最難関と言われる医学部ですが、1年で合格することは決して不可能ではありません。
ただし、合格するために必要なポイントをつかんで勉強に励む必要があります。
そこで今回の記事では、1年で医学部合格を果たすために必要なことはどんなことかという点についてまとめました。
浪人生、現役生それぞれの1年間のスケジュールの立て方についても詳しくまとめているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。
1年で医学部合格は不可能ではない
たった1年で医学部に合格するためにはどうしたらよいでしょうか。
この項では、1年で医学部に合格するために必要なことについて3つのポイントで解説していきましょう。
危機感をもつことが大事
人は危機感をもつことで、意識や行動を変えて目標を達成することができます。
勉強に対する意識や毎日の過ごし方も、危機感をもつことで大きく変わります。
実際に、「1年で絶対に合格する」と強く意識して勉強に打ち込むことで、医学部合格を勝ち取っている人はいるのです。
危機感をもって過ごす1年は危機感がない1年と比べると、より目標達成に近づくはずです。
「なんとしてでも合格する」という意識をもって、受験勉強に取り組みましょう。
自分の学力を知る
1年で医学部に合格するためには、現状の自分の学力を正確に把握することが不可欠です。
模試の点数や偏差値などで自分の本当の学力を知るのは、少し怖い気持ちもあるかもしれません。
しかし、自分の学力を知らないままに、ただやみくもに勉強をしても目標に到達できず1年を棒に振ってしまう可能性もあるでしょう。
自分の学力を知ることによって、自分の得意、不得意が明確にわかります。
現時点での自分の学力を知ることは、冷静に試験対策を立てるために重要なプロセスなのです。
ゴールから考える
現在の自分の学力を理解したら、次は目標とする大学の出題傾向と合格最低点を分析しましょう。
自分の得意不得意によっては、受験校を変更する必要もあるかもしれません。
数年分の過去問を用意して毎年の出題傾向、何点満点中何点取れれば合格できるかをしっかり確認しておきましょう。
志望校の合格最低点突破を最終目標として明確に設定することで、1年間にやるべき勉強内容をプランニングできるのです。
1年で医学部合格する方法
次に、医学部に合格する方法を具体的に3つのポイントで、解説していきます。
現時点の実力から志望校合格の道のりを知る
1年で医学部合格するためには、志望校合格の道のりを知ることが合否の鍵を握ります。
志望校合格までの道のりは、スタート地点とゴールの差を明確にすることではっきりします。
前項で、現在の自分の学力をスタート地点、志望校の合格最低点突破をゴールとして設定することについては述べたとおりです。
スタート地点とゴールを比べることで、入試までに必要な受験勉強の全体量や課題が見えて、1年の学習計画が立てられるようになります。
スタートとゴールがぼんやりしたままで学習計画を立てても、合格にはつながりません。
志望校合格までの道のりを知って、各教科にどれくらいの勉強時間をかけられるか慎重に学習計画を練りましょう。
1年間のスケジュールを立てる
合格までの道のりを明確にして入試までにやるべきことを把握したら、1年間のスケジュールを立てましょう。
スケジュールを立てる時には、入試配点の高い科目や伸びが期待できる科目に多くの時間をあてるといったように科目による時間配分を考えることが大切です。
各科目の時間配分を決めたら、何をいつまでにどこまで終えるのか、現実的な目標を立てて月、週、日単位のスケジュールに落とし込んでいきます。
予定をぎっしり詰め込んでも「結局出来なかった」とならないように、スケジュールに盛り込む内容は自分が達成できるものにしましょう。
1年を通したスケジュールの立て方については、浪人生と現役生それぞれについて後で詳しく解説していきます。
積極的に合格するためのリソースを活用する
信頼できる人にアドバイスをもらうことで医学部合格への道が開けることがあります。
医学部に進学した兄弟や親戚に相談したり話を聞くと、意外なヒントが見つかるかもしれません。
また、医学部受験のことは、その道のプロに詳しく聞いてみてもよいでしょう。
言うまでもなく、医学部専門予備校は医学部受験に詳しい人が必ずいるので、受験の指針について頼ってみることも1つの手です。
予備校生でなくても親身になって相談にのってもらえるでしょう。
浪人生の1年間のスケジュール
1年間で医学部に合格するためにはスケジュールを立てることが重要ということは、前に触れましたとおりです
それでは、浪人生の1年間のスケジュールはどのように立てていけばよいでしょうか。
この項では、浪人生が入試までに押さえておくべきことを3つの時期に分けて詳しく解説していきます。
4~6月はとにかく基礎を固める
浪人生が始まったばかりの時期は、医学部入試の全教科の基礎を固めましょう。
基礎を固めるということは、具体的には共通テストで9割の得点が取れる状態です。
数か月前に入試で難問を解いていた人もいるかもしれませんが、基礎的な問題に戻って着実に得点が取れるようにすることが必要です。
問題集は、易しい〜標準レベルのページ数が少なめのものがおすすめです。
基礎の問題集で出来なかった箇所は繰り返し解いて、着実な知識の習得を目指しましょう。
7~9月は基礎から応用問題の習得
基礎力がある程度身についてきたら、次は応用問題の習得に入りましょう。
しかし、基礎の抜けがある状態では応用問題に移行してはいけません。
予想以上に理解できない箇所が多かったり、基礎問題集が思うように進まなかったら、この時期も引き続き、基礎の問題集を徹底的にやりこみましょう。
基礎力に自信がついてきたところで、ワンステップ上のレベルの新たな問題集にすすみます。
この問題集は受験の最後まで繰り返し解いていくものなので、教科ごとに自分が取り組みやすいものを選ぶとよいでしょう。
