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医学部を目指す中学生はどれくらい勉強が必要?理想の勉強時間や学年別の勉強法まで詳しく解説!

医学部を目指す中学生はどれくらい勉強が必要?理想の勉強時間や学年別の勉強法まで詳しく解説!

医学部合格を突破するには、たくさんの勉強時間を費やさねばばらないと言われています。

中学生にとって大学入試を身近には感じづらいですが、学習の基礎を養う大事な時期です。

医学部を目指す中学生の場合、具体的にどれくらい勉強に時間を費やしたらよいでしょうか。

そこで今回の記事では、中学生の平均の勉強時間や成績上位層の勉強時間、医学部を目指す中学生の理想の勉強時間についてまとめました。

また、学年別の勉強法、中学生のうちにやっておくべき勉強についても詳しく解説しますので、気になる人はぜひチェックしてください。

医学部を目指す中学生の勉強時間

はじめに、中学生の勉強時間の平均はどれくらいでしょうか。

この項では、中学生の勉強時間の平均と成績上位層の勉強時間についてまとめました。

また、知識の定着のために勉強時間が必要な理由についても解説します。

中学生の勉強時間の平均は?

下記の表は、中学生の平日の勉強時間です。

【平日1日あたりの勉強時間】

学年 勉強時間(分)
中学1年生 1時間21分
中学2年生 1時間26分
中学3年生 1時間39分

出典:東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所 子どもの生活リズムと 健康・学習習慣に関する調査 (2021)

一般的な中学生の平日の勉強時間は、中学1年生で1時間21分、中学2年生で1時間26分、中学3年生で1時間39分です。

学年が上がるにつれ勉強時間が増えておりますが、中学1〜3年生で1.5時間ほどの勉強をしていることがわかります。

医学部を目指すなら成績績上位層の勉強時間を参考に

下記の表は、成績上位層の中学生の平日1日当たりの勉強時間です。

【成績上位層の平日1日あたりの勉強時間】

学年 勉強時間(分)
中学1年生 2時間1分
中学2年生 1時間48分
中学3年生 2時間26分

出典:東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所「子どもの生活と学びに関する親子調査(2020)

成績上位層の平日の勉強時間は平均すると、中学1年生で2時間1分、中学2年生で1時間48分、中学3年生で2時間26分です。

中学1・2年生は1日2時間前後中学3年生は1日2.5時間ほど勉強時間を確保しています。

医学部を目指すならば、クラスの成績上位層を目標にしたいところです。

成績上位層とおなじくらいの時間を勉強に励めば、成績アップに近づくことが考えられます。

現在の自分の学力によっては、さらに勉強時間を費やした方が良い場合もあるでしょう。

出典:東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所「子どもの生活と学びに関する親子調査(2020)

