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【東北大学医学部】偏差値や倍率は?入試情報や大学の特徴についても徹底解説!

【東北大学医学部】偏差値や倍率は?入試情報や大学の特徴についても徹底解説!

 

東北でも屈指の名門医学部と聞いて、東北大学医学部を思い浮かべる人は多いはずです。

同医学部の源流は、江戸時代にまでさかのぼりますが、その長い歴史の中で数々の医師を世に輩出してきました。

そんな名門医学部ですから、医師に憧れを持つ受験生からは人気の的となっています。

今回は、歴史と実力を兼ね備えた東北大学医学部の基本情報など、受験に役立つ情報をまとめました。

東北大学医学部の基本情報

最初に、東北大学医学部の基本情報について解説していきましょう。

こちらの項では、東北大学医学部のキャンパスの場所や在籍者数、入試要項についてまとめました。

キャンパスの場所

東北大学医学部は、宮城県仙台市に位置しています。

仙台市営バスで訪れる際は、JR仙台駅西口バスプール発(9番、10番のりば)で、「東北大学病院・八幡町経由」に乗り、「東北大学病院前」で下車してください。

到着までの時間はおよそ20分で、料金については190円です。

また、電車を利用する場合は、仙台市営地下鉄の南北線中央方面行きに乗車後、「北四番丁駅」で下車してください。

その後、北2出口から山形方面へ向かうと、ほどなくしてキャンバスが見えてくるでしょう。

駅からキャンバスまでの時間は、徒歩でおよそ15分です。

なお、東北大学医学部のキャンパス内を走行している「東北大学キャンパスバス」は、在学生と教職員の専用バスです。

一般人は利用できませんので、訪問の際は注意してください。

在籍者数

2022年5月1日時点における東北大学医学部の在籍者数は、男性が759名、女性が615名、総員1,329名となっています。

また、2023年度における同医学部の募集人員については、国が定める「経済財政運営と改革の基本方針2019」などにのっとって増員申請を行った結果、これが認められ前年度から11名増の116名となりました。

ただ、こちらの増員措置は、あくまで2023年度入試に限られたものとなっています。

受験生の方は、このチャンスを逃さず、必ずものにできるよう学業に励んでください。

入試要項

続いて、東北大学医学部の2023年度のおける入試要項についても見ていきましょう。

東北大学医学部には、一般選抜総合型選抜などの入試形式がありますが、2023年度の一般選抜は、一次試験が同年1月14日と15日にわたって実施され、二次試験は同年2月25日から26日にかけて行われる予定です。

試験当日には、「大学入学共通テスト受験票」の他にも、「東北大学受験票」が必要となりますので、忘れずに持参してください。

また、総合型選抜は、Ⅱ期とⅢ期の計2回行われます。

2023年度における同選抜枠のⅡ期は、10月14日から出願受付が始まり、11月5日に第一次選考が行われました。

第二次選考は、11月19日に実施され、個別学力検査、面接試験などで合否の判定がなされています。

早い時期から選考が始まるため、面接対策もそれに合わせて早期に練習を開始してください。

一方で、第Ⅲ期の出願受付は、1月19日から開始され、2月7日に第一次選考が開始されます。

そして、第二次選考が同月11日に行われ、最終合格の選定がなされる見込みです。

第Ⅲ期を受ける場合は、他の大学との入試時期が重なりますから、併願希望の人はスケジュール管理を徹底しておく必要があるでしょう。

東北大学医学部の入試難易度

次に、東北大学医学部の難易度についても見ていきましょう。

ここでは、東北大学医学部の難易度を、偏差値と倍率の二つの要素を用いて解説していきます。

偏差値

東北大学医学部の偏差値は65.0で、国公立大学医学部の中では平均的なものとなっています。

同レベルの医学部として名前があがるのは、名古屋大学神戸大学大阪公立大学など、いずれも地域を代表する名門医学部ばかりです。

もし、ワンランク上を目指すのであれば、偏差値67.5の横浜市立大学や千葉大学がよい候補となるのではないでしょうか。

倍率

偏差値を確認した後は、倍率についても把握しておきたいところです。

ここでは、東北大学医学部の入試倍率を、一覧表にしてまとめました。

▼東北大学医学部の入試データ
・2020年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期 3.2 77 252 209 79

