受験生にとって、肩こりは集中力を奪う大敵です。
長時間机に向かうことで引き起こされる肩こりに悩まされている受験生は多いかと思います。
そこで今回の記事では、肩こりの主な原因とその対処法について解説します。
肩こりを解消するための姿勢やストレッチや方法なども紹介しますので「肩こりがひどくて勉強に集中できない…」という受験生におすすめの内容となっております。
ぜひ最後までご一読ください。
受験勉強の大敵「肩こり」
受験勉強をしていると、ついつい長時間前傾姿勢のまま…ということも少なくありません。
日々の勉強を一生懸命にするあまり、勉強中の姿勢に気を配ることを失念してしまうと、受験勉強の大敵である「肩こり」に悩まされることになります。
ズンっと両肩にのしかかるような感覚や鈍痛・疼痛に苛まれ勉強をしていてもなんとなく気になって集中できない、といった経験をしたことのある受験生も少なくないのではないでしょうか。
以下では、受験勉強と肩こりをテーマに原因から解消法までご紹介します。
肩こりの主な原因と解消法
「肩こり」と一言で言っても、その原因はさまざまです。
肩こりの根本的な原因を解消することなく一次的な解消法に頼ってしまっていては、いつまでも肩こりに悩まされてしまいます。
そこで、まずは肩こりの原因を知り自分の肩こりがどういった原因で発生・継続しているのかを分析しましょう。
そのうえで、対策と肩こり解消法を生活に取り入れ、状況の改善を図りましょう。
肩こりの原因
まずは、肩こりの原因から解説します。
肩こりの原因は主に以下の4つが挙げられます。
同じ姿勢を取り続けることによる筋肉の緊張
受験勉強ともっとも関連すると考えられる肩こりの原因は、「同じ姿勢を取り続けることによる筋肉の緊張」です。
首と肩の周辺には大小さまざまな筋肉があり、寝ている姿勢以外は常に頭や腕を支えて緊張状態にあります。
受験勉強などのように同じ姿勢を取り続ける時間が長く続くと、筋肉の緊張状態が筋肉を疲れさせ疲労物質がたまり、硬くなります。
この時点ではまだ「肩こり」ではありません。
この固くなった筋肉が血管を圧迫することで、血液の循環を悪くしてしまったり末梢神経を傷つけたりすることで肩こりやそれに伴う傷みを引き起こします。
血行不良
通常、血液はおよそ1分間のうちに私たちの身体中を巡回します。
血液は巡回しながら老廃物を体外に排出し、酸素などをはじめとする栄養素を全身に届けています。
しかし、この血流の流れが滞ってしまった場合、いわゆる「血行不良」になると身体にさまざまな負の変化が起こります。
その変化の1つが「肩こり」です。
筋肉に沿って流れている血液が滞ってしまうことで、筋肉に老廃物が蓄積します。
筋肉に十分な酸素や栄養が供給されないと筋肉に疲労がたまってしまい、筋肉がどんどんと硬くなり肩まわりの血管が圧迫され続けます。
この血行不良によって痛みや筋肉の緊張感などの肩こりの症状が引き起こされるのです。
眼精疲労
眼精疲労、すなわち目の疲労感も肩こりの原因の1つです。
目の神経と肩の神経に直接のつながりはありませんが、どちらも自律神経系の機能であるという共通点があります。
自律神経には、体を緊張させる交感神経とリラックスをさせる副交感神経があります。
この2つの自律神経のバランスがストレスなどによって崩れてしまうことで、目のピントを合わせる「毛様体筋」という筋肉に影響を与えます。
その結果、目の焦点が合いづらくなったことによる不快感が脳に影響を与え、その不快感から肩や首、背中などの筋肉を過度に緊張させてしまいます。
間接的な関連ではありますが、目の使い過ぎも肩こりに影響を与えます。
このことから、受験勉強のように長時間同じ姿勢で目を酷使する行動は、肩こりの発生を誘発しやすいと言えます。
運動不足
この章の冒頭で、肩こりの原因の1つとして血行不良があるとご紹介しました。
この血行不良を招くのが運動不足による筋肉量の低下です。
筋肉は、全身に血液を送るポンプのような役割を果たしています。
つまり、全身の筋肉量が減ってしまうことで血液の循環量の減少をもたらします。
その結果として、血液の循環の停滞すなわち血行不良を発生させ、肩こりの原因となります。
肩こりの主な解消法
次に、肩こりの解消に効果的な方法を5つご紹介します。
肩こりの原因と自分の生活に合わせ、取り入れやすい解消法を検討してください。
勉強時の姿勢を改善する
受験生の肩こり解消に最も効果的なのは、勉強時の姿勢の改善です。
