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予備校の入塾テストとは?
予備校の入塾テストとは、予備校に入塾できるかを審査するためのテストです。
予備校には、入塾テストの結果によってクラスが分けられるケースと、テストの点数によっては不合格になるケースの2つが存在します。
前者の場合であれば、入塾テストの点数が悪くても入塾はできるため、そこまで大きな心配をする必要はありません。
ただし、後者の場合は一定以上の成績を収めなければ不合格となり、予備校に通うことができないため、事前に入塾テストの勉強をする必要があるでしょう。
仮に、現時点での学力に不安が残っていたり、他の生徒と比較して学力が低いと感じていたりする場合は、入塾テストが設けられていない予備校に通うことも検討しましょう。
予備校に入塾テストは存在する?
ここまで、予備校の入塾テストの概要を解説してきました。
結論から申し上げると、予備校によっては入塾テストが存在し、中には入塾テストを設けていない予備校もあります。
ここからは、さらに予備校の入塾テストに関して、下記3つに分けて深堀りしてご説明します。
・予備校の入塾テストで落ちることはあるのか
・入塾テストの点数が低い=不合格ではない
・入塾テストは何度でも合格できる
それぞれ順番に見ていきましょう。
予備校の入塾テストで落ちることはあるのか
予備校のなかには、学力テストで一定の基準をクリアしないと入塾できない予備校も存在します。
なぜこのようなことを行うかというと、あくまで一般論ではあるものの、多くの予備校は「合格率◯%」など、一定の数字を上げることが必要とされています。
そのため、入塾時点であまりにも学力が低い生徒が入塾してしまうと、上記のような予備校としての目標や数字を達成することができません。
東大を目指すための予備校や、平均的な偏差値以上が求められる予備校の場合は、入塾テストの点数が低いと落とされる可能性も高いです。
また、実際に入塾する生徒からしても、自分1人だけが他の生徒と比較して学力が低いのは、非常に辛い思いをしてしまう可能性が高くなります。
そういった事態を防ぎ、生徒自身を守るためにも、学力確認として入塾テストを行う予備校が増えてきています。
入塾テストの点数が低い=不合格ではない
入塾テストは審査のようなものであるため、入塾テストの点数が低い=不合格と捉えてしまう方も多いです。
しかし、入塾テストの点数が低いからといって、必ずしも不合格になるわけではありません。
なぜなら、入塾テストは、生徒の現時点の学力を確認するために行われることが多いからです。
予備校側は、これから入塾する受講生の学力を確認することにより、それぞれの生徒の現時点での力量に合わせたクラス分けが可能になります。
また、適切なクラスに入れば学力が伸びる可能性も高く、同じレベルの仲間と切磋琢磨することもできます。
つまり、入塾テストは生徒により適切な授業を行えるようにすることが目的であるため、点数が低いからといって落胆する必要はありません。
入塾テストは何度でも挑戦できる
事実として、予備校の入塾テストを受けたとしても、予備校が設ける点数に到達しなかったことにより、不合格になってしまう方は一定数存在します。
しかし、入塾テストは何度でも挑戦できます。
そのため、一度入塾テストに不合格になってしまったとしても、どうしてもその予備校に通いたい場合は、もう一度挑戦すれば良いのです。
入塾テストの受験回数に上限は設けられていないので、諦めずに挑戦してみるのもありでしょう。
予備校の入塾テストで求められる学力・内容
ここまで、予備校の入塾テストの概要を解説してきました。
ここからは、予備校の入塾テストで求められる学力や、内容をご紹介します。
・学科試験
・面接
・入塾テストの内容は予備校によって異なる
それぞれ順番に見ていきましょう。
学科試験
入塾テストがある予備校の場合、必ず学科試験が存在します。
学科試験の内容は予備校によって異なるものの、基本的には数学、英語、国語の3つの科目で入塾テストが存在するケースが多いようです。
入塾テストの難易度に関しても予備校によって異なるものの、学校のテストで高得点を取れるぐらいの学力は身に付けておいたほうが良いでしょう。
