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【鳥取大学医学部】難易度はどれくらい?偏差値や倍率などの入試情報や大学の特徴について徹底解説!

【鳥取大学医学部】難易度はどれくらい?偏差値や倍率などの入試情報や大学の特徴について徹底解説!

 

21世紀にふさわしい医療人の育成に注力している、鳥取大学医学部。

同医学部は設立からこれまでに、1,471名の医師と6,000名以上の看護師を輩出してきました。

そんな好実績を誇る鳥取大学医学部には、医師を切望するたくさんの受験生が入試にチャレンジしています。

そこで今回の記事では、鳥取大学医学部を志望している受験生に向けて、同医学部の入試情報や大学の特徴などについて徹底解説していきましょう。

鳥取大学医学部の基本情報

最初に、鳥取大学医学部の基本情報を見ていきましょう。

こちらの項では、鳥取大学医学部のキャンパスの場所とアクセス方法、医学部の定員数、加えて入試情報などをまとめました。

キャンパスの場所

鳥取大学医学部のキャンパスは、鳥取県米子市に位置しています。

最寄り駅の米子駅から徒歩で向かう場合は、市役所方向へと進んでください。

ほどなくしてキャンパスが見えてきます。

バスを利用する場合は、循環バス、または「日の出バス」を利用しましょう。

空港から移動する場合は、空港連絡バスに乗車し、市役所前で下りてください。

定員数

鳥取大学医学部医学科の2022年5月1日における在籍者数は、677名です。

前年度と比較すると、1名の増員が図られています。

また、同医学部では文部科学省に対し「緊急医師確保対策」にもとづく「特別養成枠」の増員を継続申請中でしたが、めでたく認可がおりたため入学定員が105名となりました。

入試情報

次に、鳥取大学医学部の入試情報についても見ていきましょう。

ここでは、一般選抜と学校推薦型選抜Ⅱの解説をしていきます。

一般選抜

鳥取大学医学部の一般選抜では、共通テストの点数をもとに合否の判定がなされます。

2023年度における共通テストの日程は、同年1月14日と15日に実施される予定です。

二次試験にあたる個別学力検査は、前期日程が2023年2月25日と26日に行われ、後期日程は同年3月12日に行われる見込みです。

学校推薦型選抜Ⅱ

鳥取大学医学部には学校推薦型選抜Ⅱという入試制度も設けられています。

この学校推薦型選抜Ⅱには、一般枠と地域枠、そして特別養成枠があります。

特別養成枠は、地域枠と同様、鳥取県の医療に貢献したいという若者を養成するための枠です。

出願対象者は、鳥取県に「鳥取県緊急医師確保対策奨学金の予約奨学生」の申請をしている人で、かつ高等学校を卒業している人となります。

奨学金を貸し付けてもらえるという特典がありますが、医師免許取得後は9年間、鳥取県内の医療機関に勤務する義務を負います。

ご自身のキャリア設計に大きくかかわる入試方法ですから、深く考えてから受験を決めましょう。

選抜については、2022年12月3日に選抜が行われ、さらに前述した共通テストの成績をもって合否の判定がなされる運びとなっています。

鳥取大学医学部の入試難易度

続いて、鳥取大学医学部の入試難易度についても見ていきます。

こちらの項では、鳥取大学医学部の偏差値と倍率を引き合いに出して、同医学部の入試の難易度の解説をしていきましょう。

偏差値

鳥取大学医学部の偏差値は62.5で、国公立大学の医学部の中では比較的入学しやすい難易度に属する数値です。

同じ偏差値の大学としては、佐賀大学や高知大学、琉球大学、鹿児島大学、岐阜大学、福島県立医科大学、旭川医科大学、浜松医科大学などがあげられます。

こちらの偏差値の医学部は、関東や関西といった都会地域よりも、どちらかというと地方の大学に分布しているのが特徴です。

上位の医学部としては、偏差値65.0の名古屋市立大学や筑波大学、信州大学などがあげられます。

倍率

偏差値とともに、倍率についても確認していきましょう。

ここでは、鳥取大学医学部で実施された試験のうち、2020年度から2022年度までの入試倍率を表にまとめました。

【医学科】2020年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期(一般枠+地域枠) 5.0 79 386 334 77

