勉強法は、評論文・小説・随筆の違いを理解するというものです。
これは、国語の勉強法の中でも比較的に基礎的なものとなります。
なぜなら、現代文の出題は評論文、小説、加えて随筆の3種類から構成されているからです。
つまり、これらの区別がついていないと文章の意味が理解できず得点につながらなくなってしまうのです。
ここで、それぞれの特徴について説明していきましょう。
まず評論文ですが、これは「説明的文章」と呼ばれます。
筆者によるテーマに対する論点が提示され、その論点の理解度を問われる問題が出されるのが特徴です。
また、小説ですが、これは「文学的文章」と呼ばれます。
文章中における登場人物の考え、並びに心の揺れ動きにスポットを当てた問題が出題されます。
小説に関する勉強法では、登場人物の心情に思いはせながら論理性を持って理解を深める作業が必要です。
随筆は特別な呼ばれ方をされることはありません。
筆者の体験をもとにした物語を読みながら、評論文と小説の中間的な読解技術で問題を解いていくことになります。
このように、一口に現代文と言っても様々な出題形式があるため、大学受験では幅広い国語の学習方法が求められます。
語彙力を鍛える
二番目に解説する一般的な学部の国語勉強法は、語彙力を鍛えるというものです。
国語、つまり日本語は私たち日本人が生活を営んでいくためには欠かせないものです。
しかし、意外なことに語彙力の向上に意識を向けている方はあまり多くありません。
日々同じような言葉を使っている方は少なくないのではないでしょうか。
ところが、国語の勉強法を実践していく上では、色々な文章と触れ合うため語彙力が乏しいと文章の読解が追い付かないことがしばしばあります。
したがって大学受験における国語の勉強法ではわからない単語は即座に調べるなどして、語彙力のアップに専心する必要があります。
主語・述語に注目する
三番目に解説する一般的な学部の国語勉強法は、主語と述語に注目するというものです。
主語と述語は、文章における非常に重要な要素です。
文脈を理解するためには、この二種類を理解していないと意味を察することは困難と言えるでしょう。
とくに長い文章では、主語そのものも長くなる傾向があるため、より一層把握するための力が求められます。
このような主語と述語にきちんと注目するための技術を身に着けるためには、やはり長文問題を繰り返し解くことが大切です。
そして、文章をときには細切れに、そして丁寧に読み解きながら主語、及び述語をしっかり捉えるための国語の勉強に勤しみましょう。
接続詞に意識を向ける
四番目に解説する一般的な学部の国語勉強法は、接続詞に意識を向けるというものです。
接続詞とは「つまり」や「しかし」などの言葉のことを言います。
この接続詞に意識を向けることで、筆者が次に言いたいことをおおよそ把握することができます。
たとえば、「つまり」が出た場合は要約の文脈が次に入るでしょうし、「しかし」が出た場合は、前文とは逆の主張が出るでしょう。
このように大学受験における国語の勉強法では、接続詞にも意識を向けながら学習をして、文章を先回りして予想する力をつけるための勉強法が非常におすすめです。
復習は必ず行う
五番目に解説する一般的な学部の国語勉強法は、復習は必ず行うというものです。
復習の必要性は言うまでもありませんが、現代文では問題の正誤がわかりにくいため答え合わせ、つまり復習をほかの科目よりも丁寧にしていくことが求められます。
国語の復習は地道で、地味な作業が続きがちですが、すべては大学受験合格のためと思って、まとめノートを作るなどして毎日コツコツ復習に励みましょう。
古文・漢文は単語学習からスタート
六番目に解説する一般的な学部の国語勉強法は、古文と漢語学習に関するものです。
ここまでは現代文を中心に国語の勉強法を解説してきましたが、最後に古文と漢語についても勉強法を示しておきましょう。
古文と漢語の勉強法のかなめとなるのが「単語学習」です。
古文と漢語の単語は馴染みのないものが多いため、大学受験では英語学習のように単語学習から始めるのがよい勉強法です。
慣れてきたら文法の理解、そして長文学習の順に学習を進めていくと良質な勉強法へとつながります。
古文と漢語が苦手という方は現代文よりも人数が多いかと思いますが、参考書に何度もトライして着実に実力をつけていってください。
読書や新聞・雑誌は国語の勉強法に効果あり?
