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【川崎医科大学医学部】入試情報まとめ!学費から偏差値・倍率まで徹底解説

【川崎医科大学医学部】入試情報まとめ!学費から偏差値・倍率まで徹底解説

 

地域医療の拡充に非常に力をいれている川崎医科大学医学部。

そんな川崎医科大学医学部のもとには、地域医療を支えることを夢見る受験者が毎年、試験に挑んでいます。

そこで今回の記事では、川崎医科大学医学部の受験を検討している人に向けて入試情報を、徹底解説していきましょう。

川崎医科大学医学部の基本情報

最初に川崎医科大学医学部の基本情報について見ていきましょう。

キャンパスや在籍者数、加えて学費について詳しく紹介しておりますので、参考にしてください。

キャンパス(岡山県倉敷市)

川崎医科大学医学部のキャンパスは、岡山県倉敷市松島に所在しています。

こちらのキャンパスへ新幹線を利用して向かう場合は、「岡山駅」を下車した後、JR山陽本線・伯備線に乗り換えて「中庄(なかしょう)駅」で下車してください。

路線バスを利用する場合は、川崎医大前で下車しましょう。

路線バスで川崎医科大学医学部のキャンパスへ向かう場合、岡山駅前バス停から約40分、倉敷駅前バス停から約20分で着きます。

在籍者数

2022年5月1日時点における川崎医科大学医学部医学科の在籍者数は、833名となっています。

収容定員が752名ですから、予定数をやや超過したかたちで選抜する方針をとっている模様です。

学費

川崎医科大学医学部の6年間の学費は45,500,000円となっております。

他大学が20,000,000円から30,000,000円の学費設定ですから、川崎医科大学医学部の学費はかなり高いと言っても差し支えないでしょう。

しかし、同医学部では金銭的に苦しい家庭に向けた支援措置としてして、川崎学園育英会による特待生制度を設けています。

制度の性質上、成績優秀者のみが選抜される仕組みとなっていますが、奨学金が受けられれば経済的な苦しさは大きく緩和されるはずです。

詳細は、川崎医科大学の学生課が窓口となっていますので、興味のある方は問い合わせてみてください。

川崎医科大学医学部の特徴

川崎医科大学医学部には、2~6年生の全員に「自修室」を割り当て学習支援をしたり、地域医療に特化したカリキュラムを導入しているといった特徴があります。

この項では、川崎医科大学医学部の特徴について解説していきましょう。

2~6年生の全員に「自修室」

川崎医科大学医学部では、2~6年生の全員に個人スペースである自修室を割り当てて、学習支援をしています。

こちらの自修室には机と椅子はもちろん、本棚やLANコンセントまで付属おり、勉学に励むには打ってつけの環境となっています。

また、自修室が設置されている8~10階からは、自然豊かな「ふるさとの森」が一望でき、学生たちの安らぎの場としてもとても人気があります。

なお、自修室に関しては川崎医科大学の公式HPでも紹介されていますので、興味のある人はアクセスしてみるとよいでしょう。

地域医療に特化したカリキュラム

川崎医科大学医学部は、地域医療を支える人材の募集と育成にとても力をいれています。

地域医療ゼミの教育活動では小グループで地域医療を徹底的に学ぶほか、地元に設置されている医療センターと連携して地域医療学実習も実施しております。

また、川崎医科大学医学部では入試に「地域枠」を設け、地域医療を担ってくれる人材を積極的に採用しています。

川崎医科大学医学部の入試を検討している人、地域医療に貢献したいと願っている人は地域枠での受験を検討してみるのもおすすめです。

川崎医科大学医学部の偏差値や倍率

川崎医科大学医学部の偏差値や倍率は、いったいどのようなものになっているのでしょうか。

こちらの項では、川崎医科大学医学部の偏差値や倍率について解説していきましょう。

偏差値

2022年度における川崎医科大学医学部の偏差値は60.0で、他大学よりも入学しやすい難易度と言えます。

偏差値が近い大学としては、埼玉医科大学獨協医科大学北里大学があげられそれぞれの偏差値は62.5となっています。

倍率

こちらの項では、川崎医科大学医学部の入試倍率について見ていきましょう。

2020年度から2022年度までのまでの倍率を表にして取りまとめました。

じっくり読み込んで、今後の指針としてください。

▼川崎医科大学医学部の入試データ
・2020年度

学部|学科 入試名 倍率 募集人員 志願者数 受験者数 合格者数
医学部 全入試合計 13.1 124 1,713 1,657 126
医学部|医学科 一般入試合計 18.4 74 1,588 1,532 83
医学部|医学科 推薦入試合計 2.9 50 125 125 43

・2021年度

学部|学科 入試名 倍率 募集人員 志願者数 受験者数 合格者数
医学部 一般選抜 22.8 50 1,427 1,393 61
医学部|医学科 一般/岡山県枠 7.1 10 64 64 9
医学部|医学科 一般/静岡県枠 6.7 10 67 67 10
医学部|医学科 一般/長崎県枠 7.5 4 30 30 4
医学部|医学科 総合型選抜(中国・四国出身枠) 3.6 20 72 71 20

・2022年度

学部|学科 入試名 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
医学部 総合型選抜合計 3.4 20 68 68 20
医学部|医学科 一般選抜 50 1,351 1,296
医学部|医学科 総合型選抜(中国・四国出身者枠) 3.4 20 68 68 20

