成績が思うように伸びなかったり勉強熱心な友達と比較したりと、受験生は落ち込んでしまうこともしばしば。
負のループに入り、「勉強したくない」という気持ちが湧いてしまうことも珍しくありません。
今回の記事では、勉強したくないときに陥りがちな思考ややる気に変える方法などを紹介します。
「勉強していても集中力が持続しない」「前向きに勉強できるようになりたい」とお悩みの方は、ぜひ記事をご一読ください。
勉強したくないのは甘え?そのときに陥りがちな思考

「勉強したくないのは甘え?」と悩む方へ向けて、ここでは勉強したくないと考えてしまったときに陥りがちな思考について、3つの例を出して解説します。
まずは心の中にあるネガティブな気持ちを冷静に見つめましょう。
自分にイライラする
「勉強したくない」という気持ちが浮かんできたとき、自分にイライラしてしまいませんか。
友達は志望校に推薦合格している、模試の成績が伸びている、など他人と比較してしまい、頭の中が焦る気持ちでいっぱいになってしまうことがあります。
自分にイライラする気持ちが強くなると、いつも勉強している場所でも集中できないことがあるかもしれません。
現状を打破したくても何をすれば良いかわからず、負のループに陥ってしまう可能性があります。
人生終わりと感じるほどストレスが溜まる
「勉強したくない」という気持ちが続くとストレスが溜まり、人生終わりとさえ感じてしまうかもしれません。
模試や入試の日程が近付いてきているのに勉強が手に付かないと、大きなストレスを感じてしまいます。
特に大学受験は、人生の一大イベントとも言える試験です。
勉強を継続することや試験までの緊張感は、人生で初めての試練だと感じる方も少なくないでしょう。
それゆえに試験へのプレッシャーを感じてしまい、人生終わりとまで気持ちが飛躍してしまうこともあります。
病気なのではないかと疑う
「勉強したくない」と何度も考えてしまうと、何かの病気なのではないか?と自分を疑ってしまう方がいるかもしれません。
勉強できないのは甘えではなく、自分にとって勉強に集中できる条件がそろっていない可能性があります。
まずは自分に合う学習環境や時間の使い方を知ることが大切です。
勉強したくない理由を読み解く
勉強したくないときに陥る思考が明らかになった所で、ここからは具体的になぜ勉強したくないのか、その理由を4つ解説します。
勉強したくない理由を明らかにして、その先の改善方法を見つけましょう。
志望校設定に不安がある
勉強したくない理由には、志望校の設定に納得しておらず、不安がある可能性があります。
自分の学力から見たときに志望校のレベルが高すぎると、勉強に関して冷静に準備ができなくなってしまうからです。
どれだけ勉強しても合格できないと悩んでしまい、計画的に勉強ができなくなってしまいます。
逆に、自分の学力から見たときに志望校のレベルが低すぎると、勉強を頑張る気力が湧いてこない可能性があります。
せっかくこれまでコツコツ勉強してきたのに、入試前に勉強に熱が入らないとその時間を無駄にしてしまいかねません。
勉強しても学力は上がらないと思っている
勉強したくない気持ちが強い理由は「勉強しても学力は上がらない」と思っているからかもしれません。
頑張っても学力は上がらないと決めつけてしまうと、それ以上勉強する気力が湧いてきません。
それゆえに勉強して志望校に合格するイメージが湧かず、やる気が削がれる悪循環に陥ります。
もしかすると勉強して理解できたときの喜びを感じることが少ないため、やる気が湧かない可能性があります。
わからない箇所が多すぎる
わからない箇所が多すぎて、勉強する気が起きないケースがあります。
何がわからないのかわからないと、どこから手を付けて良いのか把握できず、学習計画が立てられません。
何とか答えにたどり着いたものの、不正解が多いと勉強へのモチベーションが下がってしまうこともあります。
テキストを読んでも理解できないのか、問題が解けずに苦しんでいるのかを冷静に分析する必要があります。
◇ほかに熱中していることがある
ほかに熱中していることがあると、勉強が手に付かなくなる可能性があります。
体力や時間の多くをほかのことに使ってしまい、勉強する余裕がなくなってしまうからです。
例えばスポーツや音楽など趣味の時間にあてる、誰かと会うなどの場合、今優先すべきことなのか一度考えてみましょう。
またほかにも、部活に熱中している方がいるかもしれません。
もし両立が可能であれば、しっかりと計画を立てて学習に取り組んでみてください。
勉強したくない気持ちをやる気に変える方法5選

