社会人や浪人生の方で医学部を目指している人にとっては、再受験にまつわるリスクが大きな心配事の一つです。
現役生よりも不利になる要素があるのであれば、早期に確認して補っておきたいところでしょう。
そこで今回の記事では、社会人や浪人生の医学部志望者向けに、再受験のリスクや、再受験の人におすすめの予備校についても紹介していきましょう。
医学部再受験のリスク
まずは、医学部を再受験するにあたって生じる、リスクについて見ていきます。
こちらの項では、キャリア面や費用面などに言及しつつ、解説していきましょう。
大学受験勉強と仕事/学校との両立が難しい
みなさんもご存じのとおり、医学部の受験勉強では、高度な学習を効率よく重ねていく必要があります。
そのため、仕事や学校との両立が難しく、多くの受験生が苦しむ原因となっています。
ここでは、仕事や学校と両立しつつ再受験することの難しさについて、社会人と仮面浪人の2つのケースをもとにして解説していきましょう。
社会人の場合
社会人は、仕事に取られる時間が多くかかってしまいますから、勉強の時間が満足にとれません。
とくに、責任のある立場になってしまうと、自分の仕事のほかにも部下を管理する業務も発生してしまうため、なおさら時間が足りなくなってしまいます。
社会人として活動しながら医学部の再受験を目指すのであれば、予備校を利用するなどして、時間を効率的に使うのがおすすめです。
仮面浪人の場合
仮面浪人とは、一旦進学してから志望校の合格を目指すという再受験の方法です。
学生という身分が得られるため、周囲に対する対面が保てるほか、同年代の友達が手に入るというメリットがあります。
しかし、大学での勉強と受験勉強を同時に行っていかなければならないため、社会人のケースと同様、時間が足りなくなってしまいがちです。
また、言うまでもありませんが、学費も2つの大学分かかってしまいますから、費用を捻出する労力に追われてしまいます。
失敗したときのキャリア中断
前述のとおり、社会人における再受験では、時間との付き合い方が合格へのカギとなります。
つまり、仕事と受験勉強、どちらにどれくらいの時間を配分するかで、運命が分かれてしまうということです。
そのため、場合によっては、仕事量を制限せざるを得ない状況が発生してしまいます。
仕事量を制限していては社会人としての新たな成長が望めないため、出世やスキルアップがとどこおり、キャリアの中断の原因となってしまうでしょう。
予備校などの費用がかかる
絶対に落としたくない医学部の再受験では、入試のエキスパートから指導してもらえる予備校を利用したいところです。
ところが、予備校には多額の費用がかかるため、お金の工面が大変となります。
オンライン予備校は医学部再受験に適しているのか?
医学部の受験生向けの予備校の中には、カリキュラムをオンラインで進めてくれるところも存在します。
実際に教室へ出向く手間が省けるとあって、時間に追われる受験生からはとても人気がある授業形態です。
ここでは、そんなオンライン予備校で医学部の再受験に挑む際の、メリットやデメリットについて解説していきましょう。
オンライン予備校のメリット
まずは、オンライン予備校のメリットの解説から入ります。
ここでは、オンライン予備校の持つメリットの中から3点ピックアップして見ていきましょう。
時間の制約が少ない
先ほどもお伝えしたとおり、オンライン予備校は教室まで足を運ぶ必要がないため、時間の制約が少なくてすみます。
また、通常の予備校は決まった時間に始まり、そして決まった時間に終わりますが、オンライン予備校の場合は、自分の都合のよい時間帯を選んで授業が受けられます。
このように、オンライン予備校には、時間の縛りを気にせずに授業が受けられるというメリットがあるのです。
料金が比較的安い
オンライン予備校には、一般的な予備校よりも、料金が低く抑えられるというメリットもあります。
オンライン予備校では、校舎を運用するための設備費や水道光熱費がかかりにくいため、コストダウンができるのです。
学習費用を抑えながら、医学部の再受験を狙っているという受験生にとっては、オンライン予備校は頼もしい味方と言えるでしょう。
一人で勉強に集中できる
オンライン予備校は自宅などでの学習となるため、一人で勉強に集中できるというメリットもあります。
通常の予備校では、基本的に集団授業となることから周囲の雑音が絶えません。
そのため、雑音による集中力低下が起きてしまう人が出てきてしまいます。
しかし、オンライン予備校では自分で環境を選んで学習を進められますので、集中力をアップさせられるというわけです。
また、人間関係に起因するわずらわしさがないのも、オンライン予備校の持つ大きなメリットと言えます。
