不本意な結果で終わってしまった医学部の入試試験、悔やんでも悔やみきれません。
そんな風に思い、医学部の再受験を試みる人たちは後を絶ちません。
人生は一回きりですから、自分の理想の職業に就きたいと思うのは無理もないでしょう。
そこで今回の記事では、医学部の再受験を希望している人たちに向けて、医学部の再受験の方法や受験の時のポイント、医学部に合格した人たちの体験記などを紹介します。
目次
医学部を再受験する人たち
先ほども軽く触れましたが、全国の医学部では公立、私立問わず毎年たくさんの人たちが再受験をしています。
特に近年においては女性の志望者の増加が顕著で、全受験者に占める割合が年を追うごとに急激に増えています。
また、一般社会人や専業主婦が再受験をしている場合も少なからずあり、合格までの道のりは厳しいのが現状です。
彼らの志望動機は現役時代、医学部の受験に失敗してしまい、一般企業に勤めたものの夢が捨てられず再受験したケースや、医療分野で働いているうちに医師として現場に立ちたいと思い立ったケースなど様々です。
医学部再受験には2通りの方法がある
医学部の再受験には、2通りの方法があることをご存知でしたか?
一つ目の再受験の方法は一般入試、そして二つ目の再受験の方法は編入入試です。
一般入試
一つ目に紹介した一般入試はその名の通り、現役生に混じって通常の試験を突破して合格を勝ち取る再受験の方法です。
こちらは、高卒の資格があれば誰でも受けられる試験です。
編入入試
そして、二つ目に紹介した編入入試は、大学時代に獲得した単位などで競う再受験の方法です。
こちらの再受験では、4年生大学の卒業資格の他にも色々な要件を満たす必要があります。
例えば、生命科学や物理、化学など医学を学ぶ上で必要とされる単位の取得や、英語力の試験において一定の実績を残していることが求められます。
この編入入試は必要な要件が多いうえに合格率が低いため、医学部を再受験する人たちからは一般入試の方が人気です。
医学部を再受験する際に知っておきたいこと
医学部を再受験するにあたって多くの人が気になっているのが、現役生と比べた時の優劣や年齢による合否への影響ではないでしょうか。
本気で医師を目指す以上、年齢などの壁は気にしないと心に決めていても、やはり人間ですから気になってしまうのもまた事実。
実際のところ、年齢などは再受験にどのような影響を与えるのか知っておきたいところです。
この項では、医学部を再受験する際に知っておきたいことや、再受験時のポイントについて解説していきます。
年齢や性別による不当な調整が問題になったことも
2018年の医学部不正入試が明らかになり、文科省の調査によって、再受験生が不利になるような調整を行っている医学部が複数あることが判明しました。
しかし、2019年の文科省の調査では、そのような年齢に対する調整は行われておらず、公平になったと言えます。
再受験生というだけで年齢による不利な扱いを受ける可能性は極めて低いです。
現役生の方が伸びやすいが、浪人生でも劇的に伸びる場合も
医学部の再受験では、やはり現役生の方が有利なのではないかと不安に思う人が大勢います。
確かに、現役世代の方が記憶力、集中力が高く学力が向上しやすい面もありますが、人間の伸びしろは未知数です。
どこまで学力を伸ばせるかは、チャレンジしてみなければ分かりません。
良い環境、良い講師に出会って劇的に偏差値を伸ばして医学部の再受験を突破した人もいます。
しかしながら、年齢による不利な扱いを受けることはありませんが、30代、40代から受験勉強を始めるには相当な覚悟と努力が必要になります。
医者になるためには、医学部に入学後6年間の大学生活、2年間の初期研修があり、後期研修も含めると10年近くかかります。
再受験する方は、入学後のキャリアプランもよく考えなければいけません。
現役世代と争うには、学力だけでなく、最新の受験情報も必要になるので、予備校や塾に通うなどして、頼れるアドバイザーを見つけることが合格への近道となります。
モチベーションの維持が大変
通常の医学部受験であれば、高校の友達や浪人仲間などと、切磋琢磨し情報共有をしながら勉強をすることができます。
同じ目標を持った仲間とともに勉強できるので、それほど孤独を感じることはなく、学習へのモチベーションも高まりやすいです。
しかし、医学部再受験は通っている学校や勤めている会社に仲間が一人もいないので、とにかく孤独であり、学習に対するモチベーションを維持することが大変になります。
孤独感に耐えられず医学部再受験を挫折したり、モチベーションが下がって学習に集中できないといった事態は決して珍しいことではありません。
