受験生活において、勉強が辛いと感じている方は多くいます。
大学に受かるためには勉強に励まないといけないことは理解していても、興味がわかないことをやるのは苦痛をともないますので、無理からぬことです。
そこで今回の記事では、勉強が辛いと感じたときの対処法を解説していきましょう。
目次
勉強が辛い理由
まずは、そもそも勉強が辛いと感じる理由を見ていきましょう。
ここでは、勉強が辛いと感じてしまう要因を3点ピックアップして紹介します。
努力しているのに成績が上がらない
勉強が辛いと感じてしまう要因の1つ目は、努力しているのにもかかわらず成績が上がらないというものです。
人間には食事や睡眠などの生理的な欲求のほかにも、自分を高めたいとする自己実現の欲求も備わっています。
つまり、人間の本能の中には、自己成長をして、自分の力を向上させたいという欲求があるのです。
しかし、いくら努力しても結果が出ない場合は自己の成長が感じられないため、辛い思いをしてしまいます。
辛い状態が続くと勉強のモチベーションにも悪い影響が出てしまい、ますます勉強の結果が出にくくなってしまいます。
どこかで負のループを断ち切り、抜け出す必要があるでしょう。
やりたいことを我慢しなければならない
勉強が辛いと感じてしまう要因の2つ目は、やりたいことを我慢しなければならないというものです。
学校で勉強や部活に励んだ後や、アルバイトに精を出した後などは、自宅でくつろぎながら好きなことにふけりたいものです。
好きなゲームや最近配信されたばかりの映画、お気に入りのマンガなど、疲れを癒してくれる娯楽は、数をあげれば枚挙にいとまがありません。
こういった娯楽を制限して勉強をしなければならない状況に身を置けば、辛い思いをしてしまうのも無理もないでしょう。
親や先生からのプレッシャーを感じる
勉強が辛いと感じてしまう要因の3つ目は、親や先生からのプレッシャーを感じるというものです。
親や先生は、誰しも我が子や教え子に期待をかけてしまいます。
本人たちには悪気はありませんが、あまりにも大きな期待は受験生にとってはマイナスにしかなりません。
あまりにプレッシャーを感じてしまうと辛い状態が続き、精神的にまいってしまうでしょう。
勉強が辛いと感じたらやってみるべきこと
続いて、勉強が辛いと感じたらやってみるべきことを解説していきます。
有効な方法を多数取り上げて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
まずは自分が頑張れそうな目標から立てる
勉強が辛いと感じたときは、まずは自分が頑張れそうな目標から立ててみるのがおすすめです。
最初から大きな目標を立ててしまっては、モチベーションが続かず辛い思いをしてしまいますが、小さな目標に小分けをして勉強をすることで辛い状態を回避できます。
そして、最初の目標を立てる際のテクニックですが、
✓やりかたが明快で
✓現在の自分でも確実に実行ができて
✓絶対に失敗しないこと
の3要素を念頭に置いて選ぶのがおすすめです。
確実にクリアできる目標を立てることで、幸先のよいスタートが切れますから、その後の自信にもつながります。
勉強する環境を変えてみる
勉強する環境を変えてみるのも、辛い状況から抜け出すためのよい方法です。
自宅学習が中心の人は、図書館やカフェでの勉強に切り替えることで気分がリフレッシュして、辛い状況が軽減される可能性があります。
また、個人で学習している人は、勉強仲間を作って孤独感を感じないようにすることも、メンタルを整えるための一助となるはずです。
ご褒美を用意してみる
ご褒美を用意することは、勉強の辛い状態を脱するための有効な手段です。
たとえば、その日の学習ノルマを達成したらゲームを1時間したり、ケーキなどのスイーツを食べてみてはいかがでしょうか。
砂糖の入ったスイーツには、快楽物質のドーパミンを脳内に放出させる作用があります。
この作用を利用し、勉強をすることでドーパミンが貰えるということを脳に学習させることで、勉強が辛いと感じることが少なくなるはずです。
なお、ゲームに関してですが、対戦ゲームなどの友達と白熱してしまうゲームは、プレイ時間の延長につながるためあまりおすすめできません。
できれば、パズルゲームのような短時間、かつ一人でプレイできるタイプのゲームを選びましょう。
リフレッシュする時間を作る
勉強が辛いときは、思い切ってリフレッシュしてみるのもよいでしょう。
丸一日勉強を休み、穏やかな気分で休暇を楽しむことで、メンタル面のケアが期待できます。
このリフレッシュ休暇では、スマホを手放して過ごすのがおすすめです。
アメリカの研究では、スマホの使用時間が長い人ほど不安が大きくなったり、ストレスが回復しにくいというデータが出ています。
スマホを手放すのは抵抗があるかもしれませんが、より有意義なメンタルケアができますので、一度試してみてください。
志望校に行ってみる
志望校に行ってみることでも、勉強の辛い思いを緩和させることができます。
たとえば、オープンキャンパスなどでは学校の説明会のほか、校舎見学や先輩との座談会など色々な催しがあります。
これらの催しをとおして自分が志望校に通っている姿を思い浮かべれば、自然と辛さが和らぐはずです。
勉強が辛いと感じるのは自分だけ?勉強のメリットとは?
