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二次試験の前日におすすめの過ごし方は?勉強のコツや避けた方が良いことを紹介

二次試験の前日におすすめの過ごし方は?勉強のコツや避けた方が良いことを紹介

2月下旬から3月中旬にかけて、日本各地の国公立大学で二次試験が行われます。

この記事を読んでいる受験生のなかには、二次試験を受験することになっている方もいるでしょう。

そこで本記事では、二次試験の前日におすすめの過ごし方を解説します。

二次試験前日の勉強のコツや避けた方が良いことも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

二次試験の前日は「普段通り」をベースに過ごすのがポイント

二次試験 前日

明日はいよいよ二次試験だと意識しすぎると、受験会場に到着する頃には気持ちが少し疲れてしまうことがあります。

二次試験の前日は「普段通り」をベースに、いつも通りの勉強・生活をして、リラックスするのが大切です。

ただし次の日はテストがあるので、早めの就寝や持ち物の準備など、少しだけ普段と違うこともあります。

いつもの生活リズムを基本に、二次試験前日だからこそすることを加えたり、必要に応じて睡眠と食事以外の何かを削ったりして、1日のスケジュールを調整してみてください。

二次試験の前日にしておくと良いこと

まずは、二次試験の前日にしておくと良いことを紹介します。

二次試験前日は普段の生活に、これから紹介する3つのポイントを組み込んでみましょう。

次の日の天気予報や受験会場までの道のり確認

二次試験の前日は、次の日の天気予報や受験会場までの道のりなどの情報を確認しておきましょう。

二次試験が行われる時期は、季節の変わり目で天気や気温が安定しにくく、試験当日の天気予報の確認はとても大切です。

また道に迷って時間ギリギリに到着したり、気持ちが落ち着かないまま試験が開始したりするのを防ぐため、会場までの道のりを確認しておくことも重要です。

マップアプリや乗換案内で調べるほか、会場が近所なら散歩がてら実際に現地まで行ってみるのも良いでしょう。

試験当日の流れを頭の中でシミュレーション

試験当日の流れを頭の中でシミュレーションするのも、二次試験の前日にしておくと良いことのひとつです。

1日の流れをある程度想像できていたら、当日に「次は何をするんだろう」と不安になったり、「降りる駅を間違えた」と焦ったりするのを防ぎやすくなります。

万が一に備え、忘れ物や電車の乗り間違いが発生したときのことを考えておくのもポイントです。

家を出発してから、会場到着・科目ごとの試験時間・昼食・試験終了・帰宅までの流れをよくイメージしておきましょう。

持ち物・服装チェック

二次試験の前日のうちに、受験票・筆記用具・腕時計といった必要な物を確認しておくことも大切です。

可能であれば寝る前に持ち物をバッグに詰め込み、二次試験当日はすぐに家を出られる状態にしておくことをおすすめします。

また二次試験が行われる時期は、地域によっては寒暖差が激しかったり、雪が残っていたりする可能性があります。

寒さで体調を崩すのを防ぐため、コート・マフラー・手袋・カイロなどもチェックしておきましょう。

二次試験の前日におすすめの勉強内容

二次試験 前日

二次試験前日、ギリギリまで勉強することは悪いことではありません。

自信や安心感に繋がりますし、前日に対策したことがテストに出題される可能性はあります。

ここでは、二次試験の前日のおすすめの勉強内容を4つ紹介します。

すべて実践するのが難しそうなときは、自分にとって重要そうなものから優先して取り組んでみてください。

要点や苦手科目の復習

二次試験の前日におすすめの勉強内容1つ目は、試験によく出題される項目や苦手な科目・分野の復習です。

気になる項目が多いときは、事前に「二次試験の前日に確認することリスト」を作成しておくとスムーズに復習を進められるでしょう。

今まで使ってきた参考書やノートを見返しながら、「ここまで頑張ってきたんだ」と自信を付けるのもおすすめです。

受験科目をまんべんなく確認

自信がある科目や、他の科目でカバーするからとあまり勉強していない科目でも、二次試験前日は受験科目をまんべんなく確認しておきましょう。

試験当日にどのような問題が出題されるかは、試験が始まるまで分かりません。