知識の深い理解や定着のためには勉強時間は必要

効率が良い勉強はよく話題に上がりますが、あまりにも勉強時間が少ないと知識が習得できていないことがあります。

定期テスト直前に短時間で覚えたことは、すぐに忘れてしまうことがあります。

知識を深く理解して定着させるためには、それなりの勉強時間が必要なのです。

勉強をしていると何にどれくらい時間が必要といったように、自分なりの時間配分や効率が自然と身につきます。

もちろん、ただ目的もなくだらだら勉強していては、学力アップにつながりません。

勉強するときには、目的をもって取り組みましょう。

医学部を目指す中学生の理想の勉強時間

ここまで、中学生の平均の勉強時間について見てきました。

中学生活は、部活や習い事もあって忙しいものです。

ここでは、医学部を目指す中学生の理想の勉強時間を定期テスト前の平日、休日に分けて解説していきます。

平日も2時間、定期テスト前は3時間以上

部活や習い事がある日

平日は2時間程度勉強できれば理想的といえます。

部活や習い事をしている場合は、平日2時間の勉強を確保できないこともあるでしょう。

その場合は、部活や習い事がない日には出来るだけ勉強時間を確保するようにしましょう。

成績上位層では、普段から2〜3時間以上勉強している人が全体の2割程度います。

帰宅後から夕食までの時間や、早起きして学校に行くまでの時間など工夫して勉強時間を確保しましょう。

定期テスト前の平日

定期テストの前の平日は、3時間以上勉強しましょう。

一般的に定期テストの2週間くらい前から部活が休みになりますので、勉強時間を伸ばすことができます。

電車通学の人は通学時間や休み時間に勉強するなど、スキマ時間を有効に使うのがおすすめです。

休日は5~7時間、定期テスト前は8時間以上

通常の休日

休日は、5〜7時間程度の勉強時間がとれるとよいでしょう。

平日に忙しくて勉強できない人は、時間数を多めにとるようにして休日に追いつけるようにしましょう。

定期テスト前の休日

定期テスト前の休日は、8時間以上が理想的です。

8時間と聞くと多いように感じますが、午前中3時間、午後3時間、夕食後2時間といったように時間を確保すれば十分実現できます。

朝は脳の疲れが取れて勉強をするには最適の時間帯です。

休日であっても午前中の時間を有効に使えるように、前の日は夜更かしをしないように気をつけましょう。

医学部を目指す中学生の学年別勉強方法

これまで、勉強時間についてみてきましたが、中学生から医学部を目指すにはどのように勉強をしていけばよいのでしょうか。

実際に、中学1年生、2年生、中学3年生で勉強のポイントは異なりますし、中高一貫校と普通の中学校では対策が違います。

この項では、各学年における勉強方法のポイントについて解説していきましょう。

中学1年生

中学1年生では、毎日の授業をしっかり理解するように心がけましょう。

基礎をおろそかにしてしまうと、学年が上がったときに知識の積み重ねが難しくなります。

授業を受けて理解できないことはそのままにせずに、必ず復習をして知識を定着させましょう。

覚えなくてはならないことが多いですが、丸暗記では確かな理解につながりづらいです。

時間はかかりますが、意味を確認しながら覚えるようにしましょう。

中学2年生

中高一貫校や進学校など、学校によっては先取り学習を取り入れた授業が行われています。

中学2年生までに中学3年間の学習を終える学校も少なくありません。

そういった場合は、授業の進度に遅れをとらないようにしましょう。

普通の中学校では、先取り学習をしていないと焦るかもしれませんが、医学部入試に向けた勉強は基礎が確かであれば高校1年生からでも間に合います

学校の定期テストで高得点を取ることを心がけ、高校受験に向けて授業で教わった知識を着実に定着させるようにしましょう。

中学3年生

中学3年生では、中高一貫校に通っている人と普通の中学校に通っている人とでは、勉強方法が異なります。

中高一貫校の人は、高校受験の勉強が必要ないため、引き続き先取り授業に追いつけるように毎日の授業の理解に努めましょう。

定期テストを活用して、自分の理解度をチェックして苦手部分をなくしておくとよいでしょう。

普通の中学校の人は、高校入試のための受験勉強が必要です。

高校でさらに力を伸ばすためにも、できるだけ医学部の進学実績が高い高校を目指したいところです。

まずは高校入試合格を目指して受験勉強に力を注ぎましょう。

医学部を目指すなら中学生のうちにやっておきたいこと

それでは、医学部を目指す人にとって中学生のうちにやっておきたい勉強はどんなことでしょう。

「あのときやっておけば良かった」と後悔しないためにも、中学生のうちにできることは押さえておきましょう。

この項では、中学生のうちにやっておきたいことについて解説します。

中学生分野の英語と数学の基礎を固める

英語と数学は、とくに基礎が重要であるため重点的に勉強しましょう。

