医学部受験は年々、競争が激しくなっています。
そのため、多くの受験生がよりよい学習環境を求めて予備校に通いつつ勉強を続けています。
地元に予備校がある場合は通学に不便を感じませんが、遠方にしか予備校が無い場合、入寮を検討している人も多いはず。
予備校の寮では年単位で生活するわけですから、入寮を考えるとメリットやデメリットなどをしっかり把握しておきたいところでしょう。
そこで今回の記事では、予備校の寮にまつわるメリットやデメリット、そして予備校選びの注意点について解説していきます。
目次
予備校の寮に通うメリット
予備校が設置されている寮に通うと、生活リズムの改善や娯楽への誘惑からの解放など様々なメリットが得られます。
ここでは予備校の寮に通うメリットについて紹介していきます。
勉強に重点を置いた生活ペースが整う
最初に紹介するメリットは、勉強に重点を置いた生活ペースが整うということです。
予備校の寮では基本的に就寝時間と起床時間を設定しており、入寮することで誰でも規則正しい生活が送れるようになります。
普段は夜型の生活を送っていて朝が弱い人でも、正しい生活リズムが自然と身に付きますので身体は健康になり、今まで以上に意欲的に学習に取り組めるようになるでしょう。
また、多くの予備校の寮では食事面でのサポートもしてくれます。
中には管理栄養士の指示のもと作られるメニューもあり、栄養バランスの心配もありません。
食事は生活していく上での基本中の基本と言われますが、こちらについても予備校の寮ではしっかり面倒を見てくれるのです。
このように予備校の寮では生活面における支援を全面的に受けられますから、限られた時間を全て学習時間に注ぎ込むことができるでしょう。
娯楽の誘惑を防げる
次に紹介する寮生活を送るうえでのメリットは、娯楽からの誘惑を断ち切ることができるという点です。
大事な試験勉強の最中、休憩時間に何気なく手に取ったマンガに夢中になってしまい、気が付けば数時間も浪費していたという経験は多くの人が持っているはずです。
自宅学習ではマンガ以外にもスマホやテレビ、音楽プレーヤーなど色々な娯楽コンテンツがあなたを誘惑してきます。
しかし、予備校の寮ではテレビもなければ音楽プレーヤーの持ち込みも禁止、スマホには禁止時間を設けているというところもあります。
もちろん飲酒も喫煙も禁止です。
自宅学習ではついつい娯楽に手を伸ばしてしまう人には、数々の誘惑を断ち切れる予備校の寮が打ってつけでしょう。
通学を気にせず、全国の予備校を選択肢に考えることができる
最後に紹介するメリットは、通学を気にせず、全国の予備校を選択肢に考えることができるという点です。
地元に予備校がある人は高校や中学などに通う感覚でこれまでどおり通学できますが、地元に予備校が無い人は事情が違ってきます。
遠方の予備校に長い時間をかけて通うか、予備校の近くに引っ越して通うなどしなければなりません。
そうなれば時間的にも金銭的にも大きな負担がのしかかるでしょう。
その点、予備校の寮に入ってしまえば、わずかな時間で予備校との往復ができます。
自分に見合った予備校を全国的な視野で選択できることが、予備校の寮に入るメリットなのです。
予備校の寮に通うデメリット
予備校の寮には、生活のペースに関することや誘惑から解放されることなど色々なメリットがありますが、実はデメリットもわずかながら存在します。
ここでは、予備校の寮に通ううえで生じるデメリットについて二点取り上げて解説していきましょう。
金銭的負担が増える
予備校の寮に通う一つ目のデメリットは、金銭的な負担が増えてしまうことです。
こちらの費用は一般的には、入寮費が100,000円、寮費は毎月120,000円から150,000円くらいかかります。
その他、水道光熱費を別途請求される場合もあります。
しかし、これらの費用を気にして入寮せずに遠方から通うとしても、結局交通費が生じますので、金銭的な負担は回避できません。
なによりも学習時間を大幅にロスしてしまい、他の予備校生に大きな差をつけられてしまうでしょう。
また、予備校の近くにアパートを借りるとしても、それなりの生活費がかかってしまうはず。
家事も自分でする必要がありますから、当然学習時間が削られてしまうでしょう。
予備校の寮では多少の金銭的な負担が生じますが、その分良質な学習時間を確保できるという利点があります。
勉強に集中するためのルールが設けられている