もしかすると自信がある科目があまり解けず、そこまで勉強していない科目でフォローすることになる可能性もあります。

試験が始まってから「勉強しておけばよかった」と焦りを感じにくくするため、二次試験前日の勉強では受験科目を網羅しておくと良いでしょう。

受験する学校の過去問を解く

二次試験の前日は受験校の過去問を解くのも良いでしょう。

気になる問題を何問かピックアップして解くのも良いですし、試験本番と同じ時間で最初から最後まで解いてみるのもおすすめです。

ただし、頭が混乱したり、思っていたより解けなくて自信を無くしたりするのを防ぐため、一度も解いたことのない過去問を使うのは避けましょう。

公式・単語・重要語句の暗記

二次試験前日はソワソワしてしまい、過去問の確認のような集中力が求められる勉強がしにくくなる場合があります。

あまり集中できないときは、手軽にできる公式・単語・重要語句の暗記に取り組むのもおすすめです。

ただし新しいことを覚えようとすると、今まで覚えてきた内容を忘れてしまう可能性があるため、すでに頭に入っていることを広く浅く確認すると良いでしょう。

二次試験前日の過ごし方

二次試験前日は、勉強の仕方だけでなく、食事や睡眠などの過ごし方でも意識しておいた方が良いことがあります。

ホテルに宿泊する場合のポイントも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

睡眠と食事をしっかり取る

翌日の試験本番に備え、ぐっすりと眠って体力を回復し、食事をしっかり取ってエネルギーを補給しておくことが大切です。

緊張して眠れなくても、部屋を暗くして横になり、目をつぶるだけでも体調を整えやすくなります。

夜遅くまでの勉強は控え、普段の睡眠時間を目安に休むことがおすすめです。

特別なメニューではなく、普段通りの食事を心掛けるのがポイントです。

「明日は受験だから」といつもと違う食事をすると、当日は胃もたれや食あたりで試験に集中できない可能性があります。

ホテルに宿泊する場合もなるべく自宅と同じように過ごす

受験会場が遠方にあり、ホテルに宿泊する場合は、なるべく自宅と同じように過ごすことを意識しましょう。

聞き慣れた音楽を聞いたり、普段使っている枕を持って行ったりして、自宅にいるような感覚でリラックスすることが大切です。

またホテルの客室は乾燥しやすいため、加湿器を借りられるか確認しておくと良いでしょう。

生活のリズムも、いつも通りの時間に食事・勉強・睡眠をすることを心掛けてみてください。

食事が付いていないプランで予約している場合は、近隣の飲食店も要チェックです。

二次試験の前日に避けた方が良いこと

二次試験 前日

落ち着いて二次試験当日を迎えるため、前日には避けた方が良いこともあります。

ここでは、二次試験の前日にはやらない方が良い行動を4つ紹介します。

新しい問題集や過去問を解き始める

二次試験前日の勉強で、新しい問題集や過去問を解き始めるのは避けることをおすすめします。

新しく覚えることが出てきて焦ったり、問題が解けなくて自信が揺らいだりして、本番に向けて高めていた集中力が低下する可能性があるためです。

二次試験の前日は使い慣れたテキストを使い、今まで解いた問題にもう一度取り組むようにしましょう。

難しい問題に取り組む

応用力を付け、少しでも多くの種類の問題に対応できるようにするため、二次試験前日でも難しい問題に取り組もうとする受験生もいるかもしれません。

しかし、二次試験の前の日に難しい問題に取り組むと、思うように問題が解けなくて自信を無くしたり、新しいことを覚えようとしてかえって混乱したりする可能性があります。

二次試験の前日は難問を解くのは避け、今まで勉強したことの復習に重点を置いた勉強を心掛けてみてください。

まったく勉強せずに遊ぶ

「前日に勉強しても何も覚えられないだろう」「二次試験前日だからこそリラックスしないと」と、まったく勉強せずに遊ぶのも避けた方が良いでしょう。

人間は一度覚えたことでも時間が経つと忘れてしまうため、自分では覚えたと思っていても、1日勉強せずにいたら忘れてしまう項目があるかもしれません。

試験が開始して、勉強したことは覚えているのに解き方を忘れた問題が出題されているのに気付き、昨日やっておけばと焦る可能性もあります。

少しでも後悔を減らせるよう、単語や公式の暗記だけでも良いので二次試験の前日も勉強しましょう。

自分の趣味や好きなことに没頭し過ぎる

