九州医学専門学校として設立され、長きにわたり医療業界に貢献している久留米大学。
現在は、医学部に加え、経済学部や法学部、人間健康学部などが設立され、多くの学生がさまざまな学問を学んでいます。
そんな久留米大学医学部に興味がある受験生のなかには「どのような高校から合格しているのか」「自分の高校のレベルから合格できそうか」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、久留米大学の出身高校ランキングをはじめ、医学部の入試データ、必要な偏差値、倍率、特徴などを詳しく解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
久留米大学の出身高校ランキング
久留米大学には、全国各地から優秀な学生が集まります。
ここでは、久留米大学に多くの合格者を輩出している高校のランキングを紹介します。
これらの高校の傾向やレベルを知ることで、自身の立ち位置を確認しておきましょう。
◇久留米大学の出身高校上位20校【偏差値付き】
順位 | 国公/私立 | 高校名 | 偏差値 | 都道府県 | 2024年度合格者数 |
1 | 公立 | 小郡高等学校 | 53 | 福岡県 | 85人 |
2 | 公立 | 鳥栖高等学校 | 58 | 佐賀県 | 72人 |
3 | 公立 | 久留米高等学校 | 60-62 | 福岡県 | 69人 |
4 | 公立 | 朝倉高等学校 | 59 | 福岡県 | 59人 |
5 | 公立 | 三池高等学校 | 59 | 福岡県 | 57人 |
6 | 公立 | 筑紫高等学校 | 65 | 福岡県 | 54人 |
7 | 私立 | 筑紫台高等学校 | 39-55 | 福岡県 | 44人 |
8 | 公立 | 三養基高等学校 | 53 | 佐賀県 | 43人 |
9 | 私立 | 東福岡高等学校 | 49-62 | 福岡県 | 42人 |
10 | 私立 | 筑紫女学園高等学校 | 61-68 | 福岡県 | 40人 |
11 | 公立 | 佐賀北高等学校 | 50-59 | 佐賀県 | 38人 |
12 | 私立 | 佐賀清和高等学校 | 41-63 | 佐賀県 | 37人 |
13 | 公立 | 柏陵高等学校 | 51-53 | 福岡県 | 36人 |
13 | 私立 | 八女学院高等学校 | 44-62 | 福岡県 | 36人 |
13 | 私立 | 大牟田高等学校 | 41-57 | 福岡県 | 36人 |
16 | 公立 | 明善高等学校 | 70-72 | 福岡県 | 34人 |
17 | 公立 | 致遠館高等学校 | 62-64 | 佐賀県 | 32人 |
18 | 公立 | 伝習館高等学校 | 64 | 福岡県 | 30人 |
19 | 公立 | 福岡市立福翔高等学校 | 58 | 福岡県 | 27人 |
20 | 公立 | 武雄高等学校 | 59 | 佐賀県 | 26人 |
※出典:みんなの大学情報を基に集計
※医学部以外の学部の合格者も含む
◇久留米大学の出身高校の特徴

久留米大学への進学実績が多い高校の特徴として、福岡県、佐賀県内の進学校が多いです。
ランキング上位の高校は、難関大学への進学実績が高く、質の高い教育を提供していることで知られています。
これらの高校では、学力だけではなく、自律的な学習習慣や問題解決能力も育成されています。
また、上位20校のうち、14校が公立高校である点も大きな特徴です。
これは、地元の高校からでも十分合格を狙えることを示していますが、医学部への合格を勝ち取るには、偏差値だけではなく、面接や小論文など、総合的な対策が必要です。
久留米大学医学部の入試データ分析
久留米大学医学部への合格を勝ち取るのは、決して容易ではありません。
ここでは、合格に必要な偏差値や倍率などの入試データを分析し、合格への道筋を具体的に示します。過去のデータを分析し、合格の可能性を高めましょう。
◇医学部合格に必要な偏差値
