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【杏林大学医学部】目指せ医学部合格!偏差値や倍率、入試対策を徹底解説!

【杏林大学医学部】目指せ医学部合格!偏差値や倍率、入試対策を徹底解説!

 

「眞・善・美の探求」を建学の精神とする杏林大学。

そんな同大学の医学部は1970年4月に開設されました。

親交のある大学と国際交流をしながら高度な医学を学べるとあって、医師を志望する人たちから大変な人気があります。

グローバル化が進む現代社会において、国際的な視野で医療を学習できるのですから、受験者たちから良い評判を得られているのも頷けます。

そこで今回は、杏林大学医学部を志す人たちに向けて、同大学の基本情報や偏差値、倍率などを解説していきます。

杏林大学医学部の基本情報

最初に杏林大学医学部の基本情報について見ていきます。

入学定員入試要項、そして学費の三点に絞って深掘りして解説しています。

入学定員

2023年度における杏林大学医学部の入学定員は105名です。

内訳は、一般入試が89名、大学入学共通テスト15名、外国人枠が1名となっています。

現在、日本政府は医師の総数を増加させる政策をとっていることから、入学定員は今後増える可能性もあるでしょう。

学費

杏林大学医学部の学費は、6年間で約37,000,000円です。

内訳は、入学金が1,500,000円、授業料が3,000,000円で、そのほかについては実験実習費が毎年1,000,000円、施設設備費が初年度4,000,000円、2年次以降、毎年1,500,000円が必要となっています。

私立大学医学部の学費は30,000,000円前後が平均となっていますので、杏林大学の学費は、やや高額な部類に入ると言えるでしょう。

ただ、同医学部では、経済的な事情で学費の工面が難しい人向けに、学納金の一部免除する制度を設けています。

金銭面で何らかの不安を抱えている人は、大学に直接問い合わせるか、学生募集要項などに目を通してみてください。

杏林大学医学部の偏差値、倍率

ここから先は杏林大学医学部の偏差値や倍率を見ていきます。

偏差値

まずは、偏差値について解説します。

2022年度における杏林大学医学部の偏差値は65.0で、私立大学医学部の中では平均的なものとなっています。

同一の偏差値、かつ関東圏の医学部としては、帝京大学や産業医科大学、東京女子医科大学などがあげられます。

この偏差地帯の医学部は数が多く、全国的にも広く分布していることから、受験生にとっては選択肢が豊富に与えられているといったメリットがあります。

倍率

次に倍率について見ていきます。

ここでは、杏林大学における2020年度から2022年度までの入試のデータをもとに、倍率を分析していきましょう。

まず、一般選抜についてですが、こちらについては各年度とも約13倍から14倍となっており、全国平均の13倍前後とほぼ同じ数値となっています。

反面、共通テスト利用形式に注目すると、難易度は一気に上昇。

全国平均の12倍程度を大きく上回る数値を、いずれの年度においてもマークしています。

もともと杏林大学医学部は従来からとても人気のある学部で、2019年度の一般入試後期試験では約120倍という驚異的な倍率を叩き出したことがあるほどです。

偏差値としては平均的であることは前述したとおりですが、同数値にとらわれて学習面で手を抜いてしまえば、落第の可能性が生じてしまうことは言うまでもありません。

受験勉強を進めるにあたっては、予習・復習をきちんと行って着実に力をつけていきましょう。

▼杏林大学医学部の入試データ
・2020年度

学部|学科 入試名 倍率 募集人員 志願者数 受験者数 合格者数
医学部 全入試合計 16.7 114 3382 3183 191
医学部|医学科 AO入試 1 18 18 0
医学部|医学科 一般入試
※地域枠含む
12.7 98 2290 2108 166
医学部|医学科 セ試前期 51.0 10 1035 1019 20
医学部|医学科 セ試後期 7.6 5 39 38 5

・2021年度

学部|学科 入試名 倍率 募集人員 志願者数 受験者数 合格者数
医学部|医学科 一般入試 12.8 98 2280 2197 171
医学部|医学科 共通テスト利用前期 36.9 10 750 738 20
医学部|医学科 共通テスト利用後期 12.4 5 62 62 5
医学部|医学科 外国人留学生入試 1 8 8 0

・2022年度

学部|学科 入試名 倍率 募集人員 志願者数 受験者数 合格者数
医学部|医学科 一般入試 13.8 100(地域枠含む) 2649 2559 194
医学部|医学科 共通テスト利用前期 37.6 10 685 677 18
医学部|医学科 共通テスト利用後期 7.7 5 46 46 6
医学部|医学科 総合型選抜 1 3 3 0
医学部|医学科 外国人留学生入試 1 5 0 0