次に、勉強することのメリットについて見ていきましょう。
ここでは、勉強をすることで得られるメリットについて、3点取り上げて解説していきます。
みんな勉強を辛いと感じたことはある!
「勉強が辛いと感じているのは、ひょっとして自分だけ?」
周りの受験生が黙々と学習する様子を見て、このように思った方もいるはずです。
しかし、そんなことはありませんので、どうか不安にならないでください。
全ての人が、とは言いませんが多くの受験生が、あなたと同じ苦しみに耐えながら勉強を進めています。
今は辛いかも知れませんが、志望校への合格を果たせば、辛さを乗り越えたことが自信にもつながります。
少しずつでも構いませんので、やれる部分から取り組んでいきましょう。
勉強することはメリットだらけ
さて、先ほど予告したとおり、勉強することのメリットについても目を向けていきましょう。
大人になったとき職業ややりたいことの幅が広がる
きちんと学業を修めることは、大人になったときの職業選択ややりたいことの幅を広げることにつながります。
たとえば、大学に通い教員資格や医師の資格を取ることで、学校の先生や医者として活躍することができます。
また、年収についても学歴が影響してくるため、ライフプランを考えるうえでも勉強をしていた人の方が、やりたいことを実現できる可能性が高まるのは言うまでもありません。
基礎学力を身に着けることで発展的な学習もできる
勉強のメリットには、発展的な学習もできるといったものもあります。
一例として、15世紀に出版された能の理論書「風姿花伝」を引き合いに出しましょう。
風姿花伝は、室町時代の能の大家であった観阿弥が書いた書物です。
彼は、父から教えられた能の稽古の体系や芸能の美学などを、この一冊におさめました。
この本の内容を知ることで、観阿弥親子の持つ世界観や人生観など、哲学に類することも発展的に学ぶことができます。
さらに、室町時代に興味を持った人は、日本史の世界に学びの場を移すことができます。
古典文学への関心が湧いた人は、名作と名高い書物を次々と読破してもよいでしょう。
このように、勉強で知識を深めることにより、発展的な学習へとつなげていくことができるのです。
将来への不安が軽減される
勉強をすることのメリットには、将来の不安を軽減させるというものもあります。
一定レベルの学力があれば、就職や資格の取得など色々な場面で有利に働きます。
また、万が一人生でつまづいたときでも、自分ならもう一度やり直せるという自信にもなるはずです。
勉強を頑張っているあなたへ読んでほしい名言
勉強で辛いときには、自分を鼓舞し、奮い立たせるためのきっかけが欲しいところです。
そこで、こちらの項では、勉強を頑張っているあなたへ向けて、偉人の名言を紹介していきましょう。
やる気があるときなら、誰でもできる。本当の成功者はやる気がないときでもやる。
-マグロ―
フィル・マグローは、アメリカの有名なテレビ司会者です。
彼は心理学者からテレビの場に活躍を移してから、不断の努力をもって大成功をおさめました。
世界的な富裕層としても有名で、年間100億円以上もの報酬を受け取っています。
そんなマグロ―の言葉には、苦境においても諦めず、努力を貫くことの大切さがにじみ出ています。
一度も失敗をしたことがない人は、何も新しいことに挑戦したことがない人である。
-アインシュタイン
相対性理論で有名なアインシュタイン。
世界的な物理学者の彼ですが、実を言うと受験に失敗してしまった過去を持っています。
しかし、アインシュタインは、失敗は挑戦したことの証として肯定的に捉えています。
受験生の方々も、失敗を怖がらずポジティブな捉え方で勉強に励みましょう。
余談ですが、発明王エジソンは白熱電球を開発するまでに、5600回以上の失敗をしています。
しかし、彼もまた失敗を否定的に捉えず、再チャレンジを繰り返して成功にいたりました。
先人のチャレンジ精神を見習い、どんなことにも挑戦していきましょう。
勝者と敗者の違いはたいていの場合、やめないことである。
-ディズニー
ウォルト・ディズニーは、みなさんもご存知の大人気アニメ会社を設立した人です。
実は、彼もまた、成功するまでに多くの失敗を繰り返しています。
そんな彼の名言に込められた思いは、困難があっても最後まで進み続けることの大切でしょう。
受験生のみなさんも、辛いことがあっても何とか乗り越えて、ぜひ夢を実現させてください。
勉強が辛い学生のメンタルケアも充実した京都医塾!