言うまでもありませんが、予備校の寮は学習に全力で打ち込むために設置されています。
上でも書いたとおり、よほど強靭な意思を持った人間でないと娯楽からの誘惑に抗うことができないのではないでしょうか。
学習に集中して合格までの道のりを走り切るには、それなりのルールを設けて個々人を管理していく必要があるのです。
たしかに厳しいルールの中で生活していくのは辛い面もあるでしょう。
しかし、これは学習に適した空間がしっかり整備されていることの裏返しでもあります。
予備校の寮では、あえてルール作りをすることで予備校生に勉強に特化した環境を作っているのです。
予備校の寮を検討する際の注意点
ここまでは予備校の寮のメリットとデメリットを紹介してきました。
予備校の寮を利用する場合には、メリット・デメリットの他にも押さえておきたいポイントがいくつかあります。
そこでこちらの項では、予備校の寮を検討する際の注意点を三つ紹介しましょう。
費用を確認する
最初に取り上げる予備校の寮を検討する際の注意点は、費用の確認をよくしておくことです。
費用に関してはデメリットの項でも少し話しましたが、当然ながら予備校の寮では入寮費や寮費が発生してしまいます。
その他、寮によっては水道光熱費や通信費などが発生することもあります。
ここでは、入寮費や寮費以外にもどんな費用が発生するのか深掘りして解説しましょう。
まず、水道光熱費ですが、こちらは一般的に毎月10,000円くらいとされています。
そして、通信費は毎月3,500円、さらに保証金や寝具のレンタル料などの諸経費が100,000円程度かかります。
保証金等の諸経費は初回に支払うのみなのでご安心ください。
生徒の管理体制はしっかりしているか
二番目に取り上げる予備校の寮を検討するうえでの注意点は、生徒の管理体制に関する事項です。
予備校によっても生徒の管理体制が異なっていますので、自分に合った体制なのかあらかじめ把握しておく必要があるでしょう。
例えば、外泊を禁止している予備校もあれば、厳しい門限を設けているところもあります。
どうしても自分に合わないルールがある場合、学習に支障が出てしまいかえって逆効果になる可能性があるので、管理体制についてはしっかりチェックしておきましょう。
また、女性の入寮希望者であれば学生寮のセキュリティ体制も必ずチェックしておいてください。
学生会館との違いを把握しておく
最後に取り上げる予備校の寮を検討するうえでの注意点は、事前に予備校の寮と学生会館との違いを把握しておく必要があるということです。
両者の大きな違いは、予備校の寮には予備校生のみが入寮しているのに対し、学生会館では不特定の人間が暮らしていることにあります。
学生会館では大学生や専門学生など色々な人たちが住んでいるため、同じ志を持つライバルたちと刺激し合える機会が少なくなってしまうでしょう。
また、立地に関しても予備校の寮は予備校の近くに建てられるのに対し、学生会館は必ずしも予備校の近くとは限りませんので、通学も不便になってしまいます。
やはり、受験に際してどこかの寮に入るのであれば、予備校の寮が最適の選択となるはずです。
ただ、予備校の寮と言っても施設によって学習環境が異なってきます。
一年間の入寮生活を有意義なものにして、志望大学の合格を勝ち取るためにはしっかりしたサービスを提供してくれる予備校の寮に入りたいところでしょう。
そんなあなたにぴったりなのが「京都医塾」です。
京都医塾は、バツグンの医学部合格率を誇る、医学部専門の予備校です。
数ある予備校の中でもトップクラスの学習環境が整備されているとあって、受験生の間でも話題になっています。
ここから先はそんな京都医塾の寮の魅力について紹介していきましょう。
京都医塾の京都留学で勉強だけの寮生活を
先ほども触れましたが、京都医塾はバツグンの実績を誇る医学部専門予備校です。
同予備校は、30年以上の歴史の中で大勢の医学部合格者を輩出してきました。
その実績の大前提となるのは予備校生一人ひとりの不断の努力ですが、彼らを支えてきたのは講師陣の指導力や受験のための圧倒的な情報量、そして生活環境を一手に引き受ける学生寮なのです。
予備校生が志望校の合格を勝ち取るその日まで全力で走り切れるよう、京都医塾では生活リズムの管理や食事管理の面においても全力でサポートしているのです。
この項では、京都医塾の寮の特徴について三つ取り上げて解説しきましょう。
