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【2023年度版】医学部のある大学別、医師国家試験合格率ランキングまとめ

【2023年度版】医学部のある大学別、医師国家試験合格率ランキングまとめ

医師になるためには医師国家試験に合格することが必要です。

医師国家試験とはどういった試験なのでしょうか。

そこで今回の記事では、医師を目指す人に向けて医師国家試験について詳しくまとめました。

医師国家試験合格率と難易度

医師になるためには、医師国家試験に合格することが不可欠です。

医師国家試験は毎年高い合格率ですが、いったいどんな試験なのでしょうか。

また、大学ごとの合格率のバラつきも気になるところです。

そこで今回は、医師国家試験と各大学の合格率をランキング形式でまとめました。

医師国家試験とは

医師国家試験とは、医師免許を取得するために行われる国家試験です。

受験資格は、医学部医学科の卒業見込みの6年生と海外の医学部を卒業した人が対象となります。

毎年2月初旬、2日間にかけて試験が実施されています。

試験の内容は、医師の任務を果たすために必要な医学的知識を中心として幅広い分野から出題されます。

過去5年間の医師国家試験合格率推移

下記の表は、過去5年間の医師国家試験の合格率について推移をまとめたものです。

表からわかるように、例年90%程度の高い合格率で推移しています。

 実施年度全体合格率
第117回2023年91.6%
第116回2022年91.7%
第115回2021年91.4%
第114回2020年92.1%
第113回2019年89.0%

合格率が高くてもけっして難易度が低いわけではない

医師国家試験は毎年、全国平均で9割の人が合格するため、簡単と思われがちですが決してそんなことはありません。

まず、医師国家試験の受験資格は医学部入試という壁を越え、医学部で6年間進級のために戦って卒業試験に合格した人だけです。

さらに、実際の医師国家試験においても厳しい基準をクリアしなくては合格できません。

つまり、医師国家試験はもともと難関試験を突破してきた医学生が、6年という長い年月をかけて医学の知識を積み重ねてこそ合格できる難易度が高い試験なのです。

【2023年】医師国家試験合格率ランキング

医師国家試験の合格率は大学によって大きく異なります。

こちらの項では、第117回医師国家試験の合格率を国公立大学と私立大学に分けてまとめました。

医師国家試験合格率の高い大学から順番にランキング形式で表にしていますので、ぜひ参考にしてください。

◇国公立大学医学部

順位大学名受験者数合格者数合格率(%)
1横浜市立大979597.9
2東京医科歯科大10510196.2
3三重大13212796.2
4香川大12211795.9
5筑波大13613095.6
6滋賀医科大11410995.6
7琉球大13613095.6
8福島県立医科大13212695.5
9秋田大13112595.4
10福井大10610195.3
11名古屋市立大858195.3
12徳島大12511995.2
13富山大12311795.1
14浜松医科大12111595.0
15愛媛大12111595.0
16大阪公立大1019695.0
17佐賀大11611094.8
18和歌山県立医科大11010494.5
19新潟大13712994.2
20信州大14213393.7
21千葉大12511793.6
22高知大13812993.5
23鹿児島大12211493.4
24札幌医科大12011293.3
25京都府立医科大11811093.2
26岐阜大11210492.9
27東北大13512592.6
28群馬大13512592.6
29名古屋大12011192.5
30九州大12011192.5
31宮崎大1049692.3
32北海道大12811892.2
33防衛医科大学校 (*)767092.1
34鳥取大11410592.1
35神戸大11310492.0
36山口大13812792.0
37長崎大13512491.9
38奈良県立医科大11010191.8
39山梨大13712591.2
40岡山大13712591.2
41東京大13011890.8
42山形大13312090.2
43大分大12110889.3
44熊本大12511188.8
45島根大13912388.5
46弘前大15113388.1
47金沢大13511988.1
48京都大13511988.1
49旭川医科大13411787.3
50広島大12610986.5

(*)防衛医科大学校は文部科学省所管外の大学校

私立大学医学部

順位大学名受験者数合格者数合格率(%)
1順天堂大141141100
2自治医科大12212199.2
3国際医療福祉大12512499.2
4東北医科薬科大959498.9
5産業医科大10210098.0
6兵庫医科大11511297.4
7日本医科大12111796.7
8愛知医科大12311996.7
9慶應義塾大11711396.6
10藤田医科大11811496.6
11東京慈恵会医科大11210896.4
12東京医科大12311895.9
13昭和大12511995.2
14北里大12011495.0
15近畿大11510893.9
16杏林大12011293.3
17獨協医科大11510793.0
18大阪医科薬科大11410693.0
19久留米大13012092.3
20埼玉医科大12911891.5
21関西医科大12211191.0
22川崎医科大15513989.7
23聖マリアンナ医科大12811489.1
24福岡大11810589.0
25金沢医科大11310088.5
26東邦大12510886.4
27岩手医科大13511685.9
28東京女子医科大12510684.8
29帝京大14011682.9
30日本大13611282.4
31東海大13010379.2

国公立大学医学部では、多くの大学で合格率9割を超えており、下位の大学であってもほぼ9割に近い値となっていてバラつきは小さいといえます。

私立大学医学部では、受験者全員合格という大学から下位の大学では合格率8割程度とバラつきが多いといえるでしょう。

また、国公立大学医学部、私立大学医学部ともに入試の偏差値と医師国家試験の合格率は相関しないことがわかります。

入試の偏差値と医師国家試験合格率はなぜ違うの?