受験生の中には、読書などを通じて実力のアップを図ろうと考えている方も多いのではないでしょうか。
たしかに、こういった行為は語彙力を身に着けるための効果は少なからずあります。
ただ、漫然と読書などをしているだけでは、思ったような効果は得られません。
もし、読書や新聞、雑誌を国語の勉強法へ生かすのであれば主語や述語に着目したり、全体の構造を把握するために、より丁寧に読むように意識しましょう。
普通の読み方とは違い大変かも知れませんがこれも大学受験で合格を勝ち取るためです。
読書などを国語の勉強法に生かす際は、上であげた注意点を意識しつつ励んでみてください。
さらに上を目指そう!難関学部向けの国語の勉強法
次に、医学部などの難関学部を目指す方向けの大学受験 国語勉強法について解説していきます。
予備校の講師に積極的に頼る
予備校の講師は基本的に受け持ちの生徒のためなら、どんなサポートでもしてあげたいと思っているものです。
そういった予備校の講師たちに、よい意味で甘え積極的に教えを乞うことも、医学部といった難関学部を突破するための心構えとしては必要です。
自力で何事も対処しようとする気構えも重要と考える方もいるかも知れませんが、医学部受験はそんなに甘いものではありません。
繰り返しになりますが、予備校の講師たちは常に受験生のために何かをしてあげたいと考えています。
そのため徹底的に教えに食らいつきすべてを吸収してやるくらいの意識の持ち方が重要です。
ちなみに一般的な予備校とは違い、専門学習を得意とする予備校の中には後期試験にまでサポートを実施してくれるところもあります。
そのため、最後まで予備校講師の力を頼り切るのであれば、上記のような予備校を選ぶことをおすすめします。
読解力を磨き上げる
国語は読解力がなければ、問題を解くことが非常に困難になってしまいます。
ましてや医学部を筆頭とする難関学部では難解な文章の出題が予想されますから、読解力の重要性は非常に大きなウェイトを占めるでしょう。
そこで読解力向上のための良質な勉強法が求められるわけですが、文章の要約がおすすめの勉強法となります。
難しい文章を上手に要約することで、重要な点を抜き出す訓練に充てるというわけです。
また、医学部の受験生であれば必要に応じて英語の文章の要約もしておくことも必要でしょう。
医学部受験では、たびたび英語の文章が出題されますから、出題傾向として英語の読解が必要なところに挑む方は、普段から英語の要約作業にも努めておいてください。
解答力を身につける
ワンランク上の国語の問題を正答するためには、高い解答力も必要です。
ここで言う解答力とは、論理的に文章を考えて解答に使うための材料を探し出してくる能力と、探してきた材料を組み合わせて解答を選択、もしくは作成する能力です。
これらの能力の醸成は非常に高度な訓練が必要で、一朝一夕の努力で身につくものではありません。
高度な参考書を反復する勉強法を駆使して、医学部受験などに積極的に生かしてください。
本気で医学部合格を目指すなら京都医塾
国語は私たち日本人にとって最も馴染みの深い言葉ですが、いざ学習をするとなると高品質な勉強法が必要です。
とくに医学部などの大学受験で合格を得るためには、より優れた勉強法を長期間にわたって続けていく必要があるでしょう。
このことから、受験生の中には、国語の良質な学習環境を求めて予備校へ通うことを考えている方も多いのではないでしょうか。
そういった方々へおすすめなのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。
京都医塾は医学部受験のための国語学習を筆頭に、合格のためのすべての学習内容を提供し、例年たくさんの医学部合格者を輩出している名門の予備校です。
ここから先は、そんな京都医塾の魅力に迫っていきましょう。
偏差値40からでも合格を可能にするカリキュラム
京都医塾では、偏差値に限らずどんな受験生の方でも受け入れ中です。
その自信の裏付けにあるのが、スタートラインがどこであっても医学部合格を勝ち取ることができるカリキュラムです。
これは「オーダーメイドカリキュラム」と呼ばれるものですが、受験生の方が入塾した際に現在の学力、これまでの学習履歴、そしてポテンシャルまで色々な角度から実力を分析して作られるカリキュラムです。
まさに、読んで字のごとく「オーダーメイド」の名にふさわしいカリキュラムになっておりますので、ご本人にぴったりフィットした内容の学習指導を提供することができ、どんな偏差値からでも志望校合格を目指すことができます。
実際に偏差値40台、さらには30台からの受験生を医学部合格に導いた実績もありますので、ぜひ信頼して私たちにお任せください。
定期面談で保護者様にお子さまの状況をご報告
「子どもを預けたはよいけど、本当に大丈夫なのだろうか」
保護者の方であれば、誰しもこのようなご不安を感じるのではないでしょうか。
可愛いご子息、ご息女を遠方に送るのですから、当然のことと言えます。
そういった保護者様の心情に寄り添うために、京都医塾では節目ごとに面談を行いお子さまの状況を逐一ご報告しています。
この定期面談では、担当の講師から学力の報告とともに志望校選定のアドバイスなども受けることが可能です。
そのほかにも、医学部受験について疑問点などがありましたら懇切丁寧にお答えさせていただいておりますので、どんなことでもご遠慮なくお尋ねください。
まずは「一泊二日医学部合格診断ツアー」からどうぞ!
医学部受験のための予備校と言っても、数多くあるためどこにしたらよいのか迷っている方は少なくないはずです。
そこで京都医塾では、当塾の魅力を知っていただくために「一泊二日医学部合格診断ツアー」と題して、体験授業などのプログラムをご提供しています。
このプログラムでは、当塾自慢の「完全1対1個人授業」を受けていただくとともに、実力テストによる学力診断、そして診断結果を分析したうえでの各種アドバイスをさせていただいております。
このように、非常に盛沢山のプログラムとなっていますので、一度参加していただければ当塾のよさを100%体感していただけること間違いなしです。
交通費・宿泊費ともに京都医塾がすべて負担いたしますので、ぜひ奮ってご参加ください。
まとめ
日本人にとって、最も親しまれている言語である国語。
そんな国語ですが大学受験で高得点を得るためには、通常の勉強法では不十分であるケースが多々見られます。
とくに医学部のような難関学部にチャレンジする際には、一般の学部へ挑む場合と比較にならないほどの学習量と効率性が求められてしまいます。
このことから、医学部を志す受験生の中には、より優れた国語の勉強法を求めて、良質な予備校を探している方も多いのではないでしょうか。
そういった方におすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。
京都医塾は医学部受験のための国語学習を筆頭に、合格のためのすべての学習内容を提供し、例年たくさんの医学部合格者を輩出している名門の予備校です。
私たちのもとへおいでいただければ、医学部合格のバックアップを全力で行い、あなたの希望を叶えるためのお手伝いを全力でさせていただきます。
当塾の魅力を堪能することができる、「一泊二日医学部合格診断ツアー」は随時承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
宿泊費・交通費ともに京都医塾が全額負担いたしますので、金銭的なご心配も不要です。