また、入塾テストは言葉のとおりテストであるため、問題を解くスピードをできる限り速めることも大切です。
さらに、入塾を検討している予備校の入塾テストの過去問などを入手できる場合は、事前に目を通しておき、問題の傾向を把握しておくと良いでしょう。
面接
予備校によっては、面接が設けられている場合もあります。
面接で主に聞かれることとしては、学力や偏差値の目標、入学を検討している大学(高校、中学)、なぜ予備校に入塾することを検討しているかなどが挙げられます。
これらの質問に対する回答を事前に用意しておき、スムーズに答えられるようにすることが大切です。
なぜなら、講師は入塾後に適切に勉強に取り組める人間であるかを判断するため、コミュニケーション能力であったり、質問に対して的を得た回答ができるかだったりを確認されるためです。
都合が合うようであれば、親御様が講師の立場となり、実際の面接の場を想定した練習をすることも検討しましょう。
入塾テストの内容は予備校によって異なる
本記事でも何度か触れているように、入塾テストの内容や難易度は、予備校によって異なります。
そのため、事前に予備校ごとの情報収集を欠かさず行い、傾向を把握しておくことが大切です。
予備校ごとの傾向を把握し、出題される問題を事前に予想できれば、まずはそれらの問題に対する知識を身に付けるだけで、合格の可能性が高くなります。
周りの友達や知人で、自分が通いたい予備校に通っている方がいるのであれば、入塾テスト前に詳細な話を聞いておくことを推奨します。
入塾テストの有無に関わらず自分の現状を知ることが重要
ここまで、入塾テストの内容などを解説してきました。
入塾テストに合格するために、現状の自分の学力を把握しようとする方が多いものの、入塾テストの有無に関わらず、常に自分の現状を知ることは非常に大切です。
なぜなら、仮に予備校に通わなかったとしても、現状の自分の学力と目標偏差値とのギャップを洗い出し、それらを埋めるための勉強が必要になるためです。
闇雲に勉強しても非効率になるだけであり、時間も無駄にしてしまう可能性も高くなります。
それらを防ぐためには、まずは自分の現状の学力を知ることから始める必要があります。
したがって、今後予備校に通ったり、入塾テストを受けたりすることの有無に関わらず、現状の偏差値や学力レベルは必ず確認するようにしましょう。
京都医塾は入塾テストなしで通うことが可能
ここまで、医学部の入塾テストに関して解説をしてきました。
しかし、現状の学力に自信がないという方もいるのではないでしょうか。
京都の医学部専門予備校である京都医塾では、入塾前のテストを設けていません。
なぜなら、一人ひとりの現状の学力に関わらず、目標とする医学部とのギャップに対してロードマップを作成し、そのとおりに勉強を繰り返せば、医学部に合格できる可能性は誰にでもあると考えているためです。
本記事でも解説しているとおり、大学への合格率を気にして、入塾テストを設けている予備校は多く存在します。
しかし、京都医塾は入塾テストを行っていないなか、1次合格率は75%、最終合格率は65%を達成しています。
入塾時の生徒の平均偏差値は46ですが、1年後の模試では平均61にまで上がるのです。
そのため、入塾テストを受けることに不安がある方はもちろん、合格率の高い予備校を探している方は、一度京都医塾の医学部合格診断を受けてみてはいかがでしょうか。
医学部合格診断は、1泊2日にて、完全無料で今の実力を分析します。
親御様、生徒様の交通費、宿泊費はすべて負担しますので、まずは医学部合格診断からご検討ください。
まとめ
本記事では、予備校の入塾テストに関して解説をしました。
予備校の入塾テストの有無は予備校によって異なるものの、自分の学力や偏差値を知ることは非常に大切です。
また、仮に入塾テストを受ける場合は、事前に入塾テストで出題される問題の傾向を知るとともに、面接対策も講じると良いでしょう。
京都の医学部専門予備校である京都医塾は、入塾テストなしで通うことが可能です。
現状のレベルに関わらず、少しでも医学部に合格したい気持ちがある方は、1泊2日の医学部合格診断からお申し込みください。