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医学部受験コラム

学力向上の一因は姿勢にあり! ~勉強効率がUPする「正しい姿勢」とは?~

学力向上の一因は姿勢にあり! ~勉強効率がUPする「正しい姿勢」とは?~

学力向上は学習中の姿勢にあり

学力向上にあたっては、質と量と効率を並行した学習が求められます。

質の高い教材を効率よく、かつ長時間学習するにあたって、少なくない影響を与えるのが、学習中の姿勢です。

肩こりや腰痛、眼精疲労など身体に影響のある状態では、長時間の勉強は難しくなります。

1年を超える受験勉強を走りきるにあたって、身体に負担のかからない「正しい姿勢」を保つことは、学力向上の一つの要因と言っても過言ではありません。

「正しい姿勢」が与える学習効果・メリット4選

前項にて、学力向上は学習中の姿勢にあり、とお伝えしました。

では「正しい姿勢」には、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

以下で詳しく解説します。

基礎代謝アップにより、筋肉疲労が改善される

正しい姿勢をとることで、基礎代謝が上がる効果があります。

基礎代謝とは、「人間が生活するうえで最低限必要なエネルギー量」を指します。

基礎代謝が上がることで、消費カロリーがアップします。

学習中は、脳を活用しつつ、姿勢を保持するためにカロリーを消費します。

正しい姿勢を保つことで、基礎代謝が上がり、体の筋肉疲労が回復する機能が向上します。

長期的にみると、「回復しやすい」体となり、長時間の学習が可能となります。

血流改善により、集中力がアップする

正しい姿勢で胸を開いた状態を保つことで、深い呼吸が可能となり、血流の改善が見込めます。

血流がスムーズに流れることで、むくみの改善や内臓代謝アップが期待され、脳に酸素が届きやすくなることで集中力の向上も期待できます

肩こり・腰痛を防止&改善し、長時間の学習が可能に

姿勢が正しくなることで、肩や腰への負担が軽減されます。

崩れた姿勢をとりつづけることで、本来は負荷がかかることのない部分に負荷がかかり、それが続くことで痛みに変化してしまうおそれがあります。

痛みをともなう姿勢では、当然長時間の学習はできません。

崩れた姿勢を改善することで、体の負荷を減らし、長時間の学習が可能な体づくりにつながります。

自律神経のバランスが整う

姿勢を正すことで血流改善が見込める、というメリットには、血流改善にともなう自律神経のバランス改善という付随するメリットもあります。

姿勢改善により、深い呼吸が可能となり、血流の巡りが良くなり、交感神経と副交感神経の切り替えがしやすくなります。

この切り替えがバランスよく行われることで、体を正常な状態に保てます。

改めて、「正しい姿勢」が与える学習効果・メリットを以下にまとめました。

✓基礎代謝アップにより、筋肉疲労が改善される
✓血流改善により、集中力がアップする
✓肩こり・腰痛を防止&改善し、長時間の学習が可能に
✓自律神経のバランスが整う

メリットを理解した上で、姿勢改善を意識した学習を心がけましょう。

今日から姿勢を直せる!グッズ不要の「姿勢矯正」ポイント別チェック

正しい姿勢のメリットを知ったことで、姿勢を矯正したいと考えた方も多いかと思います。

「姿勢矯正」と聞くと、専門家の指導や器具が必要なイメージがあるかもしれません。

しかし、姿勢は日々の生活で意識を変えることで、徐々に矯正することが可能です。

以下に、身体のポイント別に姿勢矯正にあたって注意するべき内容をまとめました。

部位別!姿勢の矯正で気を付ける点

腕の位置

まず、腕の位置です。

腕は、体全体の姿勢を決める支点となるポイントです。

そのため、姿勢改善をしたいとお考えの方は、何よりも”正しい腕の位置”を意識することをおすすめします。

利き手の反対の腕は、机に対して直角に置き、机と頭が近づきすぎないように保持しましょう。

腕を机に置かずに垂らしてしまっていたり、頬杖をついたりすると、机と顔が適切な距離・角度を保つことができません。

もしもこのような姿勢をとっている場合には、勉強を始める際に腕の位置を意識できるよう、マスキングテープなどを勉強机に貼ったり、目立つところに「腕の位置」とメモしておいたりと、常に注意できるような仕組み作りをしましょう。