・2021年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期  3.0 77 243 209 81

・2022年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期 3.0 77 242 212 81

東北大学医学部の入試倍率は、例年3倍前後で推移しています。

倍率が安定していることに加えて、2023年度では定員数が補強されたことで現在、追い風も吹いています。

東北大学医学部へ進学するにあたっては、大きなチャンスが到来していますので、勢いに乗って合格の切符を手に入れましょう。

東北大学医学部の特徴

次に東北大学医学部の特徴についても解説していきましょう。

「研究第一」の姿勢

東北大学医学部では「研究第一」の姿勢を、とても大切にしています。

ここでは、そんな東北大学医学部の取り組みを紹介していきましょう。

3年次には20週間の基礎医学修練

東北大学医学部では、3年次に基礎医学修練を実施しています。

基礎医学修練そのものは、他大学の医学部でも実施されていますが、東北大学医学部ではオリジナルの手法で実践しています。

たとえば、修練期間に費やされる時間配分です。

修練は20週間にわたって行われますが、期間中は月曜から金曜までフルタイムで行い、研究の進め方などを学びます。

また、配属分野については、学生の自主性を重んじて希望部署にできるだけ優先して配置し、成果発表の場も設けます。

成績優秀者には、奨学金によるサポートがあるのも特徴的です。

研究医養成プログラム

東北大学医学部では、研究医養成プログラムを導入し、将来の研究医の養成にも力を入れています。

このプログラムのもとでは、3年生までは「研究医動機付けサブプログラム」で研究医としての基礎的な知識を身につけ、4年次から始まる「MD-PhDコース」では、より実践的な知識を学んでいきます。

