大学受験を控えた子どもを持つ親にとって、悩みごとや心配なことが尽きることはありません。
高校受験のときとは違って大学受験ともなると、必要な知識量や、その知識の専門性も高まり難易度が高まるため、不安な心境になるのも無理からぬことでしょう。
また、医学部受験では、ほかの学部よりも難易度が一気に跳ね上がることから、不安な気持ちにも拍車がかかるというものですし、「何か親にできることはないかな」という気持ちも強まります。
そこで今回の記事では、大学受験を控えた我が子に対して、親ができることをまとめた情報をお届けしましょう。
目次
大学受験で親の支援が必要な理由
さて本題に入る前に、そもそも、なぜ大学受験で親の支援が必要なのかについて説明していきます。
理由には大きく二つありますが、一つ目の理由は大学受験が、これまでのセンター試験から「大学入学共通テスト(以下、共通テスト)」へと切り替わったことにあります。
これまでの試験、つまりセンター試験では受験生の知識量が主に問われていましたが、上述した共通テストに切り替わったことにより、評価の基準に変更が加わりました。
そのため、自ずと試験の対策にも工夫が必要になり、受験生一人ひとりのさらなる努力の必要性が増す結果となったのです。
二つ目の理由は、入試方式の多様化です。
大学への進学方法は、共通テストなどの試験が一般的ですが、昨今では個性を重んじる総合型選抜や大学独自の選抜試験なども増えています。
こういった入試方式の多様化も、受験生にとっては負担になりやすく周囲からの支援、とりわけご両親からの支援が必要となっているのです。
このことから、子どもにとって親ができることを探すのはとても大切なことと言えますし、適切な対処をしてあげて子どもを導いてあげることも、親としての重要な役割となっています。
大学受験で子どものために親ができること5選!
大学受験において、子どものために親ができることを探す重要性を確認したところで、では親として何ができるのかという点について掘り下げていきましょう。
こちらの項では、我が子のために親ができることの中でも、受験に効果を発揮するポイントを5点ピックアップしてまとめました。
まずは大学受験を「自分ごと」にさせる
大学進学を目指してはいるものの、一向に机に向かおうとする素振りを見せない我が子。
ソファで寝ころびスマホのSNSや、流行のゲームに夢中になる姿ばかりを目にするのは、親として心配になってしまう大きな理由になってしまうのではないでしょうか。
そういったときに、「しっかり勉強しないと大学に受からないよ」と言ったところで、返ってくるのは、せいぜい気のない返事です。
このようなケースでは、まずは子どもに大学受験を「自分ごと」として意識させ、頭の中を勉強モードに切り替えてもらう必要があります。
そもそも、子どもが勉強に取り組む姿勢に欠けているのは、大学受験をどこかで他人ごととしてとらえているからであって、これを自分ごととしてきちんと認識してもらうことで、意識の変革を促すというわけです。
おすすめの方法としては、医師になったときに得られるメリットを、具体例を交えながら伝えることがあげられます。
単に、「医師になれば人助けができるよ」といった具合にではなく、「医師になれば、あなたの興味のある○○の分野の勉強ができるし、そうなれば救える命も今までよりもずっと増えるよ」といったようにです。
このように諭し、自分ごととして受験勉強に取り組むようになってくれれば、あとは勝手に机に向かうようになってくれます。
子どものために親にできることの第一歩は、上記のように、大学受験を自分ごとにさせることから始めてみましょう。
モチベーション維持のサポートも親ができること
みなさんもご存知のとおり、受験シーズンは長期間にわたる戦いとなります。
受験勉強は、毎日の学習の積み上げこそが肝心ですから、長期戦になるのは無理もありません。
そんな長期にわたる戦いの中で、勉強に対するモチベーションが上下するのは、よくある話しです。
たとえ夢中になって取り組んでいた学習であっても、人間である以上どこかで壁にぶつかってしまい、やる気が削がれてしまうことがあるのは当然と言えば当然でしょう。