オンライン予備校のデメリット
続いて、オンライン予備校のデメリットについても見ていきましょう。
すぐに質問ができない
疑問点をすぐに講師に質問できないのは、オンライン予備校の持つデメリットの一つです。
通常の予備校では、講師やチューターが常駐していますから、疑問点をすぐに聞きに行けますが、オンライン予備校ではそういうわけにもいきません。
疑問点の解消までに時間がかかってしまえば、学力の向上にも悪い影響が出てしまうでしょう。
わからないことがあっても、その場で解決できないのはオンライン予備校のもつ代表的なデメリットです。
モチベーションの維持が難しい
オンライン予備校のデメリットには、モチベーションの維持に関するものもあります。
オンライン予備校では、その性質上、一人で授業に臨むことが多くなるためライバル意識が生まれにくくなります。
そのため、一般的な予備校と比べると学習意欲が湧きにくくなり、引いてはモチベーションの低下を招く原因となってしまうのです。
学習量の確保が難しい
オンライン予備校では周囲からの監視の目があまりないため、緊張感が薄れてしまいます。
そのため、「今日くらいは休んでもいいや」という気持ちになってしまい、勉強をサボりがちになってしまうケースも見られます。
このような姿勢が常態化すれば、学習量の確保が難しくなり、医学部の再受験で失敗してしまう要因になってしまうでしょう。
自己管理ができる人にはおすすめ
医学部への再受験では強い味方になってくれるオンライン予備校ですが、周囲のライバルたちとの関係性が希薄となるため、どうしても怠けてしまう人が出てしまいます。
そういった人には、オンライン予備校よりも一般的な予備校の方がおすすめかも知れません。
一方で、個人のペースでコツコツと努力を積み重ねられる人には、オンライン予備校はとても相性がよいと言えます。
勉強の自己管理がきちんとできる人は、オンライン予備校を選ぶとよいでしょう。
予備校費用の安さよりも医学部に合格することが大事
言うまでもありませんが、再受験生のみなさんの目標は、医学部への合格です。
どんなに安い予備校を選んだところで、目標を達成できなければ時間もお金も、すべてが無駄になってしまうでしょう。
そこでここでは、予備校を選ぶ際の注意点を取り上げてまとめました。
自分に合った予備校・学習法を選ぶ
予備校選びの際は、自分に合った施設や学習方法をよく吟味してから選択する必要があります。
こちらでは、予備校選びで失敗しないためのポイントについて2点選定して解説しましょう。
説明会や体験授業をうける
受講を検討している予備校がある場合、まずは説明会や体験授業を受けてみるのをおすすめします。
なぜなら、これらに参加することで予備校の雰囲気が掴めるため、自分に適しているかどうかの判断ができるからです。
とくに体験授業は、検討中の予備校が、自分が求めている学習カリキュラムを提供してくれるかどうかのよい指標となるため、積極的に受けてみるとよいでしょう。
費用にまどわされない
予備校選びで頭が痛くなる問題は、費用がどれくらいかかるかということです。
決して安くない金額を投じるわけですから、生活費などとの兼ね合いを考えたうえで熟慮する必要があります。
しかし、予備校の費用だけで選んでしまっては、提供されるサービスの質もそれなりのものにしかなりません。
予備校を選ぶ際は費用面だけにとらわれず、どんなサービスを提供してくれるのか、どこまでサポートしてくれるかなど、幅広い基準をもとにして選ぶようにしましょう。
費用が高い場合は、相応の良質なサービスが受けられることが多い
「安かろう悪かろう」という言葉があります。
これは、安価なものは品質が劣っていることが多い、という事実を一言であらわした言葉です。
この言葉は、物事の本質を実に正面から捉えた言葉ですが、逆の意味においても同様のことが言えるでしょう。
つまり、高いものには相応の質がともなうということです。
まとまった料金を支払うのですから、当たり前と言えば当たり前ですが、高いものにはそれなりの理由があるということです。
予備校を選ぶ際も、価格が高いという理由だけで選択肢から外すのではなく、総合的な見地から選ぶようにしてください。
再受験なら医学部専門予備校がおすすめ
繰り返しになりますが、社会人や仮面浪人生の医学部の再受験では、時間との戦いに勝利しなければなりません。
大きなハンデを背負った状態で再受験を志すわけですから、より効率的な学習を進めていきたいところです。
そういったときに頼りになるのが、医学部専門予備校です。
医学部専門予備校とは、その名のとおり医学部受験に特化した予備校を言います。
