近年、志望者が急増している医学部受験。
そんな医学部受験の難易度は、他学部の比ではありません。
今回は医学部受験の難易度に関する説明、私立大学と国公立大学の出題傾向の違い、そして予備校選びに関連する情報を紹介していきましょう。
目次
なぜ医学部受験は難易度が高いのか
冒頭でも触れたとおり、医学部の難易度は経済学部や文学部などに比べて非常に高いものとなっています。
この項では、医学部の難易度が高い理由について4点取り上げて解説していきましょう。
倍率が高い
最初に取り上げる医学部の難易度が高い理由は、倍率の高さです。
医学部の受験者数は増加傾向にあり、毎年15万人近くの人が志願しています。
医学部の定員は、全ての大学を合わせても9,000人程度ですから、単純計算でも約15倍の倍率になります。
私立の人気大学は特に倍率が高く、年度によっては50倍以上になることもありますので、合格のためには予備校の利用などしっかりとした対策が求められるでしょう。
また、最近では多浪生の増加に加えて女性の受験者数も増えていることから、医学部の難易度は今後も高くなっていくものと見られています。
なお、一般的な大学の学部の倍率は5倍前後で、医学部の倍率よりもかなり緩やかなものとなっています。
合格最低点が高い
二番目に取り上げる医学部の難易度が高い理由は、合格最低点の高さです。
合格最低点は大学ごとに異なるものの、国公立大学の医学部では大学入学共通テストで85%から90%程度の得点を取る必要があります。
大学別の合格最低点は予備校やインターネットなど確認できますので、目安として覚えておくと勉強の指針となるでしょう。
一方、私立大学の医学部の場合、一律的な合格最低点の基準はありません。
国公立の大学では大学入学共通テストを基準に判断しますが、私立の場合、大学ごとに出題傾向が違うため、一般的な基準が導き出せないのです。
私立大学医学部の受験の際は、大学ごとの出題傾向をしっかり把握してから挑むとよいでしょう。
面接と小論文がある
三番目に取り上げる医学部の難易度が高い理由は、面接と小論文があることです。
もちろん、面接と小論文に関しては他学部の受験でも実施されますが、医学部の場合、医療用語に関係する質問や小論文が課されることもあります。
こちらの医療用語に関しては、現在話題になっているものがテーマとなりやすいので、新聞やニュース、インターネットなどを通じて最新の情報を集めておきましょう。
また、志望校の医学部が特に熱心に取り組んでいる研究などは、パンフレットや大学のホームページなどを利用して確認しておくのがおすすめです。
広く深く学習する必要がある
最後に取り上げる医学部の難易度が高い理由は、受験科目の多さです。
国公立大学の医学部の場合、大学入学共通テストにて5教科7科目を受験する必要があります。
広範囲にわたる領域を理解し高得点をたたき出す必要がありますから、医学部受験では十分な勉強時間を確保しなければなりません。
一般的には5,000時間の学習時間を要すると言われていますから、医学部に挑む際はなるべく早い段階で勉強に取り組んだ方がよいでしょう。
私立大学医学部と国公立大学医学部の難しさの違い
私立大学の医学部と国公立大学の医学部では出題傾向が分かれるため、両者の難易度も変化してきます。
この項では、私立大学医学部と国公立大学の医学部の難易度の違いについて解説していきましょう。
私立大学医学部の特徴
まずは、私立大学医学部の難易度の特徴について解説します。
上記でも書いたとおり、私立大学の医学部の大きな特徴は大学ごとに出題傾向が異なるということにあります。
私立大学の医学部の場合、医学論文から引用された英文が出題されることもあるため、通常の参考書に載っていない、医療用の英単語も学習しなければなりません。
また、アミノ酸に関する専門知識を問う医学部もありますし、原子に関する問題がよく出題される医学部もあります。
このように医学部ごとに出題傾向が全く異なりますので、通常の試験勉強のほか志望校に対応した学習が必要となります。
こういった対策を個人で行うとしても限界がありますから、私立大学の医学部を受験する際は予備校などに通い専用のカリキュラムを受講するとよいでしょう。
予備校では医学部ごとの出題傾向もしっかり把握していますので、個人で挑戦するよりも合格率が格段に高まります。
国公立大学医学部の特徴
次に、国公立大学医学部の難易度の特徴について解説します。
上でも触れましたが、国公立大学の医学部の場合、大学入学共通テストで高得点をマークする必要があります。
試験では科目ごとにしっかり点数を獲得することも必要ですが、注意したいのは大学入試センターが実施する「点数調整」です。
点数調整とは、その名のとおり受験生の合格ボーダーラインの見直しをする行為のことです。
この点数調整は、同じ教科内の違う科目で平均点にバラつきが発生したときに行われます。
例えば、日本史と世界史で平均点が離れている場合は大学入試センターが点数の見直しを図ります。
そのため素点で合格最低点に届いていても、最終的にボーダーラインから落ちてしまうこともあるのです。
合格最低点を少し上回るくらいの力を付けていると、安心して試験に挑めるでしょう。