正しい姿勢を保つことで肩や首の筋肉にかかる負担を軽減し、血液循環を改善します。
受験勉強をする際は、背筋を伸ばしたうえで肩は後ろに引いて胸を開くように心がけましょう。
また、机に対して肘が90度に曲がる形が理想的なポジションですので、それに合わせて座る位置や姿勢を調整しましょう。
また、頭を前に突き出す前傾姿勢ですと肩に負荷がかかってしまうため、首をまっすぐに保つように意識しましょう。
隙間時間にストレッチを取り入れる
定期的な休憩を挟んで、ストレッチを取り入れることで姿勢の改善・肩こりを予防/改善に役立ちます。
実際にストレッチを取り入れていただけるように、隙間時間に座ったままでできる肩こりを緩和するストレッチを紹介します。
まず、座った状態で背筋を伸ばし、両手を後ろで組んで胸を開くようにします。
このポーズを数秒間キープして、肩甲骨周りの筋肉を伸ばします。
次に、座ったまま右手を左肩に持っていき、左手で右ひじを押して、肩と背中の筋肉を伸ばします。
片側が終わったら、次は反対側でも同様に行いましょう。
また、座ったままで頭を左右に傾け、首と肩の筋肉をほぐすストレッチも有効です。
勉強の合間に簡単に取り入れられるうえに、肩こりの緩和に一定の効果が期待できますのでぜひ実践してみてください。
学習環境を見直す
姿勢改善が現状の環境で難しいと感じる場合、学習環境を抜本的に見直すことも重要です。
特に、ローテーブルやこたつのような低いテーブルで勉強している方は注意が必要です。
そもそもの環境として理想的な姿勢を取ることが難しい学習環境になっている可能性があるため、自室にデスク型のものを取り入れるか予備校の自習室のような勉強に注力した環境を用意することをおすすめします。
机やいすの高さが合っていない場合は、位置を調整して姿勢改善に努めましょう。
調整ではどうにもならないという場合には、思い切って買い替えも検討しましょう。
繰り返しになりますが、適切な高さの机といすを使うことで、正しい姿勢を保ちながら勉強することができ、肩こりの予防や軽減につながります。
マッサージや整体で施術を受ける
肩こりがあまりにもひどい場合には、マッサージや整体を受けるのも手段の1つです。
専門家によって患部を圧迫するなど、マッサージや整体を施術してもらうことで筋肉の緊張を和らげ血液循環を促進し、肩こりの改善につながります。
また、マッサージや整体を受けることで、ゆっくりとした時間を過ごすことができ心身ともにリフレッシュする効果も期待できます。
気持ちも体も整った状態で勉強に取り組むことで、学習効率や集中力を高める効果が期待できます。
湯船につかる
肩こりの原因の1つとして血行不良があることは本記事でも繰り返しお伝えしてきました。
湯船につかり、全身を温めることで血行を促進し筋肉の緊張を和らげることができます。
また、湯船にゆっくり浸かることで、リラックス効果が得られることから、眼精疲労の改善やストレス緩和による自律神経の正常化など、肩こりに関連する原因を緩和する効果も期待できます。
特に、温度がやや高めのお湯に浸かることで、血管が拡張し血流が改善されます。
普段はシャワーで済ませてしまっている…という方は、肩こりの日頃のケアとして湯船につかることを習慣化することをおすすめします。
集中できないほどのひどい肩こりは病院で相談を
ここまで、肩こりの原因やその解消法についてご紹介しました。
しかし、肩こりがあまりにもひどく集中力や学習に支障をきたしていると感じられる場合には、民間療法では解決が難しい可能性があります。
深刻な症状に悩んでいる場合は「肩こりぐらい…」などと思わずに病院へ相談することをおすすめします。
病院では、専門医による診察のうえで針や電気による治療や姿勢改善のリハビリテーションなどを受けることが可能です。
自分の健康を最優先に考え、症状改善に努めていただければと思います。
心身のサポートも万全! 医学部合格を目指すなら京都医塾
大学受験において、心身の健康は言うまでもなく非常に重要です。
無理をして体を壊してしまうと効率を悪化させますし、無理しないようにマイペースに進みすぎるとゴールにたどり着けない可能性があります。
大学受験では、適切な体調管理とペースメークが求められます。
しかし、わかっていても一人ではなかなか思うように受験生活を送ることができない、というお声をしばしば耳にします。
心身の健康と学習についてサポートの手厚い予備校があれば、目標達成への道をたどれるのに…と考えたことがある方も多いかと思います。