医学部再受験を目指すにあたっては、孤独に打ち勝ってモチベーションを維持する覚悟が必要となります。
教育カリキュラムや入試の最新情報を入手する
最近では、教育カリキュラムや入試傾向が大きく変動しており、医学部再受験組にとっては取り入れなければいけない情報が増えています。
例えば、2015年以降は高校の教育カリキュラムが新課程になっているため、医学部の入試傾向も当然それを反映したものとなっています。
従って、医学部再受験に取り組む方も、新課程に合わせて自分の高校時代には学ばなかった内容も学習しなければなりません。
さらに、2020年度からはセンター試験を廃止し、大学入学共通テストを導入することも大きな変更点となっています。
従来のマークシート式の試験のみではなく、一部記述式の試験が課されるようになり、これまで以上の思考力や表現力が求められる試験となります。
センター試験しか経験したことのない再受験生の方にとっては、こちらも難易度の高いものとなるでしょう。
医学部再受験に当たっては、最新の教育カリキュラムや入試傾向を分析して、十分な対策をしておくことが必要不可欠です。
失敗した時のケースも考えておく
超難関の医学部受験ですが、勉強すれば受かるものでもありません。
年齢を重ねるにつれ、記憶力、集中力が落ちてくる中で、現役生たちと闘わなくてはなりません。
そのような状況の中では、医学部再受験に失敗した後のことも考えておくと良いでしょう。
例えば、大学在学中に休学して仮面浪人をし、医学部再受験に挑戦したものの失敗した場合、就職しようとしたときに新卒採用扱いしてもらえない場合があります。
新卒扱いにならないにも関わらず、他の中途採用者のように社会人経験やスキルがないため、なかなか就職先が見つからないことが多いです。
一度医学部再受験に失敗しても、数年にわたって挑戦し続ける方も少なくありませんが、非常に高いリスクを伴い、再就職のハードルは年々厳しくなっていくことは認識しておきましょう。
そのため、医学部再受験に挑むにあたっては、失敗した後の人生をどうするかについても考えておかなければなりません。
再就職できなくなるリスクを取りたくないという場合は、大変だとは思いますが、現職を続けながら受験対策をした方が安心できます。
医学部再受験は以上のようなリスクがあることを十分に理解した上で、それでも医師になりたいのか、自分の年齢や現職、年収や家庭の有無など、あらゆる観点から考えてみるようにしましょう。
医学部再受験には医学部専門予備校を活用する
医学部はハイレベルな学力が要求されますから、現役生でも突破が困難な狭き門です。
再受験を試みる人たちには年齢的な問題や、社会人であれば勉強時間の確保といった問題が付いてまわります。
勉学に励む環境が整っている現役生と真っ向から勝負したのでは、敗北は目に見えているでしょう。
最新の情報や効率的な勉強方法を実践しない限り、再受験者は現役生に太刀打ちできません。
そんな時に役立つのが、医学部専門予備校です。
医学部専門予備校では、医学部に特化したカリキュラムを用意して再受験者をサポートしています。
毎年、医学部専門予備校から多くの医学部生が誕生しています。
そんな医学部専門予備校の中でも医療関係者や保護者から特に人気が高いのが、京都医塾です。
ここから先は、京都医塾の特徴や同塾出身者の医学部合格の体験談を抜粋して紹介していきましょう。
浪人生向け京都医塾なら、偏差値40からの医学部合格も可能
上記でも少し触れましたが、京都医塾は医学部の受験に特化した医学部専門予備校です。
偏差値40からの医学部合格も可能とあって、再受験を試みる人たちから大きな支持を得ています。
ここでは、京都医塾の特徴と医学部合格者の体験談を紹介していきます。
京都医塾とは
京都医塾は医学部合格を目指す人をフルサポートする医学部専門予備校です。
生徒一人に対し13人の社員講師がチームを組んで勉強を指導してくれますから、学習の偏りが生まれず効率的にバランスよくポイントを押さえられます。
さらに予備校生、一人ひとりに割り当てられる個人用勉強ブースを朝から夜まで解放していますので、現役生以上の環境で学習を進めることができるのです。
加えて、体をほぐすための整体サービスも受けられますから、勉強で疲労を感じても心配いりません。
京都医塾では医学部合格のためのあらゆる支援が受けられるのです。
合格者の声
ここでは京都医塾出身の予備校生の合格体験談を、同校ホームページから抜粋する形で紹介します。
・岩手医科大学 医学部医学科合格 N・Rさん