ランキングからもわかるように、入試の偏差値と医師国家試験の合格率は相関しません

なぜ入試の偏差値と医師国家試験の合格率は違うのでしょうか。

この項では、その理由について解説していきましょう。

必ずしも旧帝大の国家試験合格率がトップではない

旧帝大のような超難関国公立医学部だからといって、医師国家試験合格率が高いわけではありません。

理由として考えられるのは、旧帝大などの国公立大学医学部は基礎研究に力を入れており、卒業生が全員臨床医を目指すわけではないためです。

実際に、第117回の国家試験合格率ランキングでも最高峰の偏差値を誇る東京大学と京都大学はそれぞれ41位、48位となっています。

偏差値が高い大学に入学したからといって、必ずしも医師国家試験に合格しやすいとはいえないのです。

医学部入試と国家試験では試験内容が違う

偏差値と医師国家試験合格率が相関しない理由として、入試に必要な学力と医師国家試験で求められる学力が異なることです。

医学部入試は一般的には5教科7科目の点数を競うもので、バランス良く総合得点を獲得する学力がもとめられます。

一方で、医師国家試験は医学の幅広い知識と暗記力が問われます。

そのため、入試で得点がとれた人であっても暗記が苦手で国試対策が不十分な場合には、医師国家試験で合格できない可能性があります。

医師国家試験合格は本人の努力による

医師国家試験は、医学部入学後も勉強をし続けられるかどうかが合否を大きく左右します。

医学部に入学した後はみな同じスタートラインから、解剖学や生理学など医学の基礎から学んでいきます。

しかし、中には受験で燃え尽きてしまう学生や進級できない学生が一定数います。

偏差値が高い大学であってもそういった学生がいれば、医師国家試験の合格率を下げる要因になります。

医師国家試験合格のためには、入学後も学び続ける本人の努力やモチベーションが求められるのです。

大学によって医師国家試験対策の方法が違う

大学によって医師国家試験対策の方法は大きく異なります。

医師国家試験合格率の高い大学の中には、通常の授業や実習とは別に専門的な国家試験対策を行って力を入れている大学もあります。

とくに私立大学医学部の方が次年度の入試志願者数に直結するという理由から、国公立大学医学部より国家試験対策が充実しています。

つまり、偏差値が低い大学であっても国家試験対策が充実していれば、合格しやすい学習環境の中で勉強できると考えることができるでしょう。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

医師国家試験は毎年、全国平均で9割を超える合格率となっています。

合格率が9割を超えているからといっても、けっして簡単な試験ではありません。

医師国家試験の受験資格を得るためにはいくつもの関門があります。

はじめの関門としては医学部に入学することですが、医学部入試突破こそ非常に難しく1人で太刀打ちできることではありません。

医師になりたいと強く思う受験生の中には、専門の予備校を利用して医学部合格の夢を叶えたいと思う人もいるのではないでしょうか。

そんな人にとって大きな頼りになるのが医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、オリジナルカリキュラムと優秀な講師陣を強みとして、これまでたくさんの受験生を医学部合格に導いてきた名門の予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の魅力についてご紹介していきましょう。

志望校合格を叶えるオーダーメイドカリキュラム

受験生1人ひとり、得意科目や不得意科目、学力の違いがあるのは当然です。

京都医塾では受験生全員に同一のカリキュラムを使用することなく、1人ひとりに合わせたものを作成します。

このカリキュラムはオーダーメイドカリキュラムと呼ばれるもので、志望校合格までの道のりとあなたの現在の学力や教科の得手不得手などをしっかり分析して作成されます。

あなたが志望校合格までに何をどれくらい勉強すればよいかがカリキュラムに落とし込まれており、授業の時間割にも組み込まれています。

カリキュラムに沿って学習すれば最大限の効率で学力を高められますので、志望校への合格も達成することができるでしょう。

ハイブリッド授業で着実に学力アップ

京都医塾では、個人授業と集団授業をかけ合わせたハイブリッド授業を導入しています。

ハイブリッド授業には個人授業と集団授業、双方の良さを組み合わせることができます。

個人授業では、苦手科目などわからないところを徹底的に指導してもらうことができます。

集団授業では、着実に必要な進度を保って授業をすすめることができます。

しかし、どちらか一方だけでは偏りが出てしまい、合格に必要な学力は身に付きづらいでしょう。

当塾は、個人授業と集団授業のハイブリッドによって着実な学力向上が期待でき、医学部合格に必要なレベルまで達成することができるのです。

まずは「一泊二日合格診断」で入塾体験

医学部への合格を本気で考える人にとって塾や予備校選びは重要です。

自分に合わないところに入塾した場合、思っているほど学力が伸びずに1年を棒にふるという危険性も考えられるからです。

できることなら入塾前にしっかり見学をして、自分の目で確かめておきましょう。

京都医塾では「一泊二日合格診断」という体験プログラムを用意しています。

こちらのプログラムでは、当塾の授業の様子や設備をご覧になって頂き、個人授業も体験して頂けます。

塾・予備校選びで迷っている方はぜひご参加頂き、当塾の魅力を味わってください。

まとめ

全国的には医師国家試験の合格率は高く9割を超えます。

一方で、大学ごとの医師国家試験の合格率をみるとバラつきがあります。

医学部入試の偏差値が高い大学だからといって、合格率が高いわけでなないのです。

合格率が高い大学の中には、国試対策に力を入れている大学が多くあります。

医師になることを志す受験生にとっては、偏差値ではなく合格率も志望校選びの参考になるでしょう。

志望校選びが出来たとしても、合格に必要な学力がなければ合格できません。

受験生の中には独学ではなく予備校でしっかりと学力を高めたいと思う人も多いのではないでしょうか。

そんな人に最適なのが医学部専門予備校の「京都医塾」です。

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