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基礎固めはいつまでにすればいい?出遅れたときは?効果的な基礎固めのやり方を解説!

基礎固めはいつまでにすればいい?出遅れたときは?効果的な基礎固めのやり方を解説!

医学部の受験で欠かせないのが、基礎固めです。
確実に得点できる基礎の問題を取りこぼしてしまうと、入試で合格はつかめません。
しかし、受験対策では過去問などの演習も必要です。
基礎固めはいつまでに仕上げればよいのでしょうか。
そこで、今回の記事では基礎固めの大切さとともに、基礎固めを終える時期や効率的なやり方についても解説していきます。

なぜ基礎固めが大切か


冒頭でも触れましたが、基礎固めは大切です。
この項では、あらためて基礎固めが大切な理由について解説していきます。

合否を左右するのは基礎

難関の医学部受験では「早く応用問題を解けるようにならなければ」と焦る人もいるかもしせん。
しかし、医学部受験において合否を左右するのは基礎です。
医学部入試で合格をつかめないのは、難問で正解できないことではなく基礎の問題の取りこぼしが原因です。
誰もが得点しなくてはならない基礎レベルの問題を間違えてしまうことが命取りになるのです。

成績が上がらないのは基礎が抜けているから

「勉強しているのになかなか成績が上がらない」という人は、基礎が出来ていないことも珍しくありません。
基本的な知識が不十分なまま参考書や問題集に取り組んでも、十分な理解が出来ない可能性があります。
また、問題の解説を読んでも解法の理解ができなければ、似たような類題を解くことができないでしょう。
せっかく勉強に時間を割いたとしても、基礎が身についていなければ学力向上が見込めないのです。

応用問題が身につかない

「応用問題が身につかない」という人は、基礎固めが足りていない人が多くいます。
基礎知識を身につける前に応用問題をすすめようとしても、望むほどの応用力が身につきません。
応用問題は、基礎問題の組み合わせや視点を変えて基礎問題に帰着させるなど、基礎が身についていることが前提になります。
基礎を大事にして解法パターンを身につけてから、応用問題にすすみましょう。

基礎固めとは

基礎固めが大切な理由についてみてきました。
そもそも基礎固めとは何をすることなのでしょうか。
この項では、基礎固めとは何なのかについて解説していきます。

基礎固めとは

基礎固めとは「知識を自分の力で解けるようにすること」です。
自分の力で解けるというのは、公式の丸暗記では意味がありません。
算数や物理であれば公式そのものを理解して、似たような類題にも適用できる状態になって解けるといえます。
基礎問題集の解き方のポイントを理解して、自分の力で解けるようになったとき基礎が身に付いたといえるのです。

基礎固めは夏までに


上述してきたように、大学受験では基礎固めが不可欠です。
それでは、基礎固めはいつまでにやっておけばよいのでしょうか。
この項では、基礎固めを終わらせる時期について解説していきましょう。

現役生は高校3年生の夏休みの終わりを目標に

高校3年生の夏休みの終わりには基礎固めをしておくことが理想です。
そのためには、高校1年生や2年生の頃から授業の内容は予習復習を丁寧に行って、知識を定着しておくことが重要です。
高校3年生になってからは、苦手な分野や基礎の最終確認に時間をあてていきます。
部活などで勉強時間の確保が難しい受験生は、少なくとも夏休みが終わるまでに基礎問題集を1冊完璧に仕上げられるようにしましょう。

浪人生は7月末まで徹底的に

浪人生は7月末を目標に基礎をしっかり固めましょう。
春までは入試レベルの問題に取り組んでいた浪人生も、あらためて基礎に立ち返って勉強し直すことが必要です。
浪人生はすでに受験勉強をしてきたので基礎をおろそかにしがちですが、勉強を始めてみると抜けていた知識に気づくことも多いはずです。
リベンジを果たすために、まずは徹底的に基礎を仕上げていきましょう。

秋から応用問題や過去問

基礎をしっかり身につけたら、秋からは応用問題や過去問を行っていきます。
知識が身についているつもりでも、いざ問題演習に取り組んでみると理解できていないことに気づくことがあります。
また、過去問を解いていく中で自分の苦手分野に気づくこともあるでしょう。
理解できていないところはそのままにせず、今まで使っていた参考書や問題集に立ち戻ることも必要です。

基礎固めが夏までに終わらなかったときは

部活などが忙しい場合は、夏までに基礎固めが出来なかったという人もいるはずです。
その場合はどうしたらよいでしょうか。
この項では、基礎固めが予定どおり終わらなかったときのポイントを3つに絞って解説していきます。

出遅れた場合には10月末までに

夏までに基礎固めが出来なかったからといって、早々と応用問題演習に取り掛かってはいけません。
基礎が備わっていければ、応用問題が身につかず労力をかけたわりに学力の伸びが期待できないからです。
出遅れてしまった場合は、遅くとも10月末までに基礎固めを終わらせるのが理想です。
受験勉強においては、しっかりと基礎固めをすることが何より大切なのです。

焦らずプランを立て直す

スケジュール通りに勉強がすすまなかったときには、プランを立て直すことが重要です。
焦る気持ちから基礎を省いて中途半端に終わらせようとすると、理解が出来ていないところや知識に抜けが生じます。
時間をたっぷりかけられないとしても、受験科目の基礎は一通り押さえることを目標にすべきです。
いさぎよくプランを立て直して、入試に必要な基礎を積み重ねていきましょう。

土台を固めてから次のステップへ

難関大を目指す人は「応用問題に手をつけられていない」と焦る人もいるでしょう。
たしかに最終的には各大学に見合った入試対策に着手しなければなりません。
しかし、まずは基礎が完成できていなければ、過去問を数年分やり続けたとしても合格点の達成は難しいでしょう。
基礎を確実に固めてから、次のステップにすすむことが合格の必須条件となるのです。