医学部は人気の学部の一つであるため、競争率が高いのが特徴です。
久留米大学医学部も例外ではなく、合格するためには高い偏差値が必要です。具体的には、62.5程度の偏差値が必要とされています。
偏差値は、年度や入試形式によって変動しますが、久留米大学医学部を目指す受験生は偏差値65以上を目指しましょう。
また、久留米大学医学部では、学力試験合格者を対象に、小論文試験や面接試験を実施しています。
二次試験では、論理的思考力が合否を分けるので、二次試験対策も行うようにしてください。
◇直近の倍率と志願者数の変動
久留米大学医学部医学科の直近3年の実質倍率と受験者数の推移は以下のとおりです。
入試方式 | 2024年度 | 2023年度 | 2022年度 |
一般前期 | 7.8 | 7.2 | 9.4 |
一般後期 | 99.6 | 103.8 | 111.6 |
一般推薦A日程 | 15.4 | 6.8 | 8.1 |
特別枠推薦 | 8.5 | 5.4 | 5.9 |
福岡県特別推薦 | 10.8 | 6.4 | 9.8 |
総合型選抜 | 2.0 | ‐ | ‐ |
久留米大学医学部の倍率は、近年、高水準で推移しており、競争が激化しています。
一般選抜の倍率は10倍に迫る数字となっており、非常に競争率が高いことが読み取れます。
また、合格倍率は入試方式によって大きく異なるため、自身の学力や適性に合った入試方式を選択することが重要です。
高倍率を突破するために、過去問分析や模擬試験など、万全の準備を行い、自信を持って試験に臨みましょう。
久留米大学の特徴

久留米大学は、医学部をはじめ、文学部、法学部、経済学部など、多様な学部を持つ総合大学です。
ここでは、久留米大学の特徴について詳しく解説します。
久留米大学の魅力を知ることで、入学後の生活に対する期待感が高まり、学習意欲の向上にもつながるでしょう。
久留米大学の特徴や強みを理解し、モチベーションを高めてください。
◇特徴1:現代医学の最先端教育を提供
久留米大学医学部では、現代医学の最先端教育を提供することに注力し、常に進化する医療現場に対応できる人材育成を目指しています。
具体的には、協同学習や臨床実習などの充実したカリキュラムを導入し、学生たちが実際の患者さんと接する機会を多く設けています。
また、知識力や指導力に優れた教員たちが、入学から卒業まで、しっかりと学生生活をサポートしてくれるため、安心して国家試験合格に向けた知識を習得できるでしょう。
◇特徴2:チーム医療教育の充実
久留米大学医学部は、チーム医療教育を重視し、多職種連携の重要性を学生にレクチャーしています。
現代の医療現場では、医師だけではなく、看護師、薬剤師、理学療法士など、さまざまな専門職が連携して患者さんの治療にあたる場合が多いです。
久留米大学医学部では、多職種連携教育を積極的に取り入れ、学生たちが早い段階からチーム医療の重要性を理解し、実践的なスキルを身につけられるような教育を行っています。
具体的には、合同での講義やワークショップ、シミュレーションなどをとおして、学生たちが互いの専門性を理解し、協力して患者さんの問題を解決する能力を養っています。
これらの活動を通して、学生たちはコミュニケーション能力や協調性、リーダーシップなどを身につけ、チーム医療における自らの役割を理解できるでしょう。
久留米大学医学部合格の入試形式と必要科目

ここからは、久留米大学医学部の入試形式と必要科目について紹介します。
久留米大学医学部は、医学科、看護学科、医療検査学科に分類されています。
ここでは、医学科に絞って入試形式を紹介するので、ぜひ試験対策の参考にしてください。
【一般選抜(前期・後期)試験概要】
科目 | 内容 | 配点 | |
一次試験 | 外国語(英語) | 英語コミュニケーションⅠ英語コミュニケーションⅡ英語コミュニケーションⅢ論理・表現Ⅰ、論理・表現Ⅱ論理・表現Ⅲ | 100点 |
理科 | 1.物理基礎・物理2.化学基礎・化学3.生物基礎・生物※上記1〜3から2科目を選択 | 200点 | |