背筋

腕の位置が決まると、体全体の位置が概ね決まります。

そのうえで、お尻と背中が90度になるように意識すると、背筋をスッと伸ばした状態で学習が可能です。

背筋が曲がった状態で長時間の勉強をすると、腰に負荷がかかってしまい腰痛の原因となったり、慢性的な肩こりの原因になってしまったり、眼精疲労の原因になったりと、学習に大きく影響する伸身の負担につながります。

背筋が丸く曲がっている状態、いわゆる「猫背」についても、背筋を意識することで改善が見込めます。

ついつい背筋が曲がってしまう場合には、なれるまで背中に定規を貼るなど、物理的に背筋を伸ばす意識を保てる工夫をすることもおすすめです。

椅子の座り方

椅子の座り方も、姿勢の見直しの重要なポイントです。

椅子に浅く座ると、床とお尻が平行にならず、前傾姿勢になりがちです。

前傾姿勢になると、顔と机の間が適切に保てず、眼精疲労や視力低下の原因となるおそれがあります。

骨盤が曲がらないよう、椅子には深く腰かけたうえで、腕の位置や背筋を確認しましょう。

また、可能であれば「床」や「こたつ」での学習は避けましょう。

床やこたつは机と比べて前傾姿勢になりやすいため、背筋を伸ばしての学習が難しくなります。

足の置き方

椅子の座り方を意識するのと同時に、足の置き方も確認しましょう。

足を組んで座ったり、椅子の後方に向けて足を曲げたりすると、骨盤が曲がった状態で座ることとなります。

骨盤は上半身の向きを決める役割をもつため、いくら腕の位置や背筋を意識しても、骨盤の位置が曲がってしまうと、正しい姿勢になりません。

足を置く際には、足裏全体を床につけることを意識しましょう。

もしも、椅子が高すぎて足が床につかない場合や、椅子が低すぎて足の置き場に困ってしまう場合には、椅子の高さを調節して対応しましょう。

首・あごの位置

参考書を読むために前のめりになる場合など、首や下あごを前に出しすぎないように注意しましょう。

首や下あごを前に出すと、腕や足を正しい位置に置いていても、背筋や首が曲がってしまい、負担がかかります。

実際に、腕や足の位置を整えたうえで、首や下あごを突き出す姿勢をとってみると、どのような負担がかかるかわかりますので、悪い姿勢の例として実践的に確認してみてもよいでしょう。

首やあごはまっすぐな状態のまま、参考書を読む際には視線だけを落とし、背筋が曲がらないように注意しましょう。

体と机の距離

最後に、体と机の距離を確認しましょう。

体と机をぴったりとくっつけてしまうと、手前の端に視線を落としたい場合に首を大きく曲げる必要があり、負担がかかります。

そのため、体と机の間を目安としてこぶし1つ分開け、視線の変更による負荷がかかりにくい体勢を意識しましょう。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

週1回のカウンセリングで、精神面や生活リズムをきめ細やかにサポート

京都医塾では、週に1回、1:1の個別カウンセリングを実施しています。

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また、寮生活にあたっては正しい生活リズムで学習に臨めるよう、起床時の点呼をはじめとした生活リズムの管理を行っています。

1年間最後まで集中力を切らさず走り抜ける生活習慣の定着を指導します。

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そして、医学部合格という狭き門を通り抜けるためには、そのカウントダウンの中で最大限の学習を積み重ね、学力を周囲のライバル以上に高めて行かなければいけません。

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このように、当塾にお任せいただければ年間で計3,500時間以上の十分な学習時間を確保できますので、医学部合格の目標にも余裕を持って到達することが可能です。

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当塾では、遠方から入塾される方向けに学寮を設けて対応させていただいております。

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まとめ

医学部合格を目指す上で、1年間という長期間にわたり、長時間の学習を行うことが求められます。

だからこそ、日々の学習で身体への負担を最小限に抑えることは、長期的に見ると学習効果アップにつながります。

姿勢を見直すことで、特別な道具や準備不要で学習効率をアップできることがお分かりいただけたかと思います。

姿勢改善は一朝一夕にはなし得ませんが、日々意識していくことで、確実に自分のものとなっていきます。

医学部合格後も、勉強は続きます。

先の学習を見据えるという意味でも、正しい姿勢での学習を意識しましょう。