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国立大学医学部の勝ち組要素を徹底解剖!進路選びの指針としよう

国立大学医学部の勝ち組要素を徹底解剖!進路選びの指針としよう

受験生の中には、国立大学医学部への進学を目指して日夜、学習に励んでいる方もいるのではないでしょうか。

しかし、そんな国立大学医学部ですが、世間からは合格すれば「勝ち組」と言われることも、しばしばあります。

ただ、ここで疑問なのが医学部には公立・私立を問わず素晴らしいところがある中で、国立にはどのような勝ち組としての要素があるのかということです。

そこで今回の記事では、国立大学医学部に進学した際の勝ち組の要素についてまとめてみました。

そもそも国立大学医学部とは?私立・公立との違い

国立 医学部 勝ち組

まずは、基本的な知識として、国立大学医学部と私立・公立大学医学部との違いについて押さえていきましょう。

運営元が違う

国立大学医学部と私立・公立大学医学部との大きな違いは、運営元が異なるということです。

国立大学医学部は国が運営しているのに対し、私立大学医学部は学校法人が運営しています。

また、公立大学医学部は地方公共団体、もしくは公立大学法人などによって運営がなされています。

入試科目は私立大学医学部の方が少ない

国立大学医学部、公立大学の受験では共通テストを受けることになるため、5教科7科目が課されますが、私立大学医学部の場合は英語・数学・理科の3教科のみが課されることが少なくありません。