数学 | 数学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ数学A、B、C | 100点 | |
二次試験 | 小論文 | 800字以内でテーマに沿って論述 | 50点 |
面接 | 50点 |
久留米大学医学部に入学するためには、さまざまな入試制度がありますが、一般選抜(前期・後期)を受験して入学するのが一般的です。
入学試験は高倍率になることが予想されるため、必要な科目をバランス良く学習するとともに、過去問を繰り返し実施し、出題形式に慣れておきましょう。
また、面接対策や小論文対策にも十分な時間を割くようにしてください。
本気で医学部合格を目指すなら京都医塾
久留米大学医学部に合格するためには、出身高校の上位に位置するような進学校出身の受験生を上回る学力をつける必要があります。
もし、自分の高校のレベルや高校の受験指導体制について不安を感じるなら、予備校に通うのがおすすめです。
医学部合格を確実にするためにおすすめしたいのが、偏差値40台からの医学部合格実績を持つ医学部専門予備校「京都医塾」です。
◇志望校合格に必要な力から逆算して、個別カリキュラムを作成
医学部合格を目指すためには、現在の学力と志望校に求められる学力のギャップを明確にし、その差を埋める計画を立てる必要があります。
京都医塾では、授業や模試、学内の学力診断テストを通じて一人ひとりの学力を詳細に分析し、合格に向けた最適な学習プランを設計します。
1年間の学習スケジュールを細かく計画し、やるべき内容を可視化することで、自主学習時間でも効率よく目標に向かって取り組めるでしょう。
この徹底した逆算型の計画により、生徒は無駄のない学習を実現し、合格に必要な力を確実に身につけられます。
志望校合格に向けた戦略的な学習を進めるための理想的な環境が、京都医塾には整っています。
◇一泊二日診断ツアーで合格への最短ルートを見つけられる
医学部合格を目指すなら、まず自分の学力と課題を正確に把握することが重要です。
京都医塾では、一人ひとりに最適な学習戦略を見つけるために「一泊二日医学部合格診断ツアー」を実施しています。
ツアーでは、京都医塾独自の学力診断とマンツーマン指導を無料体験。
学力診断テストで現在のレベルを測定し、克服すべき課題を明確化。
今の勉強方法が本当に正しいかをチェックできます。
また、テスト結果をもとに分析し、あなた専用の受験戦略を提案。過去の合格データを活用し、医学部合格までのロードマップを作成するので、「何をどう勉強すればいいのか」が明確になります。
◇「医学部専門予備校」だからこその圧倒的な医学部入試情報
京都医塾は医学部専門予備校として、全国の医学部入試に関する情報を網羅し、最新の動向を常にアップデートしています。
過去の入試データの詳細な分析から、久留米大学医学部をはじめとした各大学の出題傾向や面接のポイントに至るまで、幅広い情報を収集し、最適な入試戦略を提案しています。
例えば、志望校ごとの特性を活かした指導では、頻出分野や個別の出題形式に合わせた学習メソッドを提供。
また、久留米大学医学部で重視されている面接対策にも精通しており、医学部合格を徹底的にサポートします。
加えて、受験生自身が勉強に専念できるよう、情報収集や戦略立案は京都医塾が徹底的にサポート。
安心して受験に臨める体制を整え、生徒一人ひとりの合格を目指します。
まとめ

久留米大学医学部を目指す皆さんにとって、出身高校の情報や入試データは、合格への戦略を立てるうえで非常に重要な要素といえます。
今回の記事で紹介した情報を参考に、自身の目標を明確にし、計画的に学習を進めてください。
また、医学部への挑戦で挫けそうになったら医学部専門予備校「京都医塾」がおすすめです。
京都医塾では、交通費・宿泊費無料で授業の体験と学力診断テストが無料で受けられる「一泊二日医学部合格診断」を行っています。
医学部合格を目指す受験生にとって有意義な時間となるはずなので、ぜひお気軽にお問い合わせください。