川崎医科大学医学部の一般入試の倍率は例年高い値となっていますが、地域枠については低い水準で横ばい状態の傾向にあります。

なお、出願に際しての注意点ですが、川崎医科大学医学部医学部では、地域枠同士の併願はできないルールとなっています。

もし併願を希望する場合は、一般選抜の方と合わせて受験するなどの対処法で臨んでください。

入試科目と対策

川崎医科大学医学部の受験では、理科2科目と数学、外国語の他、面接や小論文が課されます。

努力を積み上げて受験に臨むわけですから、しっかりと対策をして合格を勝ち取りたいところです。

そこでこちらの項では、川崎医科大学医学部の入試科目とその対策について解説していきましょう。

理科2科目(200点)

川崎医科大学医学部の入試では、物理と化学、そして生物の中から2科目を選んで受験することになります。

物理

大問は4題で、すべてマーク式(択一式)です。

難易度は基本的で、典型題も多く、物理全体が広く浅く問われます

加えて、分量も多くないため、時間制限も厳しくありません。

そのため、基本的には完答狙いとなります。

化学

化学では、小問が数多く出題される傾向にあります。

理論、無機、有機など全範囲から出題されるためまんべんなく学習しましょう。

さらに、資料集を利用して生命化学に関する知識などを学んでおくことも、忘れないでください。

生物

生物は大問が3題ほど出されますが、小問集合の形式や、大問の中で複数の分野に分かれた形式での出題があるため、出題分野は多岐に渡ります

基本的な知識を問う問題が多いため、教科書レベルの知識は完璧な状態にしておきましょう。

計算問題や、実験結果を読解して考察する問題も見られますので、典型的な問題には一通り触れた状態で試験に臨むとよいでしょう。

数学(100点)

数学の試験では積分や確率、ベクトルなどが頻出となっています。

大学入学共通テスト(以下、共通テストと表記)レベルの問題がほとんどですが、問題数が多いことから制限時間内にどれだけ正解を導き出せるかが、合否の分かれ目となるでしょう。

過去問をしっかり解いて共通テストはもちろん、上位大学レベルの問題にも対応できるだけの力を身につけてください。

外国語(100点)

外国語は例年、制限時間90分で全4題が出題されてきましたが、2021年度では並べ替え問題がなくなり、全3問の構成になりました。

文法知識を蓄えるとともに、800語~1,000語ほどで構成された英文を用いて、演習を重ねておいてください

面接

面接については、10分~15分ほどの個人面接が行われます。

面接でよく出される質問としては、

・医師を志望する理由

・川崎医科大学医学部を志望する理由

・今までで一番、感動した出来事について

・最近読んだ本の感想

・リーダー経験の有無

・卒業後、岡山で医療に従事するか

などが挙げられます。

面接対策を通して、これらの質問にしっかりと答えられるようにしておきましょう。

小論文

小論文では、全部で800字程度で記述する問題が出題される傾向にあります。

800字の記述問題が1問だけ出題される年もあれば、200字と600字の2問が出題される年もあります。

小論文は書けば書くほど実力が上がる分野ですので、とにかく反復練習をして力をつけてください。

川崎医科大学医学部を目指すなら京都医塾ヘ

冒頭でも触れたとおり、川崎医科大学医学部は地域医療の拡充を目指す方針を取っている大学です。

そのため、地域を支え人々の健康を願う受験者からは大変な人気があります。

しかし、医学部の受験では膨大な量の勉強が必要ですから、どんなに高い志を持っていても必ず受かるとは限りません。

また、学習方法にも自宅学習や塾、予備校など色々な選択肢がありますので、どれが自分にとってベストな方法か迷っている人も多いことでしょう。

そんな時に利用したいのが医学部受験に特化した予備校、「京都医塾」です。

京都医塾は医学部受験に特化した予備校として、全国的に抜群の知名度を誇る予備校です。

こちらの項では、京都医塾の魅力を徹底的に紹介しましょう。

医学部に特化した予備校

先ほどもお話ししましたが、京都医塾は医学部の受験に特化した予備校として多くの受験者から支持されています。

2022年度の医学部の試験では、受験者のうち78%の人が一次合格、さらに68%の人が最終合格を勝ち取っています。

もちろん、川崎医科大学医学部の合格者も毎年輩出しており、2022年度の一次合格は22名最終合格は17名も輩出しています。

川崎医科大学医学部の受験を検討している人には、京都医塾が打ってつけと言えるでしょう。

一人ひとりに合わせたスケジュール

京都医塾では入塾時、利用者の実力をテストやカウンセリングで推しはかり、一人ひとりに合わせたスケジュールを作成しています。

このスケジュールは「オーダーメイドカリキュラム」と呼ばれるもので、利用者の学習進度に合わせて常に手が加えられ、最適なカリキュラムを提供するための足がかりとなります。

オーダーメイドカリキュラムをもとに、優秀な講師陣が生徒に付き添って教鞭を取ってくれますから、医学部合格へ最短距離で突き進むことができるでしょう。

まとめ

地域医療への貢献を目指している川崎医科大学医学部には毎年、大勢の受験者が試験に挑みます。

しかし、医学部の受験では一次試験で高得点を取らないといけないばかりか、面接対策も必要となります。

自宅学習でも試験をクリアできる可能性はありますが、合格をより確実なものにするためには京都医塾のような信頼と実績のある予備校に通う必要があるでしょう。

京都医塾では、生徒一人ひとりの実力合わせてスケジュールを管理してくれますから、受験までのプランを立てやすくなります。

「絶対に医学部に合格する」と強い意気込みを持っている人、「地域に根差した医療を支えたい」という志を持っている人には、京都医塾が最適です。

電話受付は年中無休で行っていますので、興味がある人は問い合わせてみるとよいでしょう。

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