医学部受験では、基礎力の有無が合否を左右します。

中学生では、応用問題演習ではなく基礎をしっかり固めておくことが必要です。

中学で学ぶ勉強範囲は、高校や大学入試で学ぶ内容の土台となります。

苦手分野があれば必ず中学生のうちに穴を埋めるようにしましょう。

教科書ワークを繰り返すこと

教科書ワークがおすすめです。

教科書ワークが優れている点は、1度授業で学んでいるため知識が定着しやすいことです。

学校によって配られる教材は異なりますが、すべての単元を網羅している教科書ワークができれば基礎固めができているといえます。

1度演習したら終わりにするのではなく、繰り返し解いてできないところは理解できるようにしておきましょう。

勉強するのが当たり前という学習習慣をつける

最難関医学部への合格を果たすには、幅広い試験範囲の知識を習得するために膨大な勉強時間が必要です。

医学部を目指すなら、中学生の段階から毎日コツコツ勉強する習慣をつけて無理なく着実に知識を身につけていきましょう。

高校生になるとさらに1日に必要な勉強時間がアップしますが、中学生から勉強習慣がついていると精神的な負担が少なくて済みます。

本気で医学部を目指すなら京都医塾

医学部入試において、中学校の学習をおろそかにしては合格に直結しません。

中学生から医学部を志望するなら、定期テスト前だけでなく平日や休日も時間をかけて勉強することが必要です。

しかしながら、中学生活は部活や習い事、さらに行事なども加わり忙しい人も多いでしょう。

スケジュールを作っても、1日のうちに勉強時間を捻出するのは難しいかもしれません。

そんなときには、医学部専門予備校に頼るのも1つの手です。

医学部専門予備校では、中学生から医学部を目指す人に向けた授業やカリキュラムがあり、現役合格に必要な学力を高めることができます。

中学生からの現役合格を目指すならば、とくにおすすめなのが医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、独自のカリキュラムと優秀な講師陣、良質な学習環境によって、これまで多くの現役生を医学部合格へ導いています。

ここから、まずはそんな京都医塾の魅力についてお伝えしていきましょう。

年に5回の三者面談

京都医塾では、保護者様にもご同席頂いて、年に5回の三者面談を行っています。

三者面談で学習の進捗状況をご報告しますので、詳しくお子様の状況を知ることができます。

受験校選びについても講師と本人そして保護者様のご意見も交えて行うため、納得のいく志望校選びができると好評です。

お子様に関してご不安があるときは、三者面談の時期以外のお電話でもご相談頂けますので安心です。

生徒1人を支える13名の講師陣

京都医塾では、生徒1人に13名の講師がチームとなって教鞭をとることが特徴です。

一般的な予備校では、各講師が担当教科の学力向上を目指すため、全教科でバランスが悪くなることが起こります。

京都医塾の講師陣は、生徒の学習状況を把握し、各教科のバランスを考えて指導方法を統一して授業を行います。

今、自分がどの教科をどれくらい勉強すれば良いかが明確になるため、合格に必要な教科をバランス良く学習することが出来るのです。

現役合格にも強い

京都医塾の現役生科では、高卒生科でも指導を行っている講師が授業を行います。

どの講師も最難関の医学部入試に対応できる各教科のエキスパートです。

また、京都医塾には、創立以来、生徒に寄り添い受験指導を続けており医学部専門予備校としてのノウハウが集積されています。

医学部のエキスパート講師陣と積み重ねてきたノウハウによって、多くの現役生が医学部合格を実現しています。

まとめ

前述のように、成績上位層の中学生は1日に多くの時間を勉強に費やしています。

医学部を志望するならば、大学入試の土台となる学習については時間をかけてでも中学生のうちに習得しておきたいところです。

一方で、中学校生活は部活がある中で「勉強する時間がない」と感じる人も多いのではないでしょうか。

そんな人におすすめなのが、現役合格にも強いことで有名な医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、医学部のエキスパート講師陣ときめ細かなサポートによって、これまでたくさんの受験生を医学部合格へ羽ばたかせてきた予備校です。

当塾にまかせて頂ければ、勉強に関するご相談はもちろんのこと中学生からの医学部対策についても専門の講師が丁寧に指導いたします。

本気で医学部を目指すなら京都医塾が最適です。

まずは、「一泊二日医学部合格診断」で学力分析やマンツーマンの授業に参加してみてください。

実際に講師や授業の様子、校舎の雰囲気も味わうことができます。

宿泊費や交通費は、すべて当塾が負担します。

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