学費が異なる

国公立大学医学部と私立大学医学部とでは、学費が大きく異なります。

詳細は後述しますが、ときとして数千万円の違いがでることもあります。

もし、学費を抑えつつ医学部に通いたいという方は、国立大学医学部や公立大学医学部を受験した方が得策でしょう。

国立大学医学部の4つの勝ち組要素

国立 医学部 勝ち組

続いて、国立大学医学部には、はたして勝ち組要素はあるのか。

あるとすれば、いったいどのような勝ち組の要素があるとされているのか、について見ていきましょう。

学費が安い

国立大学医学部の勝ち組の要素として、しばしばあげられるのが、私立大学医学部と比較して学費が安いということです。

国立大学医学部の学費は、6年間総額でおよそ3,500,000円、入学金は282,000円となっています。

さらに細かい内訳を見てみると、初年度の費用が817,000円、2年次以降の費用が535,800円です。

医学部の学費としては、かなり安価な部類に入ります。

一方で、私立大学医学部では、平均して6年間総額30,000,000円程度の学費が必要とされます。

2024年度の学費から一例を示すと、一番安価な国際医療福祉大学医学部でも18,500,000円。

二番目に安価な順天堂大学医学部でも20,800,000円の学費が必要です。

そして、最も高い川崎医科大学医学部では47,400,000円の学費が要されます。

このように、国立大学医学部の勝ち組の要素としての典型例は、学費の安さとも言えるでしょう。

ただし、高価な学費の私立大学医学部に入ってしまったら損をしてしまうとは限りません。

6年間、必死で学業を頑張りとおせば国立大学医学部よりも、さらに上の学びが得られる可能性は誰にでもあります。

研究医を目指すのに有利

国立大学医学部は、研究費が私立大学医学部よりも多く支給されるため、研究医を目指す方には有利に働きます。

研究医とは、臨床医のように現場に立って医療行為を行うのではなく、あくまで研究者として医療の拡充を目指す意思のことです。

研究医は大学における研究機関や民間企業など、色々なところで活躍しています。

さて、そんな研究医になるためのプログラムですが、具体的にはいったいどのようなものがあるのでしょうか。

ここでは、実例を交えながら解説していきます。

熊本大学医学部のケース

熊本大学医学部では、「柴三郎プログラム」と呼ばれるプログラムを導入して、学生たちの教育を実施しています。

このプログラムの特徴は、希望者については高校生からでも学習ができることです。

オープンキャンパスや夏季休暇を通じて、研究室に高校生を招き医学研究に触れさせるなどしています。

また、現役の学生には3年次からの基礎研究の機会を与え、研究医としての基本的な知識を植え付けています。

また、4年次に入ると本格的な学習にシフトしていき、国内外の共同研究を実践。

外部の機関に出向いて、さらに知見を深めます。

また、この頃になると大学院の講義も受けられようになったり、研究成果を学会発表会や論文発表会にて披露することも可能になります。

神戸大学医学部のケース

神戸大学医学部の研究医の養成プログラムは、一年次から受けられるのが特徴的です。

大学へ入学した当初から基礎医学に触れられるため、早期から医学研究を体験することが可能です。

また、高学年以降のプログラムでは基礎学習から脱却して、本格的な勉強が始まります。

世界最高クラスの研究医を育てるための「MD-PhDコース」と呼ばれるカリキュラムや、

「大学院・早期研究スタートプログラム」に参加して一流の研究医を目指します。

少ないチャンスをものにしたことが自信へとつながる

みなさんもご存じのとおり、国立大学医学部へ進学するためには、基本的に共通テストを通じた数少ないチャンスをクリアするしかありません。

そのため、国立大学医学部へ入学後には、少ないチャンスをものにしたという事実が大きな自信へとつながります。

こういった自信は、当然ながら医学部での学習を進めて行く際にも大いに役立つはずですし、将来の医師としての夢を叶えるための弾みとなるはずです。

多数の教科をこなして入学するため知識が幅広い

医学部の一年次の教育カリキュラムにおいて、一般教養を設けているところは少なくありません。

これは、高校の学習内容の延長線上にあるカリキュラムですが、国立大学医学部の進学者は共通テストを経て入学しているため、幅広い知識で対応することができます。

もちろん、私立大学医学部の中にも共通テスト利用入試を設けているところもあるため一概には言えませんが、広範な知見を持ちつつ授業に臨めることは、国立大学医学部のアドバンテージの一つと言えるでしょう。

国立ではないが防衛医科大学もオススメ

厳密に言うと国立大学医学部とは違いますが、防衛医科大学医学部も受験先としてはオススメの医学部の一つです。

防衛医科大学は学費が無料であるうえ、毎月手当が支給されます。

また、衣食住が無料の学生寮が与えられるため、出費を抑えることもできます。

ただし、身分が特別職務公務員に切り替わることから、一般的な医学生よりも自由が制限されるのが、人によってはネックに感じるかも知れません。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

国立 医学部 勝ち組

ここまでは、私立・公立大学医学部と比較をしつつ、国立大学医学部のメリットにあたりそうな要素を列挙してきました。

医師を志している方にとっても、非常に有益な情報となったはずです。

しかし、こういった情報をいくら収集したところで、まずは医学部に合格して医師としてのスタートラインに立たなければ、時間の無駄になってしまいます。

そのため、受験生の中には優秀な予備校に通い、夢を叶えるための努力をしたいと願っている方も多いのではないでしょうか。

そういった方々の心強い味方となるのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。

京都医塾は独自の考えに基づいた指導方法を採用して、毎年多くの受験生を医学部合格へと導いてきた、名門の予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の教育内容や合格実績などについて、紹介していきましょう。

確実なレベルアップを促す学力定着システム

京都医塾では、様々な教育方法を用いて受験生のみなさんにハイレベルな指導を実践中です。

しかし、どんなに良質な授業を施していても、内容が脳に定着していなければ意味がありません。

そこで当塾では授業の最初に復習テストを行い、前回の授業の理解を高めるシステムを導入して、確実なレベルアップを図っています。

この復習テストで成績が振るわなかった受験生に対しては、再テストや課題指導を実施し、「置いてきぼり」の方が出ないように完全なるフォロー体制も敷いています。

国立大学への多数の合格実績

京都医塾の大きな自慢の一つが、国立大学医学部への高い合格実績です。

たとえば、2024年度の合格実績を引き合いに出すと、研究医の育成に強い神戸大学などへの合格者を輩出しているほか、名門中の名門である京都大学への合格者も生み出しています。

また、さらに2023年度の合格実績を振り返ってみても、上記年度と同じく京都大学への合格者を輩出しているほか、難関大学の大阪大学医学部へも受験生の方を送り届けています。

現在、国立大学医学部を検討中の方は、上述のとおりの高い合格実績を誇る、京都医塾をぜひお選びください。

過酷な受験シーズンを支えるメンタル支援体制

「受験うつ」という言葉があるとおり、受験生にのしかかる精神的なストレスは計り知れません。

そのため、人によってはメンタルを病んでしまい、勉強が手につかない状態になってしまうこともあります。

京都医塾ではそのような緊急事態を未然に防ぐべく、有資格者によるメンタルサポート体制を敷いています。

上級心理カウンセラーや臨床心理士による手厚いメンタル支援が受けられますので、受験当日まで精神的な衛生状態を良好に保ったまま学習に勤しむことが可能です。

まとめ

国立 医学部 勝ち組

国内には、国立大学医学部と私立・公立大学医学部を合わせて、80校以上の医学部が存在しています。

それぞれが素晴らしい医学部ですが、今回の記事では国立大学医学部のメリットに注目して解説をしてきました。

医師を志す人にとっては、非常に有益な情報となったはずです。

しかし、上述してきた情報の収集に明け暮れても、肝心の医学部合格をはたさなければ医師になるためのスタートラインに立つことはできません。

そのため、受験生の中には優れた予備校に通い、志望校合格をより確実なものとしたいと願っている方も多いのではないでしょうか。

そういった方々にオススメなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾はオリジナルの指導方法を実践し、毎年高い合格実績を打ち立てている名門の予備校です。

当塾へおいでいただければ、医学部合格のために必要なすべての教育を施し、必ずやあなたの夢を実現へと導いて見せましょう。

本気で医学部合格を目指している方には、京都医塾こそがうってつけです。

資料請求や入塾のご相談は年中無休で承っておりますので、興味のある方は、この機会にぜひお問い合わせください。