10月~受験期:知識の定着と過去問演習
この時期は、全ての教科において、今まで勉強してきた知識の定着と過去問演習に取り組む時期です。
入試が迫ってくる焦りから新しい問題集に手を出したくなりますが、今まで取り組んできた問題集を何度も繰り返すようにして知識を定着させましょう。
過去問演習は1校について数年分を3回行うことが理想とされますが、複数校受験する場合は時間的な余裕をもって行う必要があります。
とくに、国公立大学と私立大学を併願する場合は、共通テストだけではなく国公立大学2次試験と私立大学の過去問にも早めに取り組むようにしましょう。
現役生の1年間のスケジュール
次に、現役生はどのように1年のスケジュールを立てればよいでしょうか。
この項では、現役生が入試までに押さえておくポイントを学校の学期に沿って詳しく解説していきましょう。
1学期から夏休みまで(4月~8月)
現役生は、夏休みまでに基礎を固めることを目標としましょう。
応用問題を解くためには、基礎事項の習得が不可欠です。
まずは教科書に書かれている内容をしっかりと理解して、教科書の例題や基本的な問題集に取り組みましょう。
夏休みまでにしっかり基礎固めをすることで、秋以降の成績の伸びにつながります。
また、医学部でよく出題される数Ⅲや理科の後半は、現役生は手薄になりがちです。
まだ履修していない場合は、夏休みを利用して先取り学習ですすめておきましょう。
2学期(9月~11月)
2学期は夏休みまでに養った基礎を土台に、入試問題に対応できる応用力をつけていくことが目標となります。
現役生は、高校の進度によっては全ての教科で未履修ということもあるでしょう。
そういった場合は、授業の内容はしっかり理解して教科書レベルの知識を取りこぼさないように勉強に取り組みましょう。
浪人生と同様に、基礎問題の習得が不十分であれば応用問題にはすすまないことが大切です。
一方で、この時期には受験校の過去問を解いてみることも重要です。
過去問でどの程度の問題がどれくらいできたら合格できるかを確認しながら、学習をすすめていくのがよいでしょう。
3学期(12月~3月)
この時期は、入試本番で力を発揮できる実践力を養うときです。
本番の入試のつもりで時間配分を意識して、過去問を解くことを繰り返しましょう。
繰り返し解くことで問題の形式や、出題傾向に慣れてきて、自分がどこで間違いやすいかといった点が見えてきます。
過去問で苦手な分野や単元があればしっかりと確認をして、今まで自分がやってきた問題集で復習しておくと安心です。
もし基礎が抜けていると感じたら、直前期であっても迷わず基礎に戻って確実に知識の穴を埋めておきましょう。
1年で医学部の合格を目指すなら京都医塾
前述のように、1年で医学部に合格することは不可能なことではありません。
浪人生と現役生のどちらであっても、志望校に必要な勉強量を明確にして取り組むことで、1年で医学部へ合格している人はいるのです。
一方、自分のやり方で勉強をすすめて1年後に合格できるのか不安を感じる人もいるのではないでしょうか。
そういった人の強い味方なのが、医学部専門予備校の京都医塾です。
京都医塾は、独自メソッドによる学習指導と良質な学習環境によって、今年度も偏差値30台から1年の通塾で2名の医学部合格を果たしている凄腕の予備校です。
ここから先は、そんな京都医塾の取り組みについて紹介していきましょう。
1人のためオーダーメイドカリキュラム
京都医塾では、生徒1人ひとりに合わせた「オーダーメイドカリキュラム」を作成します。
このカリキュラムは、入塾した際の生徒の実力を推し量った上で作成されるため、志望校合格までにやるべき学習内容が網羅されています。
当然、苦手科目と得意な科目の時間配分もなされており、いつまでに何をどこまで勉強すればよいかが明確です。
オーダーメイドカリキュラムは、医学部受験のプロ講師が作成しますので、生徒自身でスケジュールを作る手間は省くことができ、勉強に集中できるのです。
クラスの組み合わせは10,000通り以上
一般的な塾や予備校の集団授業はおおまかに分けたレベルで授業が行われていますが、実力に合っていない授業を受けても学力向上が難しいこともあるでしょう。
一方、京都医塾では、生徒のレベルや目標に対して授業を最適に組み合わせて編成しています。
各教科の習熟度に合わせて英語は11クラス、化学は12クラスなど細かくレベル分けした編成を行っています。
英語は1番上のクラス、化学は一番下のクラスなどの組み合わせができるため、4教科でも10000通りのレベル編成が可能となります。
実力を徹底分析できる一泊二日医学部合格診断
京都医塾では、「一泊二日医学部合格診断」という体験入塾を行っています。
こちらの体験入塾では、オリジナルの学力診断テストによって、各教科の理解度や習熟度のチェックができ実力分析を行います。
現時点での実力を正確に知ることができますので、この体験入塾によっても医学部合格に必要な情報を得ることができるでしょう。
「一泊二日医学部合格診断」は、交通費も宿泊費も当塾が負担いたしますので、無料で当塾の雰囲気を味わって頂けます。
まとめ
最難関の医学部であっても1年で合格することができます。
ただし、現時点の学力から志望校合格までの道のりを把握し、1年間の学習計画を立てる必要があります。
そのため、受験生の中には自分の勉強のやり方で1年間勉強して本当に合格できるのか心配になる人もいるかもしれません。
京都医塾は、入試までのスケジュールを立てるのはもちろんのこと、あなただけのオーダーメイドカリキュラムで合格に必要な学習をしっかり指導してくれます。
入塾の際には偏差値が40程度だった塾生も、京都医塾で勉強に励むことで見事に医学部合格を成し遂げているのです。
本気で医学部受験を考えられているのであれば、京都医塾に相談してみてはいかがでしょうか。
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