また、国公立大学の医学部の場合、試験は大学入学共通テストと二次試験で判定されますが、私立大学の医学部よりも学習教科が多いため、より多く勉強時間を確保する必要があります。
国公立大学の医学部を受験する際も、予備校など学習環境が整備された施設に通うとよいでしょう。
医学部合格には予備校選びも重要
国公立大学であれ私立大学であれ、医学部の合格には高い学力が必要です。
そのため、学習に適した環境と良質な情報、優秀な講師陣を揃えた予備校を求めている人も多いはずです。
ただ、一口に予備校と言っても、中小規模の予備校から大手の有名予備校など色々なところがあるため、どこを選んだらよいのか迷ってしまうでしょう。
そんな人におすすめなのが、医学部受験に特化した「京都医塾」です。
この項では、京都医塾の魅力について紹介していきます。
偏差値40からの医学部合格も可能
京都医塾は、保護者のみならず医療関係者からも高い評価を得ている名門予備校です。
科目の基礎部分から徹底して習熟させる教育を施し、偏差値40の予備校生を合格に導いた実績もあります。
正しい勉強方法を実践することで予備校生のポテンシャルを引き出し、偏差値に関係なく合格ラインまでリードしてくれるのです。
京都医塾とは
医学部専門予備校の京都医塾では、毎年多くの医学部合格者を輩出しています。
2020年度は一次合格73%、二次合格58%という驚異的な合格実績を残しました。
この実績の裏付けとなるのが、優秀な講師陣の手厚いサポートや予備校生一人ひとりに合わせた「オーダーメイドカリキュラム」の作成、そして整備された学習環境の用意です。
この項では、京都医塾のこれらの取り組みについて深掘りして解説しましょう。
一人あたり平均13名の社員講師がサポート
京都医塾には有名大学を卒業した講師が80名以上、在籍しています。
講師は教科ごとにそれぞれ担当を持っており、彼らが予備校生一人につき平均13名も付きそい、サポートをしてくれます。
こちらの講師は全て正社員が行っていますから、アルバイトの医学生などから授業を受けることもありません。
アルバイトの講師が授業を行った場合、問題の難易度によっては、予備校生の質問に答えられないケースがありますが、京都医塾では医学部受験に精通した正社員の講師のみが授業を行いますから疑問点をその場で解決できるのです。
そして、授業はマンツーマンの個別授業の他、少人数制のクラスでも行われます。
個別授業のみの方が効率がよいと思われがちですが、クラス制で授業を行うことで他の予備校生への対抗心が生まれます。
あえて他の予備校生を意識させ対抗心を植え付けることによって、より一層学業に励むよう誘導するのです。
オーダーメイドカリキュラム
京都医塾では生徒一人ひとりに適したカリキュラム、すなわち「オーダーメイドカリキュラム」を作成して学習スケジュールをリードしています。
こちらのカリキュラムは入塾時、京都医塾のオリジナルテストやヒアリングをとおして作成されます。
このオーダーメイドカリキュラムは一度作成したら終了ではなく、講師陣による月3回の教科別会議と月1回の担当者会議により常に見直され、予備校生の学習進度に合わせて最適なものに更新されていきます。
圧倒的な勉強量、勉強のための環境
京都医塾では、圧倒的な勉強量を誇る他、勉強のための環境も整備されています。
医学部の受験では大学入学共通テストや私立大学ごとの対策が必要なため、膨大な勉強量が必要です。
京都医塾ではこれらの勉強量にも対応できるよう、講師陣が予備校生に向き合い徹底的に手助けをしてくれます。
また日中から夜間にかけていつでも利用できる個人用の勉強ブースを設置している他、学生寮も完備していますから、学業に励むにはぴったりの環境が整っています。
さらに、週一回の面談をとおして精神的なケアもしてくれますから、私生活などで不安を抱えていても心配いりません。
まとめ
医学部の受験者数は増え続けており、合格の難易度は年を追うごとに高くなるばかりです。
試験を突破するためには、大学ごとの出題傾向などを掴んだ勉強が必要となります。
特に私立大学と国公立大学の医学部では、必要とされる学習内容が変化するので注意しましょう。
私立大学の医学部の場合、大学ごとに出題傾向が全く異なります。
特定の問題を毎年出題する大学や、専門知識を問う問題を出す大学など様々なパターンがありますから、志望校によってきちんと対策を立てる必要があります。
一方、国公立大学の医学部の場合、私立大学で出題される英語、数学、理科に加えて国語や社会の知識も求められるため幅広く学習しなければなりません。
このような課題をクリアするため、予備校通いを検討している人も多いはず。
そんな人におすすめなのが、京都医塾です。
京都医塾では予備校生一人に対し、平均13名の講師陣がオーダーメイドカリキュラムに基づいてサポートしてくれますので、合格までの道のりがグッと楽になります。
学費などに関する事項は公式ホームページで確認できる他、電話でもお問い合わせは年中無休で受け付けています。
体験入学も宿泊費・交通費全て京都医塾の負担で随時行っていますので、お気軽にお問い合わせください。