受験まで後1週間前ともなると、ほとんどの受験生が不安を抱えたり、強い緊張感に見舞われます。
ひどいときには体調を崩してしまうなどして、試験勉強がままならいといった事態も想定されます。
人生の明暗を分ける「審判の日」が刻一刻と迫って来ているわけですから、様々な不調に見舞われるのは、ある意味では仕方がありませんが、できることなら少しでもコンディションを維持したまま、残りの1週間を過ごしたいはずです。
そこで今回の記事では、受験1週間前にすべきことや避けておきたい行動など、試験の合格のために必要な情報を多角的にまとめました。
目次
受験1週間前の過ごし方で合否が別れる
冒頭でも触れたとおり、受験1週間前の直前期では様々な問題が発生します。
メンタルの不調によるイライラ感や、不安感、集中力の低下など受験への悪影響を数え出したらきりがありません。
そんな受験まで残り1週間前の期間ですが、この期間をどうやって過ごすか、もしくは、どうやって乗り越えるかで合否が明確にわかれます。
次項では、受験1週間前の正しい過ごし方を紹介していきますので、積極的に実践して、合格へとつなげてください。
受験まで残り1週間!試験直前ですべきこと
さて、先ほど予告したとおり、こちらの項では受験1週間前の正しい過ごし方を、「受験まで残り1週間!試験直前ですべきこと」と題して紹介していきましょう。
1週間は短いようにも感じられますが、みなさんが思っているよりも数多くの対策を講じることができます。
こちらの項では、おすすめの対策として全部で4種類を取り上げますが、すぐに実践できるものばかりですから、ぜひ試してみてください。
より徹底した体調管理で万全な状態をキープ
受験まで1週間前の時期、とくに気をつけておきたいのが体調管理です。
体調が万全でないと、試験中のパフォーマンスが低下してしまうばかりか、免疫機能の低下も招きます。
とくに、医学部の試験は基本的に厳冬期に行われるため、コロナはもちろん、そのほかのウィルス対策にも気を配っておく必要があります。
そこで、きちんと配慮しておきたいのが毎日の食事です。
毎日3回、規則正しい時間に食事を摂ることは当然ですが、欲を言えば、受験に役立つ栄養素を含んだ食品を優先して摂取したいところでしょう。
たとえば、コロナ対策の一環として、免疫力をアップさせる栄養素にフォーカスするのであれば、ビタミンDが適しています。
ビタミンDは骨を強くする栄養素としても知られていますが、免疫機能のコントロールにも重要な役目を果たしている栄養素です。
このビタミンDが多く含まれている代表的な食品は鮭や、シイタケがあげられます。
また、不安感を取り除くためには腸内環境を整えてくれる、食物繊維の摂取がおすすめです。
なぜなら、腸内環境が整えば、交感神経を鎮める作用のあるホルモンが分泌され、正常な精神状態の維持につながるからです。
食物繊維を多く含む食品には、野菜や海藻類、ナッツ類など様々なものがありますので、ご自身の好みで食べやすいものを摂取するとよいでしょう。
学習内容の振り返りは確実に
受験1週間前には、これまでの学習内容の振り返りにも時間を割いておきたいところです。
とくに、ご自身の苦手分野には特段に力を入れて復習をしておくことをおすすめします。
医学部の試験では1点の違いでも順位に大きな差がついてしまいますから、苦手分野の振り返りは、最重要事項と言ってもよいでしょう。
また、本番の試験時間を想定した勉強をしておくことも、1週間前からの学習方法としては有効です。
さらに、まとめノートを作っている人は最初から眺めてみて、より内容を整理しておけば、よりよい復習にもつながりますし、試験開始間際にサッと取り出して短時間で復習ができます。
受験当日の行動をシミュレーションする
受験生の方の中には、志望先が遠方にある人も大勢いるはずです。