そこでおすすめなのが、医学部専門予備校「京都医塾」です。
京都医塾は、京都にある医学部専門予備校です。
これまでに多数の国公立大学医学部合格者を輩出する名門予備校で、生徒の心身の健康や学習ペースの管理に定評があります。
以下では、京都医塾について、より詳細にご紹介します。
合格までのプランニング&スケジューリングを個別に作成
医学部合格にあたって重要なのは、「いつまでに」「何を」「どれぐらいのレベルで」できるようになるか、という計画の立案にあります。
しかし、時間のない受験生やその保護者にとって、医学部合格に向けた情報収集、そしてそのロードマップの作成、日々のTo doへの落とし込みは極めて困難です。
京都医塾では、医学部受験のプロが生徒一人ひとりの成績・授業の様子・学習内容を踏まえたうえで、合格から逆算した学習プランとスケジュールを設定します。
予備校の強みである「情報力」も活かし、新課程入試をはじめとする最新の入試に対応した学習プランを構築するため、医学部合格に必要な学習を過不足なく・効率的に行うことができます。
週に1回のカウンセリングでは、スケジュールの進捗確認や成績状況の見直しなども行い、合格に必要なプラン・スケジュールのブラッシュアップを常に行っています。
医学部合格までの最短ルートをたどるために、プロによるプランニング・スケジューリングを活用できる環境を整えています。
個別カウンセリングを週1回実施! 健康面から精神面まで徹底的にサポート
京都医塾では、週に1回担任と生徒との一対一の個別カウンセリングを実施しています。
カウンセリングの内容はさまざまで、模試の結果や授業中の様子など、学習面のフォローはもちろん、暗記方法の伝授や、悩みの相談、そして健康に関する相談まで多岐にわたります。
医学部合格に向けての1年間、うまくいかない時に気持ちを素直に吐露できる環境は非常に貴重です。
悩みや困りごとを打ち明けてもらった際には、生徒の立場になって親身に話を聞いたうえで、医学部受験のプロとしての見解をお伝えします。
また、寮生活にあたっては正しい生活リズムで学習に臨めるよう、起床時の点呼をはじめとする生活リズムの管理を行っています。
1年間最後まで集中力を切らず走り抜ける生活習慣の定着を指導します。
精神面・健康面の二つを、どこよりもきめ細やかにサポートできるのが、京都医塾の強みの1つです。
実力の近い仲間と切磋琢磨できる!レベル別少人数集団授業
京都医塾では、医学部合格のために必要な授業をすべてご用意しています。
その1つが、「レベル別・少人数制の集団授業」です。
レベル別少人数集団授業では、教科別・レベル別にクラスを編成し、授業を行います。
個別指導の良い点は、自分のレベルに合わせ、徹底指導を受けられる点です。
一方で、個別指導授業のみでは、他の生徒がいない分、自分のレベルを客観的に知ることができません。
そこで京都医塾では、レベル別少人数集団授業と完全1対1の個人授業とを、ハイブリッドに受講することが可能です。
レベル別少人数集団授業では、実力の近い仲間と一緒に授業を受けることで、ライバルと切磋琢磨することが可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
大学受験は学力勝負であり、体力勝負でもあります。
長時間の学習に耐えるためには言うまでもなく心身の健康が重要です。
肩こりに限らず、日頃から健康管理に留意したうえで万全の体調で受験勉強に臨みましょう。
また、記事を読んで、京都医塾に興味をもった方も多いかと思います。
京都医塾の指導方針の概要はHP上でもご確認いただけますが、より詳細を知りたいという方は『一泊二日医学部合格診断』へのご参加をおすすめしています。
『一泊二日医学部合格診断』では、京都医塾の教育理念や指導方針を詳細にお伝えしたうえで、具体的な入塾説明や授業の体験、現状分析のための学力診断テストを行います。
学力診断テストを踏まえて分析結果報告の面談まで実施いたしますので、
「医学部を志しているけれど、どういった勉強法が合っているかがわからない」
「医学部受験にあたって個別のサポートをしてくれる予備校を探しているけれど、中々見つからない」
「そもそも、医学部を目指せるレベルなのかどうか知りたい」
など、医学部受験にあたってお悩みを抱えている方にとって、非常に有益な会となっております。
医学部受験のプロによる一流の授業や生徒一人ひとりの医学部合格プランを実際にご覧いただける機会となっておりますので、ぜひご参加ください。