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医学部受験コラム

医学部を卒業したのに医者にならない人もいる?意外な理由とキャリアを解説

医学部を卒業したのに医者にならない人もいる?意外な理由とキャリアを解説

医学部といえば「医者になる学部」というイメージが強いですが、実際には卒業後に医師以外の道を選ぶ人も少なくありません。

厚生労働省の調査では、医学部卒業生のおよそ20人に1人が臨床医以外の職に就いているというデータもあります。


今回の記事では、医学部を卒業しても医者にならない理由や、医学の知識を活かせる多様なキャリアについて、具体例を交えて詳しく解説します。

医学部進学を考えている方や医療業界に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

意外に多い?医学部卒でも医者にならない人の割合

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ここでは、医学部を卒業しても医者にならない人の割合をご紹介します。

厚生労働省のデータによると、医学部卒業生の約95%が医療施設で働いていますが、残りの約5%は異なる分野で活躍しています。

具体的には以下のような割合です。

職種総数(人)構成割合(%)
医療施設の従事者327,44495.4
介護老人保健施設3,2981.0
介護医療院3500.1
医療・介護施設以外9,1812.7
その他業務・無職2,9790.9

医学部を卒業しても医者にならない理由

医学部を卒業しても医者にならない理由には、どのようなものがあるのでしょうか。

ここでは、考えられる5つの理由をご紹介します。

① 国家試験に合格できなかった

医師国家試験は、高度な専門知識と問題解決能力が求められる難関試験です。

6年間の厳しい医学部での勉強を経てきたにもかかわらず、残念ながらこの関門を突破できない人もいます。

実際に、厚生労働省のデータによれば、毎年1割程度の不合格者が出ています。

国家試験に合格できなかった場合、医師免許を取得できないため、臨床医になることはできません。

② 他の職業や分野に興味を持った

医学部での勉強を通して、医療以外の分野に興味を持つ人もいます。

例えば、医療機器開発や製薬といった医療に関連する分野はもちろん、金融やコンサルティング、ITといった全く異なる分野に興味を持ち、そちらの道に進む人もいるのです。

③ 医学の勉強内容と自身の期待にギャップがあった

医学部入学前は、病気の治療や患者のケアに強い関心を持っていたものの、実際の医学部の勉強内容は、想像以上に膨大で専門的な知識や技術を要求されることに気づき、ギャップを感じる人もいます。

6年間の学習を通して、自身の興味や適性と、実際の医学の学びとの間にずれが生じることは珍しくありません。

④ 医師という職業に対する意識の変化

医療現場での実習などを通して、医者の仕事の過酷さや責任の重さを目の当たりにし、医師という職業に対する考え方が変わる人もいます。

長時間労働や医療訴訟のリスク、患者との向き合い方など、医者を取り巻く厳しい現実を知ることで、当初の医師像とのギャップを感じ、別の道を選択する人も少なくありません。

⑤ そもそも医者を目指していなかった

医学部入学者の一部では、「とりあえず医学部」といった選び方もあります。

これは、将来の選択肢を広げるために、とりあえず偏差値の高い医学部を受験するという考え方です。

この場合、入学当初から医者になるという強い意志がないため、卒業後も他のキャリアを選択する可能性が高くなります。

医学部卒業後に医者にならない場合の選択肢は?

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医学部を卒業しても医者にならない場合、どのようなキャリアを選択できるのでしょうか。

ここでは、医学部卒業後、医者にならない場合でも、その知識やスキルを活かせる具体的な職業をご紹介します。

国の医療政策に関わる「医系技官」

医系技官とは、厚生労働省や文部科学省などの行政機関において、医療政策の企画立案や実施に携わる仕事です。

医者としての知識や経験を活かして、より良い医療制度の構築に貢献できます。

最先端の医療研究に携わる「研究職」

大学病院や研究機関、製薬会社などで、医学研究に携わる道もあります。

基礎研究から臨床試験まで、幅広い分野で活躍できます。

特に近年では、再生医療やゲノム医療といった最先端の医療分野で、高い専門性を持つ人材が求められています。

製薬会社で新薬開発を行う「メディカルドクター」

製薬会社において、新薬の開発や臨床試験などに携わる仕事です。

医薬品に関する専門知識を活かして、病気で苦しむ人々を救う新薬の開発に貢献できます。

高い年収や福利厚生も魅力です。

新しい医療サービスを提供する「企業家」

医療に関する知識や経験を活かして、医療ベンチャーを起業する道もあります。

近年では、オンライン診療やAIを用いた診断支援など、新しい医療サービスが次々と生まれており、医療業界は大きな変革期を迎えています。

医療の知識を未来へ繋ぐ「教育者」

医学部や看護学校などで、次世代の医療従事者を育成する道もあります。

教員免許が必要な場合もありますが、医学部で学んだ知識や経験を活かして、学生たちに医学の面白さや難しさ、そしてやりがいを伝えることができます。

医者にならない場合でも医師免許を持っておくメリット

医学部を卒業して医者にならない場合でも、医師免許を取得しておくことには大きなメリットがあります。

ここでは、大きく3つのメリットについて解説します。

① 高い知的能力と努力を証明する強力な武器になる

医師免許は、高度な専門知識と長年の学習経験を証明する社会的な信用度が非常に高い資格です。

そのため、就職活動や転職活動において、他の応募者と比べて有利になる可能性があります。

② さまざまな業界で「医師免許」を活用できる

医者免許は、医療業界以外でも大きな影響力を持っています。

例えば、金融業界やコンサルティング業界などでは、専門知識と同時に高度なコミュニケーション能力や問題解決能力を持つ人材が求められます。

医師免許は、これらの能力を証明する有効な手段となるでしょう。

③ 医者として復帰するという選択肢を持てる

人生は常に変化するものです。

医師免許を取得しておけば、将来、何らかの事情で医者として復帰したいと考えた場合でも、選択肢の一つとして考えられるでしょう。

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まとめ

医学部 医者 に ならない

医学部を卒業しても、必ずしも医師の道に進まなければならないわけではありません。

医師以外にも、医学の知識を活かせる職業はたくさんあります。

大切なのは、自分自身の価値観やキャリアプランに基づいて、納得のいく選択をすることです。

医学部は医者になるための学部ではありますが、そこで学んだことは医療の世界だけではなく、社会のさまざまな場面で活かすことができます。

自分の可能性を信じて、思い描く未来に向かって進んでいってください。