最後の最後まであきらめない
兄が、中学高校と京都医塾に6年間通って、現役で医学部に合格したこともあり、先生と生徒の距離がとても近いと聞いていたので通塾し始めました。受験生活の中で私が学んだことは、『自分のできないところと正直に向き合うこと』と、『最後の最後まであきらめないこと』が何より大事だということです。とは言え、思うような結果が出ず心が折れてしまいそうになったことは何度もありました。模擬試験の度に、出来なかった科目が悔しくて講師室の先生の隣で、泣きながらお菓子を食べるのが私の日常でした。先生方が私の不安な心に寄り添い、励ましてくださったことは、今となれば良い思い出です。苦手科目に関しては、いたずらにそれだけを学習するのではなく、あくまでも全教科の総合点で合格を勝ち取る作戦を先生と一緒に立てました。先生方には教科間のバランスや学習ペースをプランニングしてもらい、自分でもひとつひとつ目標を設定しました。医学部合格のためには、自分のできること、できないことをよく自分で見極めて『考えて』勉強していくこと、そして結果がすぐに出ずとも、最後の最後まであきらめず粘り強く努力を続けることが大事だと思います。