【医学科】2021年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期(一般枠+地域枠) 4.5 79 359 301 79

【医学科】2022年度

入試日程 倍率 募集人数 志願者数 受験者数 合格者数
前期(一般枠+地域枠) 2.6 79 214 167 83

鳥取大学医学部医学科の入試倍率は、低下傾向にあり、2022年度の試験では2020年度の5.0倍から2.6倍にまで減少しています。

さらに今年度では、定員数の増員が図られたことから、さらなる倍率の減少も考えられます。

とは言え、みなさんもご存じのとおり、医学部は数ある学部の中でも難関中の難関。

ちょっとした油断が命取りとなりかねませんので、日々の学習には手抜かりなく励んでください。

鳥取大学医学部の特徴

鳥取大学医学部を志す場合、同医学部がどのような特徴を持っているのかも押さえておきたいところです。

そこで、こちらの項では、鳥取大学医学部が持つ特徴の中でも、代表的なものを3点取り上げてまとめました。

国際交流も活発で提携校も豊富

日進月歩のスピードで進歩する現代医療を追い続けるためには、日本国内における教育や研究だけでは、どうしても対応することができません。

海外の医療機関や医学部と連携してはじめて、十分な医療教育を学生に施すことが可能となります。

そのことを強く意識している鳥取大学医学部では、毎年、夏季休業を利用して海外の大学と提携し、短期研修を行っています。

この取り組みには、医学部同窓会も積極的なサポートを行っていて、これまでに共同研究などの様々な研修が実施されてきました。

こちらの研修活動は、年を追うごとに活発化しており、2008年にはアメリカのバーモント大学で開催される、夏期および春期臨床研修プログラムに参加したり、2016年にはロシアの太平洋国立医科大学と極東連邦大学での研修も行っています。

基礎がしっかり身につくモデル・コア・カリキュラムを導入

鳥取大学医学部では、学生に基礎教育をしっかり身につけさせるため「モデル・コア・カリキュラム」を導入しています。

モデル・コア・カリキュラムとは、医学部生が学ぶべき学習内容の中でも「コア」となる部分を抽出したカリキュラムです。

従来の教育内容は、各大学の医学部の裁量に大きく委ねられてきましたが、教育内容を統一することで、より効率的な医師の育成を図れることから、現在では様々な医学部によって導入されています。