そういった場合は、宿泊先から大学までの道のりを再確認するとともに、移動についてもきちんとシミュレーションしておきましょう。
たとえば、「○○時にホテルを出て、○○駅の○○線に乗って、○○駅で降りる」といった風になるべく具体性を持たせてシミュレーションしておくと、当日に慌てることもなくなります。
また、仮に志望先が近場にあるとしても、念のため一度は足を運び、当日のシミュレーションをしておく必要があります。
なぜなら、意外な見落としが発見できる可能性があるからです。
たとえば、「試験会場の○棟は、入口から思ったよりもかなり距離がある」といったケースはよくある話ですが、そういった場合、下手をすると迷子になってしまい時間のロスにつながります。
大学のキャンパスは高校よりもはるかに広いことが多々ありますから、1週間前あたりからは、このような下見を積極的に行い、当日は取り乱すことのないようにしましょう。
加えて、新型コロナウイルス感染拡大の状況次第では、試験会場が変更になる旨をアナウンスしている医学部もあります。
もし会場に変更があった場合などは、こちらへも足を運びシミュレーションをしておくと、さらなる対策となるでしょう。
不安な気持ちは「セルフ・イメージング」で払拭
受験シーズンの期間でも、不安感が最高潮となるのが受験1週間前から試験当日までの時期です。
この時期の乗り越え方として、不安を抑えるためのおすすめの栄養素をあげてきましたが、それ以外にも、不安を払拭できるメンタルテクニックも紹介しておきましょう。
これは、 「セルフ・イメージング」と呼ばれる手法で、アメリカのカリフォルニア大学が開発した、気持ちを切り替えるためのテクニックです。
やり方はとても簡単で、たったの2ステップのみで行われます。
最初のステップでは、ネガティブな気持ちに陥っている自分に対して、親しい友人などがアドバイスをしてくれている場面を想像します。
そして、2番目のステップでは、その友人がどういったアドバイスをしてくれたかを、具体的に紙に書き出してください。
「たったのそれだけ?」と、拍子抜けに思われる方もいるかと思いますが、上記大学が行った実験では、きちんと成果があらわれています。
受験まで後1週間、どうしてもネガティブな感情を払いきれない人は、一度試してみてください。
受験一週間前!これだけは気をつけたい行動
続いて、受験1週間前の段階では取らない方がよい行動についても見ていきます。
不安に押しつぶされそうになり、土壇場になってから、あれこれ始めたくなる気持ちは理解できますが、何事もすぐに成果が出るとは限りません。
下記2つの行動については、とりわけ注意して避けるよう心がけてください。
新しい教材に手を付けない
先ほども述べたとおり、何事もすぐに成果が出るとは限りません。
当然、これは勉強にも言えることですが、新しい教材を購入して実力をさらに高めようとしても、受験まで残り1週間では時間が足らなさすぎます。
受験まで1週間前の段階では、上で紹介したように振り返り学習の方に力を入れて取り組んで、今まで身につけたことを、さらに脳に定着させるよう努力した方が賢明です。
ネガティブな情報へアクセスしない
ネガティブな情報は、ネガティブな感情をあなたにもたらします。
とくに寝る前の15分間は、この傾向が顕著になるため注意が必要です。
なぜなら、人間の脳には、就寝直前にインプットされた情報が強く定着されるからです。
そのため、寝る直前に事件や事故のニュースにアクセスしたり、「もう1週間前なのか、もっと勉強しておくべきだった」などとネガティブなことを考えたりしてしまうと、意識が悪い方向に引っ張られてしまいます。
このことから、就寝15分前くらいからはネガティブな情報にはアクセスしないことと、ネガティブなことは考えないように気をつけることが大切です。
もしもコロナにかかったら?