1年生の段階から研究医としての基礎が学べるとあって、研究医志望の学生からはとりわけ人気のカリキュラムです。

「実学尊重」の姿勢

東北大学医学部では、「実学尊重」の姿勢で学生の指導にあたっています。

ここでは、東北大学医学部の持つポリシーが反映されている取り組みを、3点ピックアップして紹介しましょう。

東北大学病院で高度な臨床実習

当然のことですが、病気の徴候のあらわれ方には個人差があります。

そのため、医師には患者の様子を常に観察し、少しの徴候も見逃さないスキルが必要とされます。

また、看護婦や薬剤師とのコミュニケーション能力も欠かせません。

病院のスタッフと連携して、少しでも高度な医療を患者へ届ける必要があります。

東北大学医学部では、それらの医師としての素養を、学生にしっかり身につけさせるため、高度な臨床実習をカリキュラムに組み込んでいます。

臨床実習は複数の診療科を渡り歩き進めていきますが、実習の最後に行われる共用試験をパスしないと次の段階には進めません。

一見、酷なようにも思えますが、東北大学医学部では学生を思いやっているからこそ、あえて厳しい態度で臨んでいます。

被災地域支援を含む地域医療を学べる

みなさんもご存知とおり、宮城県を含む多くの東北地域は、2011年3月11日の震災で多くの被害を受けました。

東北大学医学部では、震災の経験をもとに、被災地域へ高品質な医療を提供しています。

地域医療とともに被災地域への支援についても学べるのは、東北大学医学部ならではと言えるでしょう。

海外医療機関での臨床実習

東北大学医学部では、教育目標の一つとして「国際人としての能力」の練成を掲げています。

この目標を達成するため、同医学部では海外の様々な大学と留学制度をむすんでいます。

主な留学先は、アメリカやイギリス、タイ、ネパールなど多種多様です。

グローバルな視点で医学を学びたい人には、もってこいの環境でしょう。

最先端の医療が学べる充実した環境

東北大学医学部では、日進月歩する先進医療を研究するために、充実した環境を整えています。

とくに、ゲノム医療や再生医療の研究では、世界トップレベルの研究施設が設置されており、教員と学生による高度研究に大きな役目を果たしています。

また、自学自習に活用できるクリニカル・スキルラボは技術習得に欠かせない施設として、学生からは大変な評判です。

東北大学医学部の入試情報

東北大学医学部の入試情報についても確認しておきましょう。

ここでは、東北大学医学部の入試科目や配点、合格のボーダーなどについて解説していきます。

入試科目と配点

まずは、東北大学医学部の一般入試における科目と配点、そして総合型選抜の概要について説明していきましょう。

一般入試

一般入試は、共通テストで実施されます。

詳細については、下記表を参照してください。

▼東北大学医学部(前期日程)の入試科目・配点表

科目 国語 地理・歴史・公民 数学 理科 外国語 合計
配点 50 50 50 50 50 50

1次試験通過者には個別学力検査が課せられます。

この個別学力検査の入試科目と配点については、下記表のとおりとなっていますので参考としてください。

▼東北大学医学部、個別学力検査の入試科目・配点表

科目 数学 理科 外国語 面接試験 合計
配点 250 250 250 200 950

総合型選抜

前述のとおり、東北大学医学部の総合型選抜には、Ⅱ期とⅢ期の2種類があります。

Ⅱ期の試験では、英文の読解力日本語の表現力が、とくに重視して評価されます。

いずれも筆記試験により評価されますので、文章を読んだうえで自分の考えをまとめる力を磨いておいてください。

配点については、下記のとおりです。

▼東北大学医学部、総合型選抜Ⅱ期配点表

  筆記試験 出願書類 面接試験 合計
第一次選考 600 150 750
第二次選考 300※ 150 450

※第一次選考で実施した筆記試験の成績を適用

第二次選考では、面接試験が実施されますので、きちんと訓練を積んでおきましょう。

Ⅲ期では、第一次選考合格者にたいしてのみ、第二次選考が課されます。

ただし、第一次選考は、応募者が募集人員を大幅に上回るときにのみに行われる選考です。

例年実施されるとは限りませんので、その点については覚えておくとよいでしょう。

そして、第二次選考では、共通テストの結果と筆記試験、面接試験が課されます。

配点の内訳は下記表のとおりです。

▼東北大学医学部、総合型選抜Ⅲ期配点表

  国語 地理・歴史・公民 数学 理科 外国語 筆記試験 面接試験 合計
第二次選考 200 100 200 400 200 250 250 1,600

※国語、地理・歴史・公民、数学、理科、外国語は共通テストの結果を適用

Ⅲ期についても、面接対策を万全にして臨んでください。

合格のボーダーはどのくらい?

東北大学の合格のボーダー得点率は、2020年度が87%、2021年度が86%とほぼ横ばいでしたが、2022年度においては、81%という結果になっています。

若干の落ち込みを見せているものの、未だに8割以上の得点率が求められていますので、同医学部を目指している人は、日ごろの学習に積極的に取り組み、きちんと実力を磨いておきましょう。

東北大学医学部を目指すなら京都医塾

東北エリアを代表する医学部を持つ東北大学。

同大学医学部は大変な名門校ですから、合格のためにはハイレベルな学習を継続して行う必要があります。

また、総合型選抜で挑む場合には、入念な面接対策も必須です。

そのため、個人で学習を進めている人の中には、専門性のある施設で学習に励みたいと考えている人も、いるのではないでしょうか。

そんな人におすすめなのが、医学部受験に特化した予備校、「京都医塾」です。

京都医塾では、優秀な講師陣とカリキュラムで、多くの受験生を毎年合格へと導いています。

もちろん、東北大学医学部の合格実績もありますので、同医学部の受験を考えている人も安心してください。

生徒一人に13人の講師陣

京都医塾では生徒一人に対し、なんと13人もの講師が付き添いとなり、国語や数学など教科ごとに別れて学習をサポートしてくれます。

加えて、大学ごとの出題傾向にマッチした学習も個別でしてくれますから、ハイレベルな大学へ挑む場合でも心配いりません。

そして、メンタルケアについても充実しており、定期なカウンセリングを通じて、受験の悩みや生活面の相談を解決しています。

まずは一泊二日で医学部合格診断

京都医塾では、一泊二日医学部合格診断を実施しています。

このプログラムの目的は、入塾を考えている人に向けて、同塾を知ってもらうとともに学力や習熟度を分析し、合格までのプランニングをすることです。

この学力と習熟度の分析は、診断テストのみならず、マンツーマン授業で受験生のポテンシャルを見極めたり、習熟度を確認するなどして行われます。

多角的に精査して受験生の力を判定しますから、非常に確度の高い分析結果が期待できるでしょう。

もちろん、分析後は結果をもとに、講師からフィードバックも受けられます。

こちらのプログラムは、体験費用・交通費・宿泊費の全てが無料ですから、興味を抱いた方は気軽に問い合わせてみてください。

まとめ

東北大学医学部は、全国的に見ても歴史ある名門医学部です。

これまでに多数の名医を輩出し、社会に多大なる貢献をしてきました。

そんな名門校ですから、毎年たくさんの受験生が合格を目指して入試にチャレンジしています。

しかし、同大学の医学部は、全国的に見ても高い偏差値を要する大学です。

そのため、予備校などの専門施設で勉強を積むのが、合格への近道と言えます。

読者の方の中にも、予備校を利用して盤石の構えで受験に臨みたいと、考えている人もおられるはずです。

そういった人におすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾では、受験生一人につき13人の講師がサポートして、指導にあたっています。

受験生の長所と短所を徹底分析し、最後までリードしてくれますから、あなたの志望校への合格率もより確かなものになるはずです。

東北大学医学部への合格者も輩出していますから、同医学部を検討している人にもぴったりです。

東北大学医学部に合格したいと真剣に願っている人には、京都医塾がおすすめです。

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