効果的な基礎固めのやり方


基礎固めをすべき時期を逃したとしても、プランを練り直して取り組むことの大切さがわかりました。
それでは、基礎固めを行うにはどのように行うことが効果的でしょうか。
この項では、効果的な基礎固めの方法について解説していきましょう。

一冊の問題集を完璧に仕上げる

効果的に基礎を固めるには、一冊の問題集を完璧になるまで仕上げることが重要です。
何度も同じ問題を解くことを繰り返すことで、一冊を深く理解することができるからです。
勉強に不安を感じるとつい新しいものに手をつけたくなりますが、表面的な解説をなぞっているだけでは本質的な力は身に付きません。
まずは一冊を説明できるぐらいまで徹底して反復することで、基礎的な内容や解法を身につけることができるのです。

苦手科目はさかのぼって穴をうめる

だれしも受験科目の中に苦手科目があるものです。
特定の科目が苦手という状態は、基礎的なところでつまずいていることが多いです。
自分がつまずいていたところまでさかのぼって丁寧に知識の穴を埋めていくことで、理解度が格段に上がります。
まずはどこでつまずいたかを教科書や問題集を単元ごとに振り返りながら確認し、学習が不十分な箇所があれば基礎的な知識であっても学び直しましょう。
時間がかかるようでも、さかのぼって基礎の穴をうめることで学習効果の伸びが期待できます。

「いつまでになにをどこまで」を決めて取り組む

基礎固めが大切といってもいつまでもだらだらと続けていては、志望校対策にかける時間がなくなってしまいます。
基礎固めを行う場合も、具体的な目標を設定して取り組むことが何より大切です。
まずは、いつまでに何を終えるのかを決め、月ごとにすべきことを割り振り、それを週単位で落とし込むとよいでしょう。
各科目の基礎固めをしっかり行えるようなスケジュールを立てて、勉強をすすめていくことが効果的です。

基礎を固めて医学部合格を目指すなら京都医塾

医学部をはじめとする難関大受験においても、基礎固めは非常に重要です。
基礎が足りていないために、誰もが正答する問題で間違えてしまっては入試で命取りとなります。
医学部の受験で合格するためには、受験科目の基礎は徹底的に押さえておかなければなりません。
受験生の中には予備校に通って、医学部受験に合格できる基礎を身につけたいと考える人もいるのではないでしょうか。
そんな方の強い味方になるのが医学部専門予備校の「京都医塾」です。
京都医塾では、オリジナルメソッドによる学習指導で医学部合格のために必要な基礎力を効率良く身につけることができます。
ここから先は、そんな京都医塾の指導内容について紹介していきましょう。

基礎を身につける!偏差値40からでも医学部合格を叶える指導

医学部合格という目標は同じであっても、受験生は1人ひとりスタートラインが異なります。
京都医塾では、受験生本人の実力を正確に把握してオリジナルカリキュラムを作成します。
小学校、中学校時代の学習環境の調査も行って、基礎がどれくらい身についているかの分析も行います。
医学部合格に必要な基礎を身につけられるようなカリキュラムとなっていますので、安心して勉強をすすめることができるでしょう。
実際に京都医塾の学生の中には偏差値40からスタートして、見事医学部合格を手に入れた人もいます。
当塾のカリキュラム通りに勉強に励めば、医学部合格も夢ではないのです。

ハイブリッド授業で苦手科目を克服

前述した京都医塾カリキュラムでは、各教科の得意・不得意に合わせてオーダーメイドで作成されています。
個人授業と集団授業のハイブリッドで、教科ごとに自分のレベルに合わせた指導が受けられることが特徴です。
苦手科目であっても個人授業で自分の必要なところまでさかのぼり、理解不十分な箇所を徹底的に指導してもらえます。
また、集団授業でも学力の合うクラスで授業を受けられますので、入試で必要な力を着実につけていけるのです。

「一泊二日合格診断」で実力を徹底分析

医学部入試を目指すにあたり、自分の基礎がどれくらい備わっているか気になる人も多いはずです。
自分では「十分に基礎固めをした」と思っていても、実際は基礎が定着していない状態ということもあるかもしれません。
京都医塾では、そういった人に向けて「一泊二日合格診断」というプログラムで学力診断テストを実施しています。
現状の学力を徹底的に分析することで、基礎的な力がどれくらい備わっているか測ることができます。
自分の基礎力を知り、今後どのような勉強をすればよいかわかりますので、ぜひ受けてみてはいかがでしょうか。

まとめ


医学部受験において基礎固めは合否を左右します。
出来るだけ夏までには基礎固めを終えて、秋からは志望校に向けた問題演習を早くはじめましょう。
たとえ出遅れてしまっても、焦らずにプランを見直して基礎をおろそかにしないことが重要です。
しかし限られた受験期間の中で、十分な基礎を仕上げるために予備校を活用したいと思う人もいるのではないでしょうか。
そんな人にぴったりなのが医学部専門予備校の京都医塾です。
京都医塾は、医学部に特化したプロの講師陣と優れた学習環境により毎年多くの受験生を医学部合格へはばたかせている予備校です。
当塾におまかせいただければ、医学部入試の基礎を徹底的に固めて志望校合格に向けて全力でサポートいたします。
基礎をしっかり固めて医学部合格の夢を果たしたい人は、京都医塾が最適です。
まずは、当塾の雰囲気も味わうことができる「一泊二日合格診断」に参加してみてはいかがでしょうか。
交通費や宿泊費はすべて当塾が負担しますので、お気軽にお問合せください。