勉強したくない気持ちに当てはまるものはあったでしょうか。
ここからは勉強したくない気持ちをやる気に変える方法を5つ紹介します。
自分が該当するものがあるのか、参考にしてみてください。
勉強で成功体験を積む
勉強で成功体験を積むことで、やる気が湧いてくる可能性があります。
成功体験を積み勉強が楽しいと感じると、学習意欲の向上が期待できるからです。
まずは得意科目や基礎問題から取り組み勉強のスイッチを入れて、リズムよく学習を続けましょう。
志望校合格のためには、小さな成功体験を積むことが大切です。
1日のやることリストを作り、チェックをつけながら消化していくと達成感が得られるでしょう。
やることリストの作成は、計画的に学習が進められることもメリットです。
隙間時間を活かして学ぶ
時間的に余裕がある日だけではなく、隙間時間を活かして学び学力向上を狙いましょう。
隙間時間であっても、1ヶ月、半年、1年と学習を継続していくと学力向上に結び付き、志望校合格に近付くことができるからです。
隙間時間の方が集中力が高まる可能性さえあります。
例えば、勉強時間が1時間しかないときは、疲労していない上にモチベーションが維持しやすく、最初から最後まで集中できる可能性が高いです。
時間を有効活用して、志望校合格を目指したいものです。
場所を変えて学ぶ
勉強机に向かっても集中力が続かないときは、場所を変えて学んでみてください。
勉強机が最も集中できる場所とは限らないからです。
人の気配がある方が集中できる、学校の机が一番勉強できる、自宅以外の静かな場所が落ち着くというように、勉強に集中できる場所は人によって異なります。
勉強机以外にも自宅のリビング、学校、図書館、カフェなどさまざまな場所で勉強してみて、自分に合う場所を見つけましょう。
生活習慣を改善してみる
勉強したくない気持ちをやる気に変えるために、生活習慣を改善してみましょう。
生活習慣が乱れることで、眠気に襲われたり体調が悪くなったりしている可能性があります。
睡眠時間を削って勉強しても頭が回転する時間が減るので、逆効果になりかねません。
また栄養バランスの取れた食事を意識することで体調が整い、やる気が出てくることもあります。
公益財団法人福井県予防医学協会によると、食後1〜2時間以内に15〜30分の軽い運動を行うと、血糖値が下がる効果が期待できます。
ウォーキングやラジオ体操などの運動を食後に取り入れることで、集中力アップにつながるので試してみてください。(参考:公益財団法人福井県予防医学協会|血糖コントロールについて学びましょう)
予備校や学校の先生に頼る
勉強に対する悩みがあるときは、予備校や学校の先生に頼ってみましょう。
予備校や学校の先生は、数多くの受験生へのサポートを行ってきているため、1人で抱えていた悩みも相談することで解決につながるかもしれません。
先生への相談は勉強でわからない箇所があるときや勉強したくないときに有効です。
誰かの意見を聞いて実践してみると、現状を変えられることがあります。
もっと気軽に相談したい場合、友達や親に相談しても良いでしょう。
話を聞いてもらうだけでも頭の中がスッキリします。
医学部合格を目指すなら京都医塾へ
医学部や難関大学を志望する受験生は、難易度の高い大学に立ち向かうため「勉強したくない」という気持ちに焦りを感じやすいです。
学習を継続するために、早めに対処したいものです。
京都医塾には、最高難度と言われる医学部突破のための教育が整っています。
1年中集中できる自習室の開放や、校舎内に社員講師が常駐している点が魅力の一部です。
わからない所があればすぐに相談できる環境のため、悩みが深刻になる前に解決に導けます。
また、独自のチーム指導や個別カリキュラムの実現、個別ブースの設置など細部までこだわった指導方針で合格を目指すことができます。
ここからは、これらの魅力を1つずつ取り上げて確認していきましょう。
難関医学部にも対応!独自のチーム指導
京都医塾に所属する講師は、京都大学出身者が7割以上と難関を潜り抜けてきたメンバーがそろっています。
各分野の研究に携わっていた講師も多く、医学部の入試問題を明快に紐解くことも可能です。
京都医塾は1985年の創立以来、生徒へ指導してきたノウハウを講師の研修や指導法に反映して、塾全体で共有してきました。
そのような優秀な講師がそろう京都医塾は、生徒1人につき13名の講師がチームになって指導することが、さらなる強みです。
講師の裁量でバラバラな指導をするのではなく、情報と指導方針を共有した上で科目のバランスをとり、志望校合格へ導いてくれます。
個別カリキュラムで一人ひとりの合格戦略を立てる&進捗管理
京都医塾では個別カリキュラムを導入していて、一人ひとりのオーダーメイドカリキュラムで学べます。
生徒のポテンシャルやスタートラインは一人ひとり異なるため、それぞれに合わせたアプローチを行う必要があると考えたからです。
各科目の現在の学力・知識量・能力をヒアリングしたりテストや体験授業を分析したりして、生徒にとって最適なカリキュラムを作成します。
京都医塾では教科ごとのレベル別カリキュラムを作成します。
例えば集団授業では英語が11クラス、化学が12クラスというように細分化されたクラス編成です。
必要に応じて個人授業を受けることもできるため、無駄のないカリキュラムで勉強可能です。
生徒一人ひとり専用の「個人ブース」で学習効果アップ
京都医塾には個別ブースが用意されていて、勉強だけに集中できる環境があります。
そこで朝8時から退出するまでの間、個人授業、課題学習、自習に取り組むことができます。
この個別ブースは1人に1つ用意されていて、いわば第2の勉強部屋とも言えます。
個別ブースの利用を習慣にすることで「勉強する場所」という意識を根付け、勉強モードに容易に切り替えることができます。
京都医塾がこだわりの個別ブースを作った理由は、受験生がどのような環境で過ごすかによって、成績の伸びや合格に大きな影響があるという発想によるものです。
まとめ

受験生で「勉強したくない」という気持ちが浮かんでしまうのは甘えではありません。
自分に合う学習環境を見つけるだけで、やる気が湧いてくる可能性があります。
今回の記事の「勉強したくない気持ちをやる気に変える方法」を参考に、学習に対する熱を取り戻しましょう。
京都医塾では指導方針を統一しつつ、個人授業と集団授業の両方を受講可能です。
また講師への相談がしやすい環境のため、勉強への悩みを抱える方やわからない問題をきちんと解決したい方にも適しています。
少しでも興味が湧いたら、まずは資料請求や合格診断へのお申し込みを検討してみてください。