リラックスするため、二次試験の前日に自分の趣味や好きなことで気分転換をするのは効果的です。

しかし没頭し過ぎると、勉強時間が減ったり睡眠時間が短くなったりして、二次試験に万全の体制で挑めなくなる可能性があります。

アニメの視聴やゲームなどは試験が終われば好きなだけできるので、二次試験の前日はセーブしておきましょう。

SNSで友人から送られる応援メッセージが気になるときは、「明日は本番なので確認・返信は明日にします」という投稿をしたり、プロフィール欄に一言書き加えたりすると良いでしょう。

本気で医学部合格を目指すなら京都医塾

国公立大学の多くは、大学入学共通テストの後、学校独自のテストを行う二次試験を実施しています。

医学部を目指す受験生のなかには、二次試験を受けることになる方もいるでしょう。

京都医塾は医学部の受験対策を専門としており、大学入学共通テストはもちろん、大学ごとの二次試験も対策することが可能です。

以下で、京都医塾の特徴を3つ紹介します。

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京都医塾では、勉強に集中できる環境を整えるだけでなく、生活面でのサポート体制も充実しています。

教務スタッフが常駐し、生徒の毎日の生活をしっかりと支える体制を整えています。

10名以上のスタッフを中心に、専門的な資格を持つ心理カウンセラーや整体師などが、生徒一人ひとりの心と体の健康をサポートします。

専属の社員整体師、上級心理カウンセラー、JADP認定メンタル心理カウンセラー®、心理士などの資格を持つスタッフが在籍しており、メンタル面でのケアを必要とする場合には、すぐに専門的なサポートを提供することが可能です。

学習面だけでなく、心身の健康も万全に支える体制が整っているため、安心して受験勉強に集中できる環境を提供しています。

個別授業×少人数制集団授業を組み合わせたカリキュラム

個別授業とレベル別少人数制集団授業を組み合わせたハイブリッド形式のカリキュラムは、生徒の進度や理解度に柔軟に対応できるよう設計されています。

「レベル別少人数制集団授業」では、科目ごとに生徒の学力に応じたクラス編成を行い、同じレベルの仲間とともに効率的に学ぶことができます。

また、個人授業では、苦手科目や理解不足の部分に重点的に取り組み、基礎から応用までしっかりとサポートします。

競争心を刺激する環境と個別フォローをバランス良く提供し、受験生一人ひとりが目標に向かって着実に前進できるよう支援しています。

受験勉強が捗る・生徒一人ひとり専用の「個人ブース」を設置

受験勉強では、集中して取り組める学習環境が合否を分ける重要な要素です。

京都医塾では、学習環境を重視し、生徒一人ひとりに専用の「個人ブース」を提供しています。

このブースは、自分専用の勉強部屋のように使うことができ、朝8時から退出時間まで自由に利用可能です。

個人ブースでは、教材や筆記用具などを毎回持ち運ぶ必要がないため、余計な手間を省き、学習に集中できる環境を整えています。

また、このブース内で個別授業を受けることもできるため、指導を受けたその場で復習に取り組むなど、効率的な学習が可能です。

さらに、利用料金は受講料金に含まれており、何時間利用しても追加料金が発生することはありません。

このような環境を活用することで、受験勉強に専念できることはもちろん、学習効率を大幅に向上させることができます。

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まとめ

二次試験 前日

二次試験前日にあえて特別なことをすると、かえって緊張感が増したり生活のリズムが崩れたりするため、基本的にはいつも通りの生活を心掛けることをおすすめします。

ただし、持ち物チェックや当日の流れのシミュレーションなど、二次試験に関わる準備はしておいた方が良いでしょう。

二次試験前日は早めに寝て、翌日の試験本番に備えることが大切です。

京都医塾は勉強面だけでなく、精神面でも受験生のサポートをする体制を整えている医学部専門の受験塾です。

生徒一人ひとりの個人ブースを用意するほか、心理士の資格を保有する社員講師が在籍しており、二次試験が終わるまで徹底的に受験生をサポートしています。

国公立大学の医学部の受験を考えている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。