管理栄養士による食事管理
最初に取り上げる京都医塾の寮の特徴は、食事面に関する事項です。
受験競争を勝ち抜いて合格の切符を手に入れるためには、勉強だけをしていればよいというわけではありません。
スポーツ選手が高いパフォーマンスを発揮するために食事管理を徹底しているように、学習においても正しい食生活を実践してパフォーマンスを発揮させる必要があるのです。
そのため京都医塾では、予備校生のスタミナを持続させるために管理栄養士の手による食事の提供を行っています。
自宅で食事を摂る場合、ついつい糖質や脂質に偏ったものに手を伸ばしがちな予備校生でも、京都医塾に入寮することでバランスよく栄養が摂取できるのです。
生徒の生活リズムを徹底管理
二つ目に取り上げる京都医塾の特徴は、生活面に関する事項です。
京都医塾では基本的に6時起床、0時就寝を実践しています。
朝が苦手でしっかり起きられるか不安を抱えている人もいるかも知れませんが、全く心配する必要はありません。
京都医塾には早起きが苦手だった予備校生にもしっかり寄り添い、合格に導いた実績があります。
例えば、偏差値40で入塾した予備校生が、京都医塾の生活指導によって毎朝5時に起床できるようになり、生活リズムが整った結果、志望校合格というゴールテープを切るにいたっています。
ちなみに、こちらの話は京都医塾の公式ホームページに「合格体験談」として掲載されていますので、関心がある人はチェックしてみてください。
さらに、京都医塾では精神的なフォローもしっかり行っています。
週一回、担任と副担任の社員講師と面談し、カウンセリングを実施しているのです。
このカウンセリングでは毎日の生活において不安な点などを聞き出し、予備校生の心のケアを実施します。
その他、カリキュラムの進行に問題はないかもこの時にチェックし、問題点が見つかれば随時、学習内容の見直しが行われます。
このように京都医塾では生活リズムを整えるために、起床・就寝時間の管理はもちろんのこと予備校生一人ひとりの精神的なケアも実践してくれるのです。
住みやすい環境と手ごろな寮費
京都医塾の寮は、交通機関へのアクセスがしやすく非常に便利な立地にあるのが特徴です。
もちろん京都医塾にも近いため、入寮すれば通学の負担を減らすことができます。
また、机や洗濯機、冷蔵庫など備え付けの家具も充実しています。
そんな好条件にもかかわらず、京都医塾の寮費は月々100,000円以下に収まる物件もあります。
先程も述べた通り、一般的な予備校寮の寮費は毎月120,000円から150,000円ほどですので、比較的手ごろな費用で暮らすことができると言えるでしょう。
学び舎としての京都という環境
長い歴史を持つ京都は、日本人にとって精神的な故郷と言われています。
京都医塾には九州や関東など遠方からの生徒が大勢、入塾してきますが、京都が持つどことなく懐かしい雰囲気は予備校生のメンタルにもよい影響を及ぼすはずです。
また、京都には多くの名門大学が集まっており、学問を重んじる土壌が古くから形成されています。
このように「学び舎」として選ぶなら京都が最適な環境なのです。
まとめ
予備校の寮に通うメリットには、生活リズムを改善できることや娯楽の誘惑から逃れられること、そして通学時間などを気にせず通えることなどがあげられます。
逆にデメリットとしては金銭的な負担や寮ごとのルールが設けられているという点がありました。
たしかに、金銭的な負担やルールに関しては抵抗があるかも知れませんが、自宅から予備校に通うにしても交通費が発生するだけでなく、学習時間まで削られてしまいます。
さらに、寮のルールが無い環境では自己管理が難しいでしょう。
そのため、医学部合格を目標に掲げるのであれば、十分な勉強時間を確保したうえで学習のペースを管理してくれる環境が必要です。
そういった環境を求めている人におすすめなのが、京都医塾です。
京都医塾の寮では生活面と食事面において全力でサポートしてもらえます。
前述のとおり、偏差値40で入塾した人も見事、医学部に合格に導いていますので、学習カリキュラムについても心配いりません。
京都医塾では入塾を検討している人向けに、一泊二日の体験入学を無料で行っていますので、寮や授業内容に興味がある人はぜひ参加してみてください。
こちらの電話受け付けは年中無休、9時から22時までの間行っていますので、まずはお問い合わせだけでもいかがでしょうか。