学生でも医療スタッフの一員として加わる参加型実習制度を導入

医学部のカリキュラムの中でも、目玉となるのが現場における臨床実習です。

多くの医学部生とって、実際に現場に出て医師や看護師との連携プレーを体験できることは、大きく成長するきっかけとなります。

鳥取大学医学部においても、学生の成長の機会を最大限に生かすために、参加型実習制度を導入しています。

参加型実習制度とは、学生が医療スタッフの一員として院内活動をし、実際の医療を担当指導医から学ぶ制度です。

こちらの制度を積極的に活用することにより、鳥取大学医学部では高度な人材を次々に輩出しています。

鳥取大学医学部の入試情報

次に、鳥取大学医学部の入試情報についても見ていきましょう。

ここでは、同医学部の入試科目や配点などを解説していきます。

入試科目と配点

まずは、入試科目と配点の説明から入りましょう。

共通テスト

鳥取大学医学部の一次試験では、共通テストの得点で合否判定を行っています。

2023年度における同テストの科目と配点は、下記表のとおりです。

【一般選抜・前期】

教科 英語 数学 国語 理科 地歴・公民 合計
配点 200 200 200 200 100 900

共通テストの配点は、地歴・公民が100点、それ以外は200点、合計で900点となっています。

医学科では、一般枠と地域枠の併願が可能ですが、合否判定は地域枠の方を優先して行われますので踏まえておいてください。

地域枠で合格にいたらなかった場合は、一般枠としての選抜対象として選ばれます。

また、受験上の注意点ですが、受験票は合格後の大学入学時の手続きにも必要となりますから、試験終了後も大切に保管してください。

二次試験

一次試験の通過者は、二次試験へと進みます。

二次試験における科目と配点は、下記表のとおりです。

【二次試験】

教科 英語 数学 理科 面接 合計
配点 200 200 200 100 700

二次試験は、英語と数学、理科に加えて面接試験が課されます。

面接では、医学へどれだけ関心があるかという点や、責任感や協調性をどれだけ有しているかなど、様々な面で評価がなされます。

よく聞かれる質問は、志望理由や医師を志す動機などですが、志望理由書との矛盾があった場合、印象が悪くなってしまいますので注意しましょう。

合格のボーダーラインは?

鳥取大学医学部の一般選抜におけるボーダー得点率は、2020年度と2021年度が83%2022年度が76%となっています。

同医学部の偏差値は、国公立大学の医学部としては低い部類に入るものの、さすが医学部だけあって8割近くの高い得点率が要求されます。

学習を進める際は一切手を抜かず、合格を勝ち取れるよう努力を惜しまないようにしましょう。

鳥取大学医学部を目指すなら京都医塾

上で掲載した倍率表にもあるとおり、鳥取大学では現在、後期試験を行っていません。

受験生のみなさまとしては、試験を受ける機会が減ってしまい残念なところですが、同医学部では定員数の増員を国に申請するなど、医学部生の確保には積極的です。

そのため、医学部受験に対して、より意欲的になっている人も多いのではないでしょうか。

そういった人におすすめなのが、医学部専門予備校の京都医塾です。

京都医塾は、優れた講師陣やオリジナルのカリキュラムを強みに、数々の受験生を医学部合格へと導いている予備校です。

ここから先は、そんな京都医塾の取り組みについて紹介していきましょう。

クラスの組み合わせは10,000通り以上

言うまでもありませんが、受験生の能力は個々人によってバラつきがあります。

英語が得意な人もいれば、物理に特化している人もいるでしょう。

そのため、京都医塾では、受験生一人ひとりの能力に合わせて10,000通り以上のクラス分けを行っています。

受験生それぞれの力に合わせたクラスで授業を行いますので、より効率的に勉強を学ぶことができます。

生徒一人に13人の講師陣がチームで指導

受験生を指導するにあたって、最も重要と言っても過言ではないのが講師陣の能力です。

京都医塾では、有名大学を卒業した受験のスペシャリストの講師を多数採用し、教鞭を取らせています。

そして、同塾では、そんな優秀な講師陣13名を受験生一人ひとりに割り当て、指導にあたらせます。

講師陣がチーム一丸となって、受験生を試験の当日まで支え続けますから、モチベーションが途切れることなく、最後まで走り切ることが可能です。

生活リズムの徹底した環境

人間が活発に活動するにあたって重要となるのが、正しい生活リズムです。

生活リズムが狂ってしまうと体調が崩れる原因となってしまい、勉強どころではなくなってしまうでしょう。

そのため、京都医塾では、受験生の生活リズムの徹底に特に気を使っています。

起床の時刻も就寝の時刻もきちんと取り決め、受験生の日々の生活を管理し、健全な状態をキープする手助けを行っています。

まとめ

設立から現在にいたるまでに、1,471名の医師と6,000名以上もの看護師を輩出してきた鳥取大学医学部。

全国的にも名門と知られる同医学部には、優秀な医師を目指している多くの受験生が、例年試験に臨みます。

京都医塾では、そういった高い志を持つ受験生を、徹底的にサポートする活動を行っています。

同塾が誇る優れた講師陣や、京都医塾ならではのオリジナルのカリキュラムのもとで学習に励めば、あなたの学力も飛躍的に向上し、合格の可能性が一段と高まることでしょう。

本気で鳥取大学医学部に受かりたい人には、医学部専門予備校の京都医塾がうってつけです。

資料請求や電話でのご相談は常時受付中ですので、お気軽にお問い合わせください。