浪人4年目を迎えた年、もう逃げてはいられないという強い覚悟で再受験に臨みました。
京都医塾に通って痛感したのは「素直さ」の重要性です。
私たち多浪生にありがちなのは、自分の勉強方法に固執してしまうことです。
私の場合は、英語の学力を見誤っており間違った勉強方法を長年続けていました。
京都医塾では自分の学力を客観的に指導してくれましたので、英語やその他の科目に関しても基礎から徹底してやり直すことができました。
講師の方々が、再受験者のプライドを尊重しつつ親身に接してくれたので、「素直」になれたのだと思います。
合格というゴールテープを切ることができなのは、京都医塾のおかげです。
(引用: https://www.kyotoijuku.com/what/interview/)
・大阪医科大学 医学部医学科合格 Y・Yさん
京都医塾では予備校生一人ひとりに専用の勉強ブースが与えられます。
ブースの中で集中的に勉強に取り組めますので、現役生の勉強よりも密度の高い効率的な学習ができました。
京都医塾では、充実した学習環境の他にも熱心な先生方が勉強方針の相談に乗ってくれました。
私の偏差値が23.3もアップしたのは京都医塾に通っていたからこそでしょう。
もちろん、第一志望の大学に合格できました。
強い意志をもって努力を継続することが合格の秘訣です。
(引用: https://www.kyotoijuku.com/what/interview/)
・国際医療福祉大学 医学部医学科合格 O・Sさん
私が医学部の再受験を決めたのは大学在学中のことです。
他の受験生よりもスタートが遅かったせいもあり、受験までのロードマップを組み立てるのが本当に大変でした。
そんな時に真剣に私と向き合ってくれたのが、京都医塾の先生方です。
勉強面のみならず生活面においても何でも質問に答えてくれました。
先生方がそばにいてくれたおかげで、私は自分の努力を信じることができたのです。
これから医学部を目指す方も自分を信じて頑張ってください。
(引用: https://www.kyotoijuku.com/what/interview/)
・福井大学 医学部医学科合格 W・Yさん
私が医学部の再受験を決めたのは、社会人になってからでした。
大学を卒業し、しばらく会社勤めをしていましたが日々の暮らしに物足りなさをずっと感じていました。
そんな時、医師をしている父から医者になることを勧められ、再受験を決意したのです。
その後、とある予備校に二年ほど通いましたが伸び悩んでしまい、思い切って環境を変えることにしました。
京都医塾に入ったのはその頃です。
京都医塾には、個人ブースや丁寧に教えてくれる先生、整体で身体をほぐすサービスまであってフルサポートしてもらえました。
再受験での医学部合格は決して楽なことではありませんが、強い決意のもと頑張れば必ず道は開けます。
みなさんも頑張ってください。
(引用: https://www.kyotoijuku.com/what/interview/)
・金沢大学 医学部合格 K・Uさん
偏差値32からのスタートでしたが、無事に合格することができました。
僕が合格できた一番の要因は、勉強面と生活面を全てサポートしてくれる京都医塾のバックアップ体制のおかげです。
早起きが苦手だった僕ですが、「毎朝5時に起き続けたら、絶対に医学部に合格する!」という「願かけ」をするよう指導され、実践したところ本当に5時に起き続けられました。
早起きを心がけたことで生活のリズムが整い、再受験においても力を十分に発揮することができました。
家族をはじめ、京都医塾の先生方や事務のみなさん、それに毎日一緒に勉強した友達たちには心から感謝しています。
ありがとうございました。
(引用: https://www.kyotoijuku.com/what/interview/)
まとめ
医学部を再受験する人たちは年々増えています。
最近では女性の受験者数も増加し、競争は激化しています。
医学部に入る方法には一般入試と編入試験ありますが、再受験の人には一般入試がおすすめです。
もし、学力や受験に関する情報に不安がある人がいたら、京都医塾がおすすめです。
京都医塾では、一人の予備校生に13人の社員講師がチームを組んで徹底的に指導をしてくれます。
合格までの期間、勉強面だけでなく生活面でもきめ細かく指導してくれますから偏差値に関係なく、受験を突破できることでしょう。
そして、京都医塾では完全無料の一泊二日京都体験留学を常時、受け付けています。
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