受験1週間前には誰もが普段よりも一層、健康に気を使いますが、それでもアクシデントは起こり得ます。
とくに、新型コロナウイルスへの感染については、自分だけの努力ではどうしようもないこともあるでしょう。
そこで、万が一新型コロナウイルスに感染してしまった学生に対しては、救済措置として受験日の振り替えや追試を行っている医学部も少なくありません。
こういった措置に関しては、医学部ごとに発行している学生募集要項に詳細が記載されていますので、事前に目を通しておきましょう。
本気で医学部合格を目指すなら京都医塾
医学部受験における1週間前からの過ごし方などは、これまで述べてきたとおりです。
重要な対策としてあげられるのは、体調管理や学習の振り返り、当日のシミュレーションなどですが、これらすべてを実践しても不安を抑えきれない人や、体調を崩してしまう人もいるはずです。
また、これから受験シーズンに突入しようとする方々の中にも、上記対策を本当に実践できるのか、自信のない人もいるのではないでしょうか。
そういった方々の頼もしい味方となるのが、医学部専門予備校の「京都医塾」です。
京都医塾は、医学部受験を知り尽くした講師陣や、体調管理を徹底するためのスタッフを配置して、受験生をサポートしている医学部受験専門の予備校です。
ここから先は、そんな京都医塾が行っている強力なサポート体制について、紹介していきましょう。
13名の講師陣がチームでサポート
京都医塾の特徴的な学習支援の一つが、13名の講師陣がチームを組んで受験生一人をサポートする指導体制です。
そして、この指導体制の最大の強みと言えるのが、バランス重視型のエキスパート教育を行えることです。
一般的な予備校では、予習や復習の量を各講師の裁量に任せることがありますが、こういった指導方法では、教科ごとの学習量がバランスを欠いてしまいます。
しかし当塾では、前述のとおりチームを組んでサポートを行いますから、講師それぞれが受験生一人ひとりの現状を確認したうえで、バランス重視型の教育を施します。
すべての教科の実力を総合的に伸ばしていくよう丁寧に授業を進めていきますので、苦手科目が多い人でも安心しておいでください。
心と身体の両方を健康に導くオリジナルの食事
受験1週間前における体調管理の重要性は、これまでも述べてきたとおりです。
この重要性について痛感している京都医塾では、受験生のみなさんのサポートの一環として、食事面についてもこだわりぬいて支援を行っています。
たとえば、毎日の食事は管理栄養士の監修のもとで作られる献立が提供されるほか、食事の時間も一定にして、生活のリズムを崩さないための心配りもしています。
生活のリズムがきちんと維持できていれば自然と体調も上向きますから、受験当日のパフォーマンスも最大化され、合格の可能性も大幅にアップするでしょう。
節目に合わせた三者面談でお子様の状況を詳細に報告
京都医塾では節目に合わせて年5回の三者面談を行い、保護者様にお子さまの学習状況などを、報告する機会を設けています。
こちらの面談では、日ごろの学習の進捗状況だけでなく模試の結果や偏差値の推移、教科ごとの得手不得手など、できる限り詳細にレポートさせていただきます。
さらに、お子さまと保護者様、双方のご希望に沿う形での志望校の提案や、そのほか受験にまつわる不安ごとのご相談なども承りますので、何なりとお尋ねください。
まとめ
受験まで残り1週間ともなると、ほぼすべての受験生が不安を抱えたり、強い緊張感に見舞われます。
また、ひどいときには体調を崩してしまうなどして、以前のような試験勉強ができないといった事態も想定されます。
このようなケースを回避するためには、体調管理や学習の振り返りなど様々な対策があげられますが、これらを実践しても不安感を払拭しきれない人や、体調を崩してしまう人もいるはずです。
そして、これから受験シーズンに突入しようとする方々の中にも、上記対策を受験の1週間前からきちんと実践できるのか、自信を持てない人もいるのではないでしょうか。
そういった方々の心強い味方となるのが、医学部専門予備校の京都医塾です。
京都医塾は、医学部受験を知り尽くした講師陣や、体調管理を徹底するためのスタッフを配置して、受験生をサポートしている医学部受験専門の予備校です。
感染症対策にも精力的に取り組んでおり、エントランスには全身を消毒するための機器を設置したり、机や椅子など手の触れる箇所については、抗菌コーティングをするなどして対応しています。
そのため、当塾においでいただければ、受験の1週間前でも心身ともに安心して勉強に集中できます。
本気で医学部合格を目指す人には、京都医塾こそがうってつけです。
資料請求やメール、お電話でのご相談は年中無休で承っておりますので、何なりとご相談ください。