このようなケースでは、とにかく子どものことを褒めてあげるのが、親にできることの効果的な手段となります。
なぜなら、人間の脳は褒めてあげることで成長が促されることがわかっているほか、承認欲求が満たされることで安心感や達成感が得られるからです。
「褒める材料がなかなか見当たらない」といった保護者の方もいるかも知れませんが、心配には及びません。
毎日、机に向かっているだけでも十分に褒めてあげる材料になり得ます。
子どもがコツコツ行っている小さな努力。
その努力を大きく褒めてあげるのが、親ができることです。
ただし、子どもを心配するあまり、「ドリームキラー」だけにはならないように、注意してください。
ドリームキラーとは、ネガティブな言動を用いて相手のやる気を削いでしまう存在のことを言います。
鼓舞するつもりで強い口調で叱咤し親自体は満足していても、子どもにとっては大きなダメージになってしまい、モチベーションが根こそぎ消滅してしまうこともあるほか、受験鬱にもつながりかねません。
心のケアこそ大学受験で親ができること
心の奥底のケアも親ができることの一つです。
受験の日が間近に迫るにつれ、受験生の緊張が徐々に高まっていくことは説明するまでもありません。
受験生にとっては人生のわかれ目とも言える日ですから、これまでは動じなかった物音にも敏感になったり、ささいなことにも反応するようになってしまっても、不思議ではないでしょう。
このようなときに親ができることは、受験生の心の奥底にたまっている不安を少しでも解消してあげるための、心理的なケアです。
心理的なケアというと難しいようにも聞こえますが、コミュニケーションをいつもより綿密に取るだけでかまいません。
「いつでもそばにいるよ」、「いつも見守っているよ」というメッセージが伝われば、自然と受験生の心のケアにつながります。
そして、コミュニケーションを取るときに話す内容ですが、受験とは無関係のものが無難です。
家族旅行の思い出やペットの話題、子どもが好んでいることの話など、大学受験とは関係のないことでコミュニケーションを取って、子どもの気持ちを楽にしてあげましょう。
親ができることには本音での話し合いも含まれる
本音での話し合いも子どものために親ができること、いいえ、親だからこそできることです。
受験勉強を途中で放り出してしまったり、真面目に将来に向き合おうとしない子どもに対しては、時にはあらたまった場を設けて徹底的に本音で話し合いましょう。
親の真剣な態度を見れば、自然と子どもも同じ態度で話し合いに乗ってくれます。
そして、こういった場では腹を割って話せるため、大学受験の大切さをきちんと諭すことができますし、お互いの不満点などを洗い出し解決策を見出すことができます。
また、大学受験の大敵であるスマホやマンガ、ゲームなどの時間をしっかり決めることができるのも、こういった機会ならではと言えるでしょう。
大学受験の予備校を勧めることも親ができること
子どもの学力向上の進度が思わしくないときは、予備校などを勧めてみることも親ができることです。
予備校では、自習とは違い受験のプロの講師が指導を行ってくれますから、学習の進捗が桁違いに早まります。
ただし、どんな予備校でもかまわないかというと、そうでもありません。
予備校の中にも講師が全員社員であるところと、アルバイトを雇っているところがありますし、そのほかにもカリキュラムにも違いが見られます。
このことから、予備校を選ぶ際は子どもの希望をよく聞いたうえで、適切な指導をしてくれるところを見極める必要があります。
本気で医学部合格を目指すなら京都医塾
大学受験は子どもの将来がかかっている人生の大勝負ですから、保護者としても、何か親ができることはないかと常に我が子を気にかけます。
勉強を自分ごとにするよう促したり、心のケアのためにコミュニケーションを密にとったり、自分にできることは何でもしてあげるのは親としては当然のことです。
これらに加えて、保護者の方々の中には我が子を予備校に通わせて、より充実した学習をさせてあげたいと考えている人も、多いのではないでしょうか。
予備校利用の検討については先ほど触れたところですが、お子さまに見合った予備校で適切な指導を受ければ、さらなる学力向上が見込めます。
そこで、おすすめなのが医学部専門予備校の「京都医塾」です。