そんな医学部専門予備校の中でも、比類なき実績を残していると大きな評判を呼んでいるのが、「京都医塾」です。
京都医塾は優れた講師陣とカリキュラムを用いて、毎年たくさんの受験生を医学部へと輩出しています。
ここでは、この京都医塾の魅力について詳しく紹介していきましょう。
医学部受験に精通した講師陣
京都医塾には、医学部受験に精通した講師陣を70名以上も取り揃えています。
全てが社員講師ですから、受験に必要な授業を過不足なく指導することが可能です。
勉強に集中できる環境
京都医塾の自慢の一つが、勉強に集中できる環境作りです。
ここでは、京都医塾の学習環境について紹介していきます。
設備が整っている
京都医塾では、生徒一人ひとりに専用の勉強ブースを与えて、学習をサポートしています。
個人専用のブースが与えられることで、席の取り合いをする必要がなくなるうえ、自分のペースで好きなときに好きなだけ勉強に励めるとあって、生徒からは大変な人気です。
周りの生徒もレベルが高い
大学には経済学部や文学部など色々な学部がありますが、その中でも最難関クラスの学力を要するのが医学部です。
医学部専門予備校の京都医塾には、そんな難関学部の合格を夢見る受験生が大勢集っています。
当然、全体の学力レベルはとても高く、いつでも刺激し合える環境が自然とできあがります。
周囲と刺激し合いながら学力を伸ばしたい人には、この上なくよい環境と言えるでしょう。
京都医塾ならオンラインでも医学部合格
京都医塾では、オンライン校も解説して再受験生たちの支援もしています。
こちらの項では、京都医塾のオンライン校に関する解説をしていきましょう。
同時双方向型だから、質問もすぐにできる
一般的な予備校のオンライン授業では、ビデオなどからの情報を一方的に受け取る形態をとるため、疑問点が生まれてもすぐに質問することができません。
しかし、京都医塾の提供している授業では、完全同時双方向の形態を取っていますので、わからない点はすぐに尋ねることができます。
疑問点を放置しなくてすむため学習がはかどると、とても評判のよいシステムです。
オーダーメイドカリキュラム
京都医塾では、入塾時にカウンセリングや実力テストを通じて個人専用のカリキュラム、すなわちオーダーメイドカリキュラムを作成します。
このカリキュラムは、受験生一人ひとりの学習進度や志望校に合わせて作られますから、試験当日まで無理のないペースで学習を進めることが可能です。
また、こちらのカリキュラムは、受験生の学習の進捗状況によって柔軟な変更がなされます。
常にアップデートを施し、合格に必要な学習要素が書き加えられる臨機応変な対応は、このカリキュラムの持つ大きな強みと言えるでしょう。
いつでも対面型に切り替え可能
オンライン授業を通じた指導を受ける中で、実際の授業も受けてみたいと思うようになる人は少なくありません。
京都医塾では、そういった声にも応えるべく、いつでも対面授業に切り替えられるシステムを構築しています。
ご自身が希望する方式で学習を進めさせることができますので、医学部合格への大きな助けとなるはずです。
一泊二日京都留学体験受付中
京都医塾では、体験学習の一環として「一泊二日京都留学」と題した制度を設けています。
こちらの制度のもとでは、施設見学のほかにも体験授業や学力テストなどが受けられます。
もちろん、学力テストでは結果をもとにしたフィードバックが受けられますので、ご自身の長所や短所の洗い出しにも最適です。
まとめ
医学部の再受験生の多くは、試験当日までのタイムリミットと戦いながら受験勉強を進めていく必要があります。
とくに仕事で忙しい社会人や、「二足のわらじ」を履くことになる仮面浪人生は、より一層シビアな時間配分が求められます。
そのため、効率的な学習環境を求めて、予備校の利用を検討している人も多いはずです。
そういった人におすすめなのが、対面授業とオンライン授業の両方に対応している予備校の京都医塾です。
京都医塾は、創立から30年以上にもわたって受験指導を行い、現在までもたくさんの受験生を医学部へ届けてきた、長い歴史と高い実績のある予備校です。
京都医塾を利用すれば、時間効率を最適化しつつ勉強を進めていくことができますから、忙しい毎日を過ごしている人でも、医学部への合格がグッと近づきます。
講師の授業やカリキュラムの内容も、個々人の実力に合わせたものが提供されますので、成績の伸長を心配する必要もありません。
医学部の再受験を検討している人、そして本気で医学部へ合格したいと願っている人には、京都医塾が打ってつけです。
資料請求や入塾にまつわる相談、一泊二日京都留学の申し込みについてはメールや電話で随時受付け中です。
ぜひ一度お問い合わせください。