長い人生の中でも、とても辛い時期となる受験シーズン。
そんな大変な時期を乗り切るために、様々な方法を紹介してきました。
どれもメンタルケアに非常に有効なテクニックですが、個人レベルではどうしてもケアをしきれないという人も多いのではないでしょうか。
そんな人におすすめなのが、充実したメンタルケアで有名な京都医塾です。
京都医塾では、創立以来これまで何人もの受験生を受け持ってきたからこそできる、メンタルサポートを行っています。
ここから先は、そんな京都医塾の取り組みについて紹介していきましょう。
受験生活を心身ともにサポート
京都医塾では、上級心理カウンセラーとJADP認定メンタル心理カウンセラーを配置して受験生のメンタルケアを行っています。
これら二つの資格は、心理学などを用いた心理療法で、カウンセリングを施す資格です。
この資格は、専用のカリキュラムを修了し、心理学や精神医学などの知識を備えることができた人だけが取得できるものですから、非常に品質の高い療法が受けられます。
受験にまつわる数々のお悩みにもしっかり対応できますので、きっと辛い時期でも乗り越えられるはずです。
もちろん、相談できる人間はカウンセラーだけではありません。
京都医塾では、70名以上も在籍している社員講師にも、進路面や生活面の相談が可能です。
生活リズムの徹底
京都医塾の特徴的な取り組みとして、早朝の点呼があります。
朝6時の起床後に行う活動ですが、これを行うことで一日の始まりをきちんと迎えることができます。
シャキッと目が覚めて朝からフルパワーで勉強に取り組めるとあって、受験生からも評判のよい取り組みです。
また、受験勉強で疲れた身体には、専属の整体師からマッサージが受けられます。
何時間も机に向かうことで硬直した筋肉をほぐしてもらえますから、安眠にもつながります。
このように京都医塾では、様々な支援をして受験生の生活リズムの改善に励んでいるのです。
専属の管理栄養士が監修栄養バランスがとれた食事
京都医塾で提供されるメニューは、専属の管理栄養士が監修をほどこしたものばかりです。
受験勉強はマラソンのように長期間にわたるものですので、体調の管理はとりわけ重要になりますが、京都医塾ではバランスに富んだ食事だけを受験生に提供していますから、健康面の心配もいりません。
身体の健康がきちんと保たれれば、心の健康にも自然とよい影響が出るでしょう。
まとめ
大学受験では、長い学習期間を戦い抜く必要があります。
志望校に合格するためとは言え、辛い時期を乗り越える必要がありますので、大変な苦痛をともないます。
受験生であれば誰もが通る道ですが、辛い状況が長続きしてしまうと精神的な限界がきてしまうでしょう。
そういった状況下で力強い存在となるのが、メンタル面のサポートに定評のある予備校、京都医塾です。
京都医塾では、専門の心理カウンセラーを配置して受験生のカウンセリングを実施し、支援を行っています。
高度な知識を持つカウンセラーが、複数の療法で対応してくれますので、受験にまつわる数々のお悩みもきっと解決できるはずです。
また、同塾では生活リズムの改善や食事面での支援も通じて、受験生の心身の健康を保てるよう努力しています。
健全なメンタルを維持した状態で勉強を進められますから、受験シーズンの辛い思いも大幅に緩和されるでしょう。
受験勉強が辛い、精神的な手厚いケアをして欲しいといった方には、メンタルサポートに定評のある予備校、京都医塾がおすすめです。
資料請求は電話やメールなどで受付中ですので、いつでもお気軽にお問い合わせください。