京都医塾は、受験生一人ひとりの能力を限界まで引き出す教育指導を武器に、これまでにも数多くの医学部合格者を輩出してきた名門の予備校です。
ここから先は、そんな京都医塾の指導内容などについて紹介していきましょう。
一人のために行われる「完全1対1個人授業」
予備校を利用するうえで大きなメリットになるのが、講師と1対1で行われる個人授業です。
個人授業は、苦手科目を徹底的に克服できたり、得点源となっている科目を伸ばしていくことができますから、非常に理にかなった学習方法と言えるでしょう。
さらに、京都医塾の個人授業では受験生の学習履歴をさかのぼり、どこから授業を始めるのがベストなのかを確認してから学習へ踏み切るため、最大効率で受験勉強を進行させられます。
加えて、授業中においても講師にすぐに質問できることから集団授業と違い、わからないことを即座に解決しつつ、より授業の理解度を深められます。
二人の担任制度でメンタル面もきちんとケア
受験生であれば誰しも、大なり小なり大学受験にまつわる不安を抱えているものです。
そこで京都医塾では、受験生一人につき担任と副担任がついてメンタル面のケアにも力を入れて取り組んでいます。
この担任制度のもとでは、週に1度カウンセリングの機会を設けて受験生の心配ごとや悩みごとの相談にあたります。
学習面に関係するどんな悩みごとにも真摯な姿勢で耳を傾け、一緒に解決の糸口を探り当てるため、受験鬱などの深刻な事態を未然に防ぐことが可能です。
また、このカウンセリングでは学習面の相談だけにとどまらず、食事をしっかり摂れているか、睡眠時間は十分か、などといった点についても本人からしっかり聞き取ります。
このような細かいヒアリングを通じて、常に受験生の心身の状態を把握していますので、健康状態をキープしつつ入試に向けて勉強を進めることができます。
年に5回の三者面談で保護者様の心情もしっかりフォロー
予備校に大事な我が子を預けている保護者様にとって、ご子息やご息女の学習の進捗状況は常に気がかりなはずです。
初期の段階からどれだけ学力が伸びたのか、もしくは、志望先へ合格できるだけの学力は身についているのかなど、様々なことが気になって仕方がないかと思います。
そこで当塾では、年に5回、三者面談の機会を設けて保護者様にお子さまの学習の進捗状況を報告させていただいております。
模試の結果や偏差値の推移、教科ごとの得手不得手など、学習にまつわることはつまびらかにご報告いたしますので、ご安心ください。
さらに、志望先が複数あり迷っている場合などは、こちら側から志望校選びのお手伝いもしております。
このように当塾では、三者面談を通じて保護者様にご子息、ご息女の学習に関する状況報告を適宜行っておりますので、安心してお子さまの大学受験をお任せください。
まとめ
大学受験は子どもの人生の明暗がわかれる大勝負です。
そのため、保護者の方としても、親ができることはないかと常に我が子を気にかけてやみません。
大学受験を自分ごとにするように仕向けたり、入念にコミュニケーションを取ったりと、自身にできることは何でもしてあげるのは親としては当然のことです。
そして、さらに保護者の方々の中には、これらにプラスアルファという形で、我が子を予備校に通わせてあげたいと考えている人も、多いのではないでしょうか。
子どもの進路に見合った予備校を利用すれば、的確、かつ適切な指導を受けられますから、さらなる学力向上が見込めます。
そこで、おすすめなのが医学部専門予備校の京都医塾です。
京都医塾は、受験生一人ひとりの能力を限界まで引き出す教育指導を武器に、これまでにも数多くの医学部合格者を輩出してきた名門の予備校です。
当塾においでいただければ、お子さまの夢の実現のために、誠心誠意サポートさせていただきます。
本気で医学部合格を目指すのであれば、卓越した学力指導に定評のある、京都医塾こそがうってつけです。
まずは、体験授業や合格までのプランニングなどが受けられる「一泊二日医学部合格診断」からご参加してみてはいかがでしょうか。
宿泊費・交通費はともに当塾で負担いたしますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。