杏林大学医学部の特徴

杏林大学医学部にはいったいどのような特徴があるのでしょうか。

こちらの項では、杏林大学医学部の特徴について解説していきます。

「担任制度」できめ細やかなサポート

杏林大学医学部では、「担任制度」と呼ばれる特徴的な授業を行っています。

担任制度は学生を5名程度のグループに分け、各グループに担任が付く学生支援制度です。

この制度のもとでは、学業に関する悩みや私生活での困りごとを担任に相談することができます。

直接、会ってじっくり話し合うことで問題解決のヒントを得られるとあって、多くの学生たちからも評判を呼んでいます。

ストレスの無い学生生活を送れますので、勉強にもより一層励むことができるはずです。

国際交流の制度が充実

杏林大学医学部には、国際交流の制度が充実しているという特徴もあります。

同大学はイギリスに所在するレスター大学と親交があり、1年から4年次の休暇では留学して医学英語を学ぶことが可能です。

医学英語の授業では英語で患者を問診したり、スピーチ力を高めたりする訓練を受けられます。

加えて、6年次にはクリニカルクラークシップ(臨床参加型実習)中に、アメリカやフランスの医学部に留学して、臨床実習を勉強することができます。

世界レベルの環境で医学を学ぶことは、学生にとって将来への大きな糧となることでしょう。

杏林大学医学部の入試対策

続いて、杏林大学医学部の入試対策について解説していきます。

杏林大学医学部の試験では英語と数学の他、理科2科目が出題されます。

理科2科目は生物と化学、加えて物理から2科目を選択する形式となっていますので、得意な科目を選んで解いていきましょう。

こちらの項では科目ごとに解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

英語

英語は60分の試験時間でオールマーク方式の大問が4題、出題されます。

文法と並べ替えに関しては、解きにくい問題もあるものの標準的な問題が多い方だと言えます。

その一方、そこまで一般的ではない「文整序」が出題されているという特徴があります。

最後に長文2つが出ていますが、2021年度入試では随分短くなりましたので、分量的には私立医学部の中で負担が少ない方です。

数学

数学では数学Ⅲの微分・積分や図形を用いた問題がよく出題されます。

問題の難易度はやや高めですので、上位の私立大や国立大レベルの問題を解ける力が必要となります。

時間配分についても感覚を掴んでおいてください。

物理

大問は4題(うち小問集合2題)で、すべてマーク式(択一式。数値問題は各桁の数値をマーク)です。

難易度は基本~標準で、典型題も多く、物理全体が広く浅く問われます。

しかし、時間に対しての設問数が多いため、手際よく解き進める必要があります。

化学

化学も大問が3~4題ほど出題されます。

難易度は標準的で理解力や計算力を問う問題が多く出ます。

普通レベルの過去問集を解いておけば、合格ラインの点数を取れるはずです。

生物

生物は大問が3~4題ほど出題されます。

全範囲から出題され、知識問題だけでなく、実験考察問題や計算問題など内容も多彩なため、幅広く学習しておく必要があるでしょう。

グラフなどの値を読み取って考察に用いる問題も見られますので、代表的なグラフ問題に関しては一通り取り組んで、取り扱いを理解しておきましょう。

難易度は標準的ですが、制限時間に対する問題数は決して少なくないので、ミスなく正確に素早く解答できるように訓練しておく必要があります。

杏林大学医学部を目指すなら京都医塾

上でも書いたとおり杏林大学医学部の試験では英語と数学、理科2科目が出題されます。

英語や化学のように標準的な難易度の科目もありますが、数学や物理など高い難易度の科目もあります。

これら高難度の科目の正答率を上げるには、充実した学習環境に身を置く必要があるでしょう。

そういった時におすすめなのが医学部受験に特化した予備校、「京都医塾」です。

京都医塾は、毎年多くの生徒を医学部合格に導いている名門予備校です。

この京都医塾では一人ひとりの実力に合わせて作られた「オーダーメイドカリキュラム」をもとに授業を行っています。

オーダーメイドカリキュラムは、入塾時に実力テストやカウンセリングを通じて生徒の力を測定して作られるカリキュラムです。

常に駐在している80名以上の社員講師がこのカリキュラムに基づいて授業を行い、生徒を合格までサポートしていきます。

また、オーダーメイドカリキュラムは生徒の学力に合わせて常時、書き換えられ最適なものにアップデートされますので学習進度の管理も心配いりません。

加えて、定期的に面談を実施して受験にまつわる不安ごとなどをカウンセリングすることで、生徒の精神的なケアも図っています。

杏林大学医学部にも毎年合格者を多数輩出していますので、同大学を検討している人にも最適です。

まとめ

杏林大学医学部は1970年4月に開設された医学部です。

国際交流を軸とした留学制度や担任制度が充実しているとあって、同制度を目当てに毎年多くの受験者が狭き門の突破に挑戦しています。

そんな杏林大学医学部の偏差値は65.0となっており、私立大学医学部の中では標準的なものとなっています。

さらに、試験科目の内訳は英語と数学、理科2科目です。

難易度としては標準レベルのものが多い中、数学と物理は高難度の問題が出題されています。

そのため、しっかり学習して実力を高めてから試験に臨む必要があるでしょう。

そんな時に頼りになるのが医学部に特化した予備校、京都医塾です。

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こちらの予備校では、生徒一人ひとりの実力に合わせて作られたオーダーメイドカリキュラムをもとに授業を実施しています。

80名もの社員講師のもと充実した学習環境で勉学に励めますから、着実に学力をアップさせることができるでしょう。

杏林大学医学部にも合格者を輩出しており、2020年には一次合格者6名、そして二次合格者3名を出しています。

杏林大学医学部合格をより確実なものにしたい人にとっては、医学部に特化した京都医塾がこの上なく頼もしい味方となってくれるはずです。

京都医塾では「京都留学」と題して一泊二日の体験入学を受け付けていますから、気になる人はぜひ一度、問い合わせてみるとよいでしょう。

こちらの体験入学は